記事一覧
スタンリーキューブリックという男
こんばんは。今回はスタンリー・キューブリックという映画監督について書いていきたいと思います!大好きです。はい。
なんとなくフィーリングで選んだ映画を観るフェーズから出ているキャストで観るようになり、次に訪れるのが監督で選ぶフェーズかと個人的には思います。量質転化という言葉って何にでもあてはまるような気がして、例えば洋服なんかもこれ買って失敗したなぁっていう経験からどんどん審美が判断できるようにな
ストーリオブマイライフとラファエロ
こんにちは。今回は公開中の映画「ストーリオブマイライフ/私の若草物語」について書いていきたいと思います。いやー久しぶりに映画館でみたんですけど、やっぱり終始集中できて最高です。家でストリーミング映画を観ると、劇中に登場する知らない単語や気になったことをすぐ調べてしまう癖があって、いいシーンを見逃しがちなんですよね。映画館という場所の偉大さを再認識いたしました。
で今回は、グレタ・ガーウィグ(発音
イーストウッドとヒロイズム
こんにちは。今回は映画監督クリントン・イーストウッドとヒロイズムの関係性について僕なりの考察をしていきたいと思います。あいかわらず作家主義を貫徹していますが、クリントンイーストウッドの作家性にはいつも敬服いたします。今回は彼のもつ作家としての2つのシグニチャーにフォーカスしていきたいと思います。
計画性のない撮影まず1つのシグニチャーとしてあげられるのが、「計画性のない撮影」です。現代を代表する
映画「君の名前で僕を読んで」考察
ほんとにいい映画って、当時の空気感とか思想みたいなのが、画面越しにつたわってくるものだと思うんですよ。ディテールがしっかりしているというか、でもその1つ1つの凝りにオーディエンスは気づかなくていいんだと思います。もちろん、それを映画批評の軸としている人(シンボリズム大好き人間)もいますが、、、。で、その空気感を緻密なまでに再現できた映画の1つが「君の名前で僕を読んで」なんです。去年一度見て、今年改
もっとみるTED「そうなるまでそう振る舞え!」
おそらく、NOTEをやっている人であればTEDTalkはご存知かと思います。世界中の幅広い人々が自身の知見をプレゼン方式でシェアしていくという番組です。今では、公式ホームページやユーチューブなどでも簡単にみることができます。
一時期TEDを貪るようにしてみていた私にとって、この話はとても印象的で今でも定期的に見返します。そして私はこの動画を見るまでは「虚勢」という言葉にネガティブなイメージしかな
カミュ「ペスト」考察
まず、この本について知ったきっかけは、NOTEのある記事を読んで。普段、一見さんお断りならぬ「一聞さんお断り」を貫いている僕にとって初見や初聞の情報に影響されることは少ない。しかし、このノートの記事を見渡すとみんな文才、説得力がありすぐに触発されてしまう。先日とある記事のなかでこの「ペスト」という小説が今の世の中を考える上で必読書になっていることをしり、すぐにキンドルで購入した。
まず、大まかな
「Midnight in Paris」考察
こんにちは。今回は僕が大学一年生の時から大大大好きなウッディアレン監督の稀に見る傑作(笑)「ミッドナイトインパリス」について考察をしていきたいなと思います。ちなみに考察するほどの映画でもないというのが正直な感想ですが、とにかくおもしろいです!まず、フランス文化が好きな人、スノッブの傾向にある人そしてとにかくウディアレンが好きな人、必見です。
内容は、1920年のパリに恋する懐古主義の男(オーウェ
映画「Taxi Driver」 考察
いきなりですが僕は映画は二種類にわけられると思います。何回も見る価値のある映画と、一度だけでいい映画です。これは、作品の優劣ではなくて、ただ純粋にもう腑に落ちたから観なくていいと思うからです。しばらくしてから、「そういえばあの映画の終わりってなんでこうなったの?あのシーンの意味は?」と考える余地のある映画は何回でも見るようにしてます。「Taxi Driver」はそんな映画の1つです。
軽く概要を
映画「The Dark Night 」考察
こんにちは。初めてノートに映画の考察というか考えを書いていきます。いままでインプットホリックだった私がこうしてアウトプットをし始めた理由はまた今度かきますね。
さて、今回は映画「The Dark Night」の考察を書いていきたいと思います。ちなみに書くことを主としていきたいので、冗長な無駄話やレトリックは渇愛させていただきます笑
映画を見るまえに、ざっと文脈おさらいするとThe Dark N