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「時間」について考えてみる

この世に絶対なんてないという文言をみることがあるが、1つだけ絶対的な存在がある。光の速さだ。大学生になり興味本位で調べた相対性理論は文系の私でも、なんというか、ロマンがあると思う。光の速さ以外は全て相対であるなら、時間や空間も真理もやはり相対なのだ。普段、日常生活を送っていて、常に一定だと感じる、時間や空間さえ変化すると聞くと、意味がわからなくなる。でも、このNOTEで文系人間がグーグルの受け売りで相対性理論を説明したところでなんの面白みもないと思うので、私なりに「時間」について考えようと思う。ちなみに、最近「時間は存在しない」カルロ・ロヴェッリ著をよんで、刺激をうけたので「時間」について書いてみる所存であります。


そもそも、テストを解き終わって何もすることがない虚無の時間と、友達とスマブラを楽しんでいる時間の速さが同じなはずないと思う。このように感覚的な意味では時間が変化するというのは理解できるのではないか。しかし、この感覚に反して物理的には逆のことがおこっているのですよ!わかりやすい例でいうと、アルバイトをしていて暇なときってすごーく時間が遅く感じますよね?一方、繁忙期で忙しくなるとあっという間にシフト時間がおわってたりする。実は相対性理論的な解釈をすれば、動いている人は動いてない人よりも時間が遅くすすむということなんです(ちなみに太っている人も)。だから、時間があっという間にすぎる感覚でも物理的には時間は遅くなっているはずです(ほんとに微々たるものですが)。私自身、こういった壮大なテーマを日常生活に置き換えれた時に脳からオキシトシンを発生する体質なので、ちょっと無理やりやってみます。

つまりこのことから、人生はローリングストーンであり続けることが大事なのではと感じました。この「ローリングストーン」は日本の「石の上にも三年」という言葉に真っ向から反対した言葉で、欧米ではこっちの方が主流ですね。要は、苔なんか生えるまえに転がる石になれということ。人生一度きり、どんどん生き急いでいくことで、その場から動かず同じような状況(コンフォートゾン)を抜け出せないひとに比べて、物理的に長い人生を享受することが可能になるんですよ。これすごい発見。生き急ぐからこそ生きながらえるという矛盾したことがおこるんですよね。なので、私もこれからせわしない人生を歩んでいこうと決心した今日このごろでした。

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