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TED「そうなるまでそう振る舞え!」

おそらく、NOTEをやっている人であればTEDTalkはご存知かと思います。世界中の幅広い人々が自身の知見をプレゼン方式でシェアしていくという番組です。今では、公式ホームページやユーチューブなどでも簡単にみることができます。

一時期TEDを貪るようにしてみていた私にとって、この話はとても印象的で今でも定期的に見返します。そして私はこの動画を見るまでは「虚勢」という言葉にネガティブなイメージしかなかったのですが、この動画をみた後は540度パースペクティブが変わりました。それがこちらの動画です。

このAmyさんはハーバード大学の社会心理学専門家で実際にこのスピーチについての本も出版しています。内容は、私たちが日常で不安や心配をしているときにはその感情が体にも現れるといった導入から始まります。自信がないひとは体を萎縮したり、逆に威圧感のある上司は常に腕をくんでいたりしている。これは内なる感情が外側の態度となって現れた結果ですが、Amy氏はこれが逆の作用にも働くのかどうかを実験しました。つまり、態度を変えることによって内側の感情がかわるかどうか?というものです。結果は、変えることが可能ということがわかりました。あるパワーポーズ(例えば、大きく腕を伸ばしてグリコのようなポーズ)をすることによって、頭から放出されるホルモンにより、不安や心配が軽減されるということがわかりました。

さて、この動画を見て、面接や大事なプレゼンの前ではトイレに入り思っ切りパワーポーズをするように習慣づけた私ですが、実用的な方法プラスでこの動画からもう1つ学ぶことができました。それは、そうなるまで、そう振る舞え!ということです。これは「fake it till you make it」の直訳なのでわかりづらいですが、ようは「虚勢」ですよ!今時でいうなら「プレテンダー」です!実はこれ、自分がなりたいと思っている人物像だったり、理想にひたすらモノマネしていくことで、最初はハリボテの虚勢でもそれをつづけていけば自ずと内面も変化していくことができるようになる裏技です。私も、大学時代は英語学習者として日々、奮闘していましたが、結局「過信」でも「虚栄」でもまず「俺、英語はなせるんだぜ?」っていうイキリが大事なんだと思います。ここで重要な点は心底から自分はできるとは思わず、できないけど態度にそれは出さないということです。本当に過信してしまったらそれ以上スキルアップに繋がらず、本末転倒ですからね笑 ちなみに私はこの方法によって、周りから少し英語ができるやつキャラを勝ち取り、最終的には交換留学を勝ち取ることができました。これは英語だけでなく、なりたいキャリア像や憧れの俳優への同一化などにも役にたつと思っています。

だからこれからは、まず第一歩として「プリテンダー」になってみてください。これは新しく環境が一新する4月から5月にかけておすすめですよ。それを三ヶ月以上続けることができれば内側からの変化に気づくと思います。それではまた、

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