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いつまで照れてんだ。 Creatorと名乗る気恥ずかしさを越えて。

いつまで照れてんだ。 Creatorと名乗る気恥ずかしさを越えて。

シャツはYAECAと決めている。

と書くと、なんだかこだわりが強そうだが、定食屋で毎回生姜焼き定食を頼むように、ものを購入する際に選択肢がありすぎると迷うし、いいなと思ったものは割とリピートするため、同じものを買ったり食べたりしている。

先日、YAECAのシャツを新調した。
結構いいお値段をするため、その場で一発では買うことはせず、「ちょっと一旦冷静になってみます」と言って店を去り、すこしブラ

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広告代理店時代。東京での7年間。

広告代理店時代。東京での7年間。

過去の資料を整理していたら、ふと東京での広告代理店時代についてまとめたシートがあったので、この機会に少し備忘録的に書いてみる。

2016年からの遠野時代を知ってくださってる方は多いが、その土台は間違いなく、東京時代に作られている。

たまたま見つけたシートがこちら(詳細は伏せてます)


過去は輝いて見えるし、無意識に肯定したくなる。

なので、筆を走らせる中で気持ちよくなって、「俺、いい感じ

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なんだかもう「地方創生」じゃない

なんだかもう「地方創生」じゃない

こんにちは。富川屋の富川です。

長い冬を越えて、岩手の山々もすっかり緑となり風景に色が戻ってきました。この春で東京から岩手県遠野市に移住して6年目となりました。「ローカルプロデューサー」歴も6年目です(名乗り始めたのは2年前)。

東京の広告会社をやめ、ローカルに拠点を移して久しいですが、最近思うことは「そろそろ地方創生じゃないよね」ということ。

どんな意味だろうと思われるかもしれませんが、2

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「たまたま」の受け取り方

「たまたま」の受け取り方

昨日はトークイベント にお声がけいただき、初めて紫波町日詰商店街へ。古い建物や商店があって渋くてめちゃいい商店街でした。

 
今回は「YOKOSAWA CAMPUS」にて「はじまりのはじめかた」というテーマをいただいていたので、「自分のオリジナリティを活かして新しいことにチャレンジする方法(自己啓発本みたい)」についてお話させていただきました。

よくトークイベントでお話すると、過去の幾つかの点

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28歳から33歳まで。独立2年前から独立後4年目(今)までの5年間の話。

28歳から33歳まで。独立2年前から独立後4年目(今)までの5年間の話。

先日、自ら事業をはじめたり、独立しようとしたりしている年下の友人たち(28歳、29歳)に、自分がどういうプロセスを踏んで独立し、その後を歩んできたのか話す機会がありました。

自分はいま33歳で独立4年目ですが、この4〜5年はポイントポイントでブログを書き、その時の心境などを綴っていたので、今回、節目のブログをご紹介しながら少し振り返ってみようと思います。

20代後半〜30前後は、これからの道に

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<終了>「地域文化プロデューサー」を1名募集します。遠野市地域おこし協力隊/(株)富川屋

<終了>「地域文化プロデューサー」を1名募集します。遠野市地域おこし協力隊/(株)富川屋

※こちらの応募は終了しています

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こんにちは。岩手県遠野市でローカルプロデューサーとして活動している、(株)富川屋 代表の富川岳(とみかわ がく)と申します。

この度、2020年度遠野市地域おこし協力隊として、(株)富川屋がパートナーとなり、ともに遠野で活動していただく「地域文化プロデューサー」を1名募集します。任期は3年。募集期間は6月15日〜7月20日まで。遠野への着任日(移住&活

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(株)富川屋の "オルタナティブ観光協会" としての在り方。

(株)富川屋の "オルタナティブ観光協会" としての在り方。

最近事業の整理をしていて、こういう図を書いた。

地域文化資源をテーマに活動することは大前提としてあり、
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【発信】地域文化資源 × クリエイティブ = 商品/コンテンツ
【体験】地域文化資源 × ガイド = ツーリズム
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と活動のベクトルを定め、地域文化資源の発展と継承に寄与する循環サイクルをまわしていくイメージだ。結果、地域文化資源に触れる人が増える。

【発信】は、これまで

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<オンライン開催となりました> 「考えて動かす学校」 第2期。5月から宮古市で開催します。

<オンライン開催となりました> 「考えて動かす学校」 第2期。5月から宮古市で開催します。



(4月9日追記)
※本講義は全てオンライン講義に切り替えて実施いたします

地域に自ら "考えて動かす" 人を増やす。プランニングとプロデュースのノウハウを学ぶ「考えて動かす学校」は、東京7年&ローカル4年の広告代理店出身/ローカルプロデューサーが実戦で培った経験をもとに再現性の高い企画と実行のノウハウをお伝えする学びの場です。

考えて動かす学校を始めた経緯はこちら

第2期は沿岸・宮古へ2

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「考えて動かす学校 法人向け」 はじめました。

「考えて動かす学校 法人向け」 はじめました。

東京7年・ローカル4年の、元広告代理店&現ローカルプロデューサーが実戦で培った経験をもとに、再現性の高い企画と実行のノウハウを伝え、地域に自ら "考えて動かす" ことのできる人材を増やす取り組み、「考えて動かす学校」。

2019年11月に開校し、全5回の講義を経て2020年2月には第1期生が卒業しました。

開校に至った経緯は過去の投稿【「考えて動かす学校」 を始めます。】をご覧いただくとして、

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「株式会社富川屋」 設立のお知らせ

「株式会社富川屋」 設立のお知らせ

2019年12月12日 "山の神の日"に「株式会社富川屋」を設立しました。

以下、設立の経緯や事業についてご紹介したいと思います。

●個人事業主のあゆみ2017年4月の起業から2年半。この期間、数えると独立後のプロジェクト・仕事は40以上にもなり、遠野を拠点に本当に多くの職種・分野のお仕事をさせていただきました。ご依頼いただいた方、ご協力いただいたパートナーのみなさま、本当にありがとうございま

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「考えて動かす学校」 を始めます。

「考えて動かす学校」 を始めます。

こんにちは。富川です。
今日は3つのお知らせがあります。

 「考えて動かす学校」を始めます。

見てもらう。知ってもらう。来てもらう。
手にとってもらう。印象を変えてもらう。ファンになってもらう。

プロジェクトや事業の中で、人に何かを伝え、その行動を変化させたいとき、そこには方法があります。

『考えて動かす学校』は、それを学びたい人のために
課題に対する「考え方」と、プロジェクトの「動かし方

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「プロデューサー」って何してるの?遠野まつり、張山しし踊りグッズを例にご紹介します。

「プロデューサー」って何してるの?遠野まつり、張山しし踊りグッズを例にご紹介します。

「プロデューサー」という肩書きを名乗ってから前職時代も含めるともう10年のキャリアになってきました。

最近では、より地域にコミットしたいのと、地域におけるプロデュース術(人間関係づくり〜実施)の経験を積んできたので「ローカルプロデューサー」と名乗っています。

一緒に仕事をさせてもらった方々には仕事やプロジェクトの中で、プロデューサーとして富川がどんな動きをしているか理解していただいているかと思

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ローカルプロダクション富川屋の仕事

ローカルプロダクション富川屋の仕事

先日発表されましたが、岩手ADC(アートディレクターズクラブ)が主催する2018年度のコンペティションにて、富川がプロデュースしたデザインが230点の頂点・グランプリを受賞することができました。

ADC自体は全国的な組織で、アートディレクターやデザイナーの技術向上やネットワーク構築のためにできたものであるので、あくまで受賞の対象者はデザイナーさんたちであり、自分が受賞したわけではありませんが、プ

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歌え、10代。

歌え、10代。

(追記)以下完成した2018年の『遠野の里の物語』のメイキング映像です。ぜひご覧くださいませ。

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(本文)

10月20日、1年間関わってきたプロジェクトの本番がありました。

遠野小学校 全校表現活動「遠野の里の物語」。今年で37年目の活動で、音楽、体育、国語が1時間の演劇の中でぎゅぎゅっと凝縮されたものです。

ちょうど1年前、地域の方に誘っていただき何気なく観に行ったのですが、そ

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