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カウンセラー整体師の【日々雑感】

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公認心理師で整体師の渕脇たけしが、日々、つらつらと考えていることを、思いのままに書いています。自分の思考を整理するために。
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#人生

豊かな人生って、どんな人生?

Twitterの情報は玉成混交。
気分が悪くなるような醜悪なツイートも多いけれど、
「ああ、そうだよね」っていう、目から鱗が落ちるようなツイートに出会えるのもまた、Twitterの良いところかな。

どうせなら、良いところばかりを見ていたい。
それは不可能だとしても、少なくとも、自分の記憶にとどめておくのは、良い情報だけにしたいものだ。

今日は、「時間貴族」という言葉が目に留まった。
お金がある

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幸せに向かって歩こう

幸せに向かって歩こう

自分が過去にうつ病を患って苦しんだ経験があるからか、これまでは苦しい思いをしている人のお役に立ちたいと思ってきた。

でも、一方で、予防が大切なんだよと思う。
そういう苦しい状態に陥ることを防ぐことが。

苦しい状態に陥ることを防ごうとすると、どうしても苦しい状態へと意識が行ってしまう。
苦しくならないようにしようとすると、苦しいほうへ意識が行く。
これは、人間の脳の構造上仕方がないこと。

でも

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心のエネルギーは無限大

心のエネルギーは無限大

心というのはエネルギーの塊。
「快」を求めて突き進む。
「不快」を避けて逃げ出す。
実に単純な構造をしている。

頭はブレーキとハンドル。
心が暴走しないように。
社会生活を円滑に進めるように。
心のエネルギーを制御する。

ブレーキを踏みすぎると、
不快の方へハンドルを切ると、
心が抑圧されて壊れてしまう。

僕たちは、
嫌なことでもできるようになるようにと教育される。
やりたいことを我慢できる

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光陰矢の如し。時間を大切に。

光陰矢の如し。時間を大切に。

今日は7月1日。
今年ももう、半年が過ぎてしまった。
本当に、時がたつのは早いものだ。
この歳(57歳)になると、ますますそう感じる。
この調子では、一生なんてあっという間に終わってしまうと感じる。

そんなわけだから、やりたいことは今のうちにやっておくほうがいい。
と、最近つくづく思う。
若いころは、時間なんてたっぷりとあると思っていたから、やりたいと思ったこともやらずに過ごしてきた。
今になっ

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生きているだけでエライ!

生きているだけでエライ!

僕がうつ病で参っていた時に、よく考えたこと。
そもそも、生きて行くって大変なこと。
野生動物だって、命がけで獲物を捕る。
食うか食われるかの世界で生きている。

状況は違えど、現代人だって色々大変だ。
仕事をしなければ生きていけない。
生きて行くだけで、大変なことは沢山ある。
だから僕は、生きているだけでエライなって思う。
もうそれだけで、自分にOKを出してもいいんだって。

みんな頑張って生きて

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子育ては難しい

子育ては難しい

いま、絶賛子育て中である。
僕は57年生きてきたから、人生の酸いも甘いも知っている(つもり)であるが、子どもたちはその手前にいるのだから、知らないことも沢山ある。
親である僕が、ちょっと言ったくらいですぐに納得するということはない。

僕だって、ようやくこの歳になってわかったことが沢山あるわけでだか、それは仕方がないことなのだ。

それでも、もどかしい思いがある。
それが、親心というものなのだろう

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カウンセリングって何をするの?

カウンセリングって何をするの?

よく質問を受けるので、ここに書いておきたいと思います。
カウンセリングってそもそもなに?
ということです。

カウンセリングと一口に言っても、やり方はいろいろありますので、細かい手法については言及しません。

クライアントは悩みを抱えています。
頭の中が混乱しています。

カウンセラーに悩み事を打ち明けると何が起こるかというと。

まず、他人に説明をしなければいけないので、自分の悩みや心情を言語化

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成長するには時間がかかる

成長するには時間がかかる

木々の成長と同じように、人間の成長にも時間がかかる。

木の成長は目に見えない。
いつもいつも、同じようにそこにあるように見えるけれど、30年前の写真などと見比べてみると、大きく成長していることがわかる。

人間の成長も同じ。
全く変化が無いように見えて、10年前とは明らかに違う。

子どもの成長は早いので、その違いを認識しやすいけれど、年齢が上がるにつれて、認識が難しくなる。
しかし、人は確実に

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人は誰でも恥ずかしい失敗を経験する

人は誰でも恥ずかしい失敗を経験する

57歳になって、ふと人生を振り返ってみると、ずいぶんと恥ずかしいミスを沢山してきたなあって思う。
心に傷かあるというか、後悔があるというか。

しかし、そういう恥ずかしいミスや、自分の未熟さを思い知らされた経験があるからこそ、人間は少しずつ成長していくんだなあ、とも思う。

失敗を戒めにして、次からはこういうことはやめよう、と思う。
それが成長するということなんだよね。

経験をすることは悪いこと

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友達は無理に作らなくていい

友達は無理に作らなくていい

僕はいま57歳で、この歳になると、さすがに「友達は沢山いる方が良い」などと考えることはなくなった。

それに、人生振り返ってみても、ある時期とても仲良くしていた友人とも、もう何年も会っていなかったりする。

しかし、何年も会っていないからと言って、その人たちが友達ではなくなったのかというと、そうでもない。
今でも大切な友達だと思っているし、久しぶりに会えば、当時の関係性がすぐに戻ってくるのはわかっ

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いつも晴れの日ばかりじゃない

いつも晴れの日ばかりじゃない

今日は雨が降っている。
これからの季節は、こういう天気が多くなる。
いつもいつも、晴れの日ばかりじゃない。

だけど、雨物降らないと困る。
適度に降らないと、地球全体が干からびる。
水は命を育む。

人生も同じ。
いつもいつも、絶好調というわけにはいかない。
失敗することも、良くないことが起こることもある。
ケガをしたり、病気になることもある。

人として育つには、そういうときが必要なんだ。
苦し

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「楽」と「楽しい」は違う。でも、良い人生には両方必要だと思う。

「楽」と「楽しい」は違う。でも、良い人生には両方必要だと思う。

僕は若いころ、トライアスロンというスポーツにはまっていた時期があった。
トライアスロンは、水泳、自転車、ランニングの3種目を連続して行い、そのタイムを競う競技。
別名「鉄人レース」と言われていた。

正直言って、苦しい、辛い。
なんでそんな競技にはまったのかというと、その苦しさが癖になったからだ。
なぜか知らないけれど、苦しくなってくると、同時に高揚感も出てくる。
ひーひー、ぜーぜー言いながら、自

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人生は流れている

人生は流れている

人生って、一か所に留まっていることはないんだな、とふと思う。
なんとなく、ずーっと同じところに留まっているように見えて、実は刻々と変化している。
その変化があまりにもゆっくりなので、変化していることを実感することが難しいだけで、常に同じところにいるということはない。

人はどんどん歳を重ねていく。
自分も、そしてまわりの人たちも。
それによって、状況が変わっていく。
社会情勢も、どんどん変化してい

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視野を広く持つ

視野を広く持つ

うつ病になっている時というのは、とかく視野が狭くなっている。
ものすごく狭いところに追い込まれたような気分になるものだ。

でも、現実的には、私たちは自由な国に生きている。
そのことを忘れないでほしい。

世の中には、本当にいろいろな人生を歩いている人がいる。
100人いれば100通りの人生がある。

もっと視野を広げよう。
ああ、こんな生き方があるのか。
これでもいいのか。
そんな考え方があった

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