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生前葬儀アドバイザーが語る葬儀・終活情報発信

今までの葬儀業界経験、実際のご遺族や相談者からのお話を元に葬儀業界・終活についての情報を発信。 業界経験者だからこそ、伝えることができる「葬儀・終活」について定期的に発信いたしま…
【葬儀業界や終活についての移り変わりや情報などを発信して参ります。】 情報は葬儀・仏事の分野と言え…
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#終活

コロナ禍における葬儀業界のトレンド:1話

コロナ禍における葬儀業界のトレンド:1話

コロナ禍は多くの業界に影響を与えていることは、間違い有りませんが「日常生活の中で馴染みのない葬儀業界」にも大きな影響を与えております。

コロナ禍以前の葬儀文化はもう戻らない可能性が高いと感じております。

コロナ禍は葬儀の小型化を加速させる従来より「葬儀の小型化」が進んでいる課題が葬儀業界にはありました。

30年以上前、駅前立地に巨大な葬儀会館を建設し、運営を行うことが主流であり、葬儀社のプラ

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結局どうすれば葬儀費用が安くなる?

結局どうすれば葬儀費用が安くなる?

葬儀費用は安いことに越したことはない。と言われますが、ただ安いだけで良いものなのかどうかは正直わかりません。

当社では葬儀や終活に関する情報を発信しております。

人によって価値観が違う以上「正しい葬儀費用はわかりません」

しかし、私は葬儀会社の特徴を伝え、本当に必要、不要を確認して、葬儀のお金を無駄に掛けない提案をすることは可能です。

葬儀費用を抑えるためには、自分が身内の葬儀をどのように

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仏教の「八宗」とは

仏教の「八宗」とは

皆様は「八宗」という言葉を聞いたことがございますか?おそらくほとんどの方は聞いたことがないのではないでしょうか?
この八宗という言葉は日本の代表的な仏教の宗派を指す言葉であり「天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗本願寺派・真宗大谷派・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗」のことを言います。
日本の代表的な宗派のため、これらの宗派に所属をされている方は数多くいらっしゃいます。
実はこの八宗は東京都内でお葬式を行う際に

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葬儀社の仕組み「葬儀社のポータルサイト」

葬儀社の仕組み「葬儀社のポータルサイト」

葬儀社のポータルサイト?世の中には「葬儀社のポータルサイト」が存在することをご存知でしょうか?ホームページ検索の上位に掲載される広告のリンクや「葬儀」「お葬式」などのキーワードで必ず上位に掲載されているのが、これにあたります。葬儀社の情報はポータルサイトにまとめられる時代になりました。

なぜポータルサイトが必要だったのか?言うまでもないが、インターネットでの情報収集が当たり前の世の中になっている

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葬儀を行う会場の変化

葬儀を行う会場の変化

お葬式を行う「会場」はここ約20年の間に大きく変化をし、今では全体の8割以上が「葬儀会館」でお葬式を行う時代になりました。
従来の自宅、集会所、お寺などの宗教施設でのお葬式はごく稀という状態に現状ではなっています。

ここまで「葬儀会館」が増えた理由まず利用してみると、利用者にとって「従来よりはるかに便利」であったこと。
従来は自宅や集会所などを地域で片付けてから「設営を行わなければならない」

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葬儀社の仕組み「専門葬儀社①」

葬儀社の仕組み「専門葬儀社①」

葬儀社の「種類」専門葬儀社世の中の葬儀社の種類は大抵「冠婚葬祭互助会」「専門葬儀社」に分けられる。その他、JA関係やポータルサイト運営形もあるが、ほとんどの形態は上記2つです。
今回は専門葬儀社について記載をさせて頂きたいと思います。

言葉の通り「葬儀を専門に扱う法人」であり、株式会社などが「葬儀を事業」として受注・施行を行っており、純粋な葬儀専門会社となります。
歴史は古く、各地域で100年近

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地域で違う「お墓じまいの費用」

地域で違う「お墓じまいの費用」

高齢者が増える=死亡人口が増える=相続・お墓・葬儀に関する相談が増えるという将来は既に見えています。
これらは既に起こり始めておりますが、今回は「お墓じまい」についてです。

ご先祖の「お墓じまい」は今後大きな問題になります。
人口が減り、子どもの人数が減り、かつ田舎から都会に生活拠点が移っている現状のため、ご先祖のお墓を守る後継者がいない問題が発生しています。

後継者がいないお墓は「お墓じまい

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お寺様のお布施はどのくらい準備する?

お寺様のお布施はどのくらい準備する?

家族の方でお寺様と日常的にお付き合いのある方は
いらっしゃいますか?普段、宗教者(お寺の住職など)とお付き合いのある方は本当に少なくなりました。先日ある大手企業にて登壇させて頂き、参加者の方に半年に一度でもお寺様と接点があるかどうかを確認したところ、約40人中2人のみ挙手がございました。
※お二人とも推定年齢50歳前後の方でした。

現在、日常生活でほぼ交流がない宗教者に対し、お葬式が発生して時だ

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葬儀社の仕組み「冠婚葬祭互助会」①

葬儀社の仕組み「冠婚葬祭互助会」①

「冠婚葬祭互助会」という組織をご存知でしょうか?
日本がまだ高度経済成長の流れに乗る前の時代に、

「結婚式やお葬式で多くの費用が必要な場合を想定し、地域のコミュニティで積み立てを行い地域で結婚式やお葬式が発生した場合、相互扶助の精神で使用しよう」

色々解釈や諸説あると言われますが、大方この意味合いが互助会の始まりです。

都道府県で大きな互助会組織を含め平均2〜3つ程度は互助会組織があります。

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葬儀社には「属性」があります⑴

葬儀社には「属性」があります⑴

葬儀社と聞いて、皆様はどこか思い浮かぶ会社はございますか?
日常生活の中で、意識をすることのない業種なのかもしれませんが、

人は「生がある以上、必ず死があります」自分自身でなくても、お身内の葬儀をいずれ出すことになります。その時が来た際、

「どのようなシステム・料金体系を全く知らずに葬儀社に依頼するのは少し勇気がいりませんか?」今回、葬儀社の「属性・特徴」をお伝えしていきたいと思います。

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葬儀や仏事で後悔・損をしないようにするには

葬儀や仏事で後悔・損をしないようにするには

週刊誌などでよく「葬儀トラブル」の話はよく出ていますが、皆さんはトラブルを回避したいでしょうか?
恐らく誰もが回避をしたいと答えるはずです。

偉そうなことをお伝えしていますが、私は
「身内の葬儀で後悔をしております」
元々葬儀会社の現場社員なのにです。だからこそ、お伝えしたいことがある。まずは損や後悔をしないようにする為の「考え方」についてお話させて頂きます。

そもそもなぜ後悔する人がいるのか

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葬儀業界の「事情」を知る:その1

葬儀業界の「事情」を知る:その1

事前に葬儀や仏事を知ることが出来れば、その対策と費用抑制が出来ます。
「逆に知らないものは攻略できない。これは今も昔も変わりません」

インターネットでの情報収拾が当たり前の時代となり、葬儀の情報を簡単に収拾できるイメージがあるのですが、実は葬儀について「包括的に記載している情報はそこまで多くはない」のが現状です。
実はこの業界特有の「事情」によりこの背景が存在します。そのひとつが、

葬儀・仏事についての知識・対策を発信する

葬儀・仏事についての知識・対策を発信する

終活という言葉が生まれてから実は10年以上が経過をしています。
最近では「徹子の部屋」などで終活や今までの人生のカミングアウトをする芸能人が増え「自分自身の人生の集大成を語る世の中」になったきたのではないかと感じています。

確かに人生の集大成を考える終活は本当に大事です。
しかし「本当に行う理由」がないと行動まで至ることはできないと思います。相続や事前お葬式・認知症対策・お墓・家の片付けなどがな

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