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お葬式を行う「会場」はここ約20年の間に大きく変化をし、今では全体の8割以上が「葬儀会館」でお葬式を行う時代になりました。
従来の自宅、集会所、お寺などの宗教施設でのお葬式はごく稀という状態に現状ではなっています。

ここまで「葬儀会館」が増えた理由

まず利用してみると、利用者にとって「従来よりはるかに便利」であったこと。
従来は自宅や集会所などを地域で片付けてから「設営を行わなければならない」
しかし、最初から葬儀利用を想定している施設なので、その必要がない。
葬儀社にとっても最初からそのような施設であれば、すぐに準備ができる。自社の葬儀会館であれば尚更融通が効く。

2つ目に「地域の人の手を借りずに葬儀を行うことができるようになった」
遺族が近隣住民に対して、葬儀の手伝いをさせて申し訳ないという気遣いをしなくてもよくなり、
葬儀社スタッフ、葬儀社の手配する協力会社が居れば、葬儀準備が完結するようになった。
時代が変わる中での親戚、近隣、宗教者との付き合いの希薄化も、更に葬儀社や葬儀会館を頼る理由になっている。だからこそ、葬儀社の真価を試される時代であるとも言える。

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葬儀会館は家族葬に適した施設?

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