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お寺様のお布施はどのくらい準備する?

家族の方でお寺様と日常的にお付き合いのある方は
いらっしゃいますか?

普段、宗教者(お寺の住職など)とお付き合いのある方は本当に少なくなりました。

先日ある大手企業にて登壇させて頂き、参加者の方に半年に一度でもお寺様と接点があるかどうかを確認したところ、約40人中2人のみ挙手がございました。
※お二人とも推定年齢50歳前後の方でした。

現在、日常生活でほぼ交流がない宗教者に対し、お葬式が発生して時だけ宗教者を呼び、お布施が発生する。

元々お布施は宗教者が亡くなった方が仏様となるべく、お経や名前(戒名・法名など)を付け、弔うための対価としてのものですが、この意味を理解している人は少ないのが現状です。

一昔前は定期的に月参りなど、宗教者と繋がりが定期的にあり、親近感や近所やお寺との地域コミュニティもあったため、お葬式の時に「お布施としての対価が発生することに抵抗がありませんでした」

しかし現在は「普段ほとんど会うことのない」宗教者が
葬儀で突然現れ、お布施を請求するようなイメージに
なってしまった。

お布施は決して安いものではありません。

皆様も普段接点がない人にいきなり何十万円も必要と言われたら、抵抗があると思います。だからこそ、葬儀社に支払う葬儀費用だけではなく、どのくらいお墓や宗教者に対して考えておく必要があります。

お布施だけの金銭の問題より先に、お寺様側が今こそ一般の方に歩み寄り、お寺とは、仏教とは何かという話を自ら発信しなければ、ますます一般の方との「距離」ができてしまいます。今こそ従来の流れを変えるべきです。

そして実際に一般の方より頂く質問で、私の経験上一番悩まれているのが、

「実際に包むお布施の金額はいくらが妥当か」という相談です。

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現在ネットなどで「定額」でお布施を表記している企業もありますが、経験上実際にお布施の金額としては、

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【葬儀業界や終活についての移り変わりや情報などを発信して参ります。】 情報は葬儀・仏事の分野と言えど、変化をして参ります。 お手伝いをさせて頂いた葬儀・仏事に関する経験と、実際に私が体験をした事例をお伝えして参ります。葬儀や終活を知るヒントになればと存じます。

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