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2020年6月の記事一覧
ダメな映画ってなんだろう? | GO AHEAD -僕の描く夢- 第310回
私はB級映画が好きだ。狂おしいほど好き。なんならチープな映像の方が楽しめる。出来たら、映画はツッコミを入れながら観たい。「どうしてこうなった?」というシーンが多ければ多いほど、話の肴が多くて最高になる。名作映画も、世間的にはそう呼ばれない映画も、お家のテレビでは「面白い映画」として観ることができる。笑っても、怒っても、誰にも咎められない。
そういえば、「シン・ゴジラ」の上映時に映画館で拍手が
映画「マッドマックス怒りのデスロード」第一人者の究極の仕事とは
「やっぱ第一人者は格が違うな…もう出来過ぎです…」
最近久しぶりに観直し、放心状態になりながら感じた感想がコレ。「マッドマックス怒りのデスロード」の驚愕の出来の良さを痛感しました。映画公開当時、2回劇場に足を運んだのを覚えています。
アクション映画に求める全てが、過剰なレベルで盛り込まれている究極のハイテンションアクション映画。
この映画の素晴らしさを改めて整理したいと思います。
「マッド
2020.6.12 朝から「アラビアのロレンス」
Panta : 朝から「アラビアのロレンス」…
この映画で自分はアラブを知った♬ 英国の工作員としてのローレンスの苦悩、葛藤、リンカーンが奴隷解放の甘い汁を使ったように、国という概念のないアラブの部族を使ってオスマントルコを締め出すイギリスの3枚舌外交、ファイサルのしたたかさ、アカバ攻略、ダマスカス侵攻、アラブを無知な蛮族として描いたアングロサクソン目線の歴史的大作、同じように「風と共に去りぬ」 もっとみる
映画『インセプション』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
『インターステラー』を観た際に音楽が気に入ったのですが、『インセプション』は監督クリストファー・ノーランさん、音楽ハンス・ジマーさんと同じだったので観てみました。
他人の夢の中に入って貴重な情報を盗んでいた男が、今度は"植え付ける"ことを依頼されるという作品です。
2010年に公開されて話題になった際、ネットであらすじだけ見ていたのですが、ようやく観
マネーショートと、レイクロック
メモ
普段映画を見ないので、久しぶりに映画を見た。以下二本。
マネー・ショートは、リーマンショック前にもサブプライムローンがざるだと見抜いた投資家のドキュメンタリーなんだけど、ビジネスする上でファクトを客観的な視点で見て因果推論する必要性を強く感じた。
あとは、格付け評価で+AAAでてても、算出アルゴリズム作ってる会社の利害関係まで見抜いてファクトを見つけようとする技術とか、損切りのタイミン
レギュラーイベント化決定!映画を通じ、ジェンダーについて視点を交わす「Purple Screen」の見どころ
映画を通じ、ジェンダーについて視点を交わす対話イベント「Purple Screen(パープル・スクリーン)」がREINGのレギュラーイベントとして6月から定期開催することになりました。定期開催に至った経緯とこのイベントの見どころを、今月のハイライトを交えながらおしらせします。
🎬定期開催にいたるまで🎬Purple Screen とは?
毎週日曜日の夜に開催にする、映画やテレビを「ジェンダー」
高校生たちと一緒だったあの秋。映画『スウィングガールズ』
いままで観てきた映画の中で、自分的に「座右に置いておきたい映画」を少しずつ紹介していくコーナーです。
「好きな映画はなんですか?」と訊かれたときに、この映画のことを話すことはほぼない。
偏愛、と言ってもいいくらい好きなんだけど、なんかちょっと「好きな理由」を語るのが面倒くさいというか、シンプルじゃない。
なんだろう、ある時期の自分の思い出と直結していて、上手に話せないんだな。
だから今日も