Yuu

兵庫県在住の23歳。青春と怪獣の表現者。詩や小説、エッセイを紡いでいます。音楽、映画、…

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兵庫県在住の23歳。青春と怪獣の表現者。詩や小説、エッセイを紡いでいます。音楽、映画、ウルトラマン、THE ALFEE、野球とモータースポーツが大好きです。大阪音楽大学卒業。作品タグは「#優の惑星」です。ご感想・ご依頼はyuusakaoka@gmail.comまでお願いします。

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  • GO AHEAD -僕の描く夢-

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【自己紹介】はじめまして、坂岡 優(さかおか ゆう)です!

 はじめまして、坂岡 優(さかおか ゆう)です!  兵庫県加古川市出身・在住、2000年生まれの今年24歳。大阪音楽大学卒業。高校時代から主に作詞と物語を作り続けていて、現在も平日は食品関係のセレクトショップで社員として仕事をしながら、兼業で作家活動を続けています。  わたしの人生におけるミッションは「社会に創作をもっと身近にする」です。すべての出来事に創作の種があり、あらゆる手段で人は表現できます。ただ、そこに辿り着けなかったり、始めようというきっかけがないという方が多

    • てきとうに几帳面

       九月の空は秋に歩みを進めようとしているが、それでも、日中は三十度を越える日が珍しくない。ただ、少し涼しくなった朝や夕方を活かして、わたしは外へ出るようになった。ようやく、日光を浴びても、偏頭痛に見舞われなくなったのだ。  この夏は、一体どうしたものかと嘆きたくなるくらい、酷暑に襲われ続けていた。結局のところ、暑さに対応するための身体がまったく作れていなかった。梅雨の時点でもはや暑さに打ち勝つ術がなく、自宅で進められる仕事に打ち込むしかなかった。それも、正直、体調的に難しい

      • 櫻坂46は新世界の夢を見るか

         昨夜、櫻坂46の新曲「I want tomorrow to come」が配信にて先行公開された。  藤吉花鈴さんが初めて表題曲のセンターを務めた「Start over!」も手がけたナスカさんが作曲、mellowさんが編曲を担当しているのだが、ロックオペラ的、プログレッシヴ・ロック的とも呼べるサウンドがファンの間で話題を呼んでいる。  おそらく、音楽に少しでも興味のある方は一度は聞いたことがある話だと思うが、ここ数年の楽曲は美味しいところを最初に持ってくる楽曲が多い。欧米

        • 世界中に光を求めて

           ここのところ、身も心も力が入らなくなった。より解りやすく綴ると、物事にときめきを感じづらくなった。  もちろん、率先して取り組みたいという事柄もあるし、やるべきことも溢れかえっているのだが、そこに心身が付いていかない。心と身体の距離が離れすぎていて、どこから手をつけていいのか見当もつかない。正直、非常にまずい状況だと思う。  ふと家族と話していて、「もうやり残したことは何もない」という言葉が自然に溢れてきた。なんだか、今のわたしを象徴している表現のような気がする。  

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          大人になっても夜はちょっと怖い

           幼少期、親に「九時に寝ないとお化けが出るよ!!」と早く寝るように促されていた。  その名残りからか、一度も入ったことのない部屋(現在のわたしの部屋)の暗闇に怯えていたからか、わたしは未だに夜がちょっと怖い。ひとりで歩いていると、冷や汗が出る。街中は問題ないのだが、地元に戻ると街灯の少ない通りもあるので、そうなるとスマートフォンのライトを点灯させて、早歩きもしくは全速力で家路へ急ぐことになる。  学生時代は朝早くや夜遅くに街や学校を巡ることも多かったが、態度には出さないよ

          大人になっても夜はちょっと怖い

          きれいなF1ドライバーたち

           昨今、F1ドライバーの言葉が物議を醸している。  日本人ドライバーの角田裕穀が差別的な発言を行ったことによって処分を下された件は日本でも話題となったが、今週末のシンガポールGPに向けた記者会見でマックス・フェルスタッペンが“Fワード”を発したことを受け、FIAは彼に社会奉仕活動を命じた。  この処分を受け、フェルスタッペンはその後の記者会見で単語での回答を連発。  開幕前日には昨今の無線におけるF1ドライバーたちの言葉遣いについて、AUTOSPORTのインタビューでベ

          きれいなF1ドライバーたち

          イカの塩辛があるなんて!

           我が家の外食の定番といえば、とんかつのかつやで有名なアークランドサービスがチェーン展開をするからやまである。ここ数年、もっともお世話になった飲食店だろう。  からやまでは、定食や丼ものと一緒にイカの塩辛が提供される。「からあげ定食にイカの塩辛?」と思う方もいらっしゃるだろうが、もはやからやまへ通い続ける理由のひとつになるほど、わたしはイカの塩辛が大好きになってしまった。  もちろんご飯は進みまくるし、からあげのお供にもなる。  実は、からやまを最初に訪れるまで、わたし

          イカの塩辛があるなんて!

          ドラえもんは「おしゃれ」をしたいのか

           最近、特に理由もなく、ドラえもんのことをよく考えている。  2112年に製造され、野比のび太氏がジャイ子としずかちゃんのどちらと結婚しても必ず生まれてくる子孫・セワシくんによって送り込まれたタヌキによく間違えられる猫型ロボットは、野比家の一員としてすっかり溶け込んでいる。ドラえもんの時代設定はおそらく現代ではないと思われるが、当時としては、周囲の人々は寛容なのだろう。週刊誌ネタにもなっていない上に、街の人たちも特段驚く様子はなかった。  ところで、ドラえもんは服を着てい

          ドラえもんは「おしゃれ」をしたいのか

          引退と歳月の流れ

           先日、阪神タイガースの秋山拓巳投手が引退を発表した。  高校時代は「伊予ゴジラ」の異名を持つ強打者としても名を馳せ、愛媛県立成城高等学校より2009年のドラフト4位で入団した右腕は、タイガース一筋でユニフォームを脱ぐことになった。  毎年、この時期になると必ずユニフォームを脱ぐ選手が何人かいる。戦力外通告、自由契約、引退。2003年の中日ドラゴンズのようにほとんど動きのない年も無くはないが、基本的に避けては通れない道で、ファンは一喜一憂することになる。  わたしが野球

          引退と歳月の流れ

          共同制作『真夜中のResonance』を公開しました!

           こんばんは、坂岡 優です!  3月に自主レーベル『Gentle Slope & Hill's Planet』を立ち上げ、5月末に初の共同制作となる『Project VARME Vol.01 : VARME7』を発表しました。この作品は、わたしからの呼びかけに集まっていただいた5人の作家とともにひとつの作品集をつくるという試みで、非常にバリエーション豊かな作品をお届けすることができました。  この作品制作を終えてから、「真夜中」をテーマとした作品集の制作に取り組んでまいり

          共同制作『真夜中のResonance』を公開しました!

          クリスマスじゃなくても鮭を食べよう。

           最近、我が家では塩鮭をよく食べている。  脂の乗った鮭も最高だが、旨みがいっぱい詰まった脂身の少ない鮭の美味しさは筆舌に尽くし難いものがある。  寿司屋でも、鮭はいつだって外さない。回転寿司もそう、回らない寿司屋だって。わたしが寿司でいちばん好きなネタはマグロ。でも、もっとも信頼しているネタは鮭だったりする。春夏秋冬、どの季節にいただいても美味しい。(よほど変な創作ネタでない限りは……)  まだ二十代前半なので、揚げ物や味の濃い料理も平然といただけるが、最近、和食にの

          クリスマスじゃなくても鮭を食べよう。

          ムーンライダーズ『P.W Babies Paperback』(2005)

           ムーンライダーズ初の自主レーベルから発表された本作は、正式には『ポスト・ウォー・ベイビーズ・ペーパーバック』という。  アートワークは、イラストレーターの福田利之さんが担当。一度見たら、忘れられない情緒が溢れている。歌詞カードにもたくさんのイラストが散りばめられた。  かつてサブスクリプションでも配信されていたが、このアートワークは絶対に手元に置きたいと思ったし、昭和の頃から大切に使われてきた玩具箱をひっくり返したような音像、歌詞の世界観が大好きで、先日、ついに購入に至

          ムーンライダーズ『P.W Babies Paperback』(2005)

          絵画を生で「目撃する」ということ 〜 ちとりさんという絵描きの“いま” | 創作企画『Studio VARME Dialogue:対創作』Conversation

           おはようございます。坂岡 優です。  オウンドメディア『Studio VARME Dialogue:対創作』にようこそ。本企画は、詩人、小説家、イラストレーター、カメラマン、映像作家など、多種多様な創作家を一か月かけて特集(=対話)し、主に文章メディア、時には作品や企画といった多様な形で、現在の“記録”として遺していく試みです。  初回となる9月期はイラストレーターのちとりさんを特集していきます。  今回はちとりさんの最近の活動と、直近のイベントをご紹介します。 【

          絵画を生で「目撃する」ということ 〜 ちとりさんという絵描きの“いま” | 創作企画『Studio VARME Dialogue:対創作』Conversation

          Ride on Sunshine

           いま、わたしは枚方に向かっている。  ビィーゴで開催される『ことばとこころとからだ』に参加するためだ。枚方もはじめて、ビィーゴもはじめて、そもそも京阪もはじめて。迷わない自信がないが、わたしにはGoogleマップがある。乃木坂46の川﨑桜さんの言葉を借りれば、一割以上の確率で「大丈夫!」だろう。  それにしたって、今日も暑い。昨日も神戸でしっかり暑さを堪能したが、この夏の異様な暑さは立秋が来ても変わらないらしい。十月まで暑いという予想をした気象予報士もいた。フジファブリ

          Ride on Sunshine

          神戸の街から再出発

           ここ二週間ぐらいかな。正確には、この夏ずっとかもしれない。  直接的な被害は受けなかったものの、台風やゲリラ豪雨などの間接的な影響で気象が不安定だったこともあって、本調子ではない日々が続いていた。  発熱や咳はなかったし、致命的な痛みなどはなかったものの、小さな不調が立て続けに起こって、どうしようもなかった。  明らかに何かを始められる状態ではなかったし、続けられる状態でも、きちんと考えられる状態でもなかった。ただ、そうしなければいけない物事が沢山あって、なんとか進め

          神戸の街から再出発

          胸を張って、三振する。

           昨日、我が家に『MLB The Show 23』がやってきた。  日本ではNPBを題材とした実況パワフルプロ野球やプロ野球スピリッツがあるが、こちらはそのメジャーリーグ版。こう書いてしまうとまるで模倣品のようだが、実際は同じ野球ゲーム同士でも別物で、作品のクオリティはMLB The Showの方が上回っている部分も多い。  MLB The Showをはじめて遊んでみて、どこに凄さを感じたかというと、野球中継を見ているような演出や球場、選手の再現度も素晴らしいのだが、やは

          胸を張って、三振する。