Yuu
おはようございます。生まれも育ちも兵庫県加古川市の21歳、相変わらず文体が迷子な坂岡 優(さかおか ゆう)と申します! Twitterでは何度か上げていますが、ここでも再度やっておこうかな……と思い立ち、こうして筆を取ってみました。 この記事では「私の自己紹介と将来のこと」というテーマで、私のことを知らない方に「こんな人がいるんだよ!」って少しでもお伝えしていけたらと思います。 できるだけ端的にやっていきますので、最後までお付き合いくださると幸いです。それでは、
嬉しいことと悲しいことは、いつも同じ瞬間にやって来ると聞きます。真夏竜さんの投稿をひと目見たときは「同姓同名の別人であってくれ」と願う気持ちすらありましたが、所属事務所の投稿でこの出来事が現実であると認識しました。 昨日、地球にやって来た四人目のウルトラマンがもっとも愛した地球人・郷秀樹を演じた団時朗さんが旅立ったという一報がありました。 団さんは近年の特撮ヒーローファンにとっても馴染み深い存在で、ウルトラ兄弟の中で現代もとりわけ精力的に活動されている俳優のひとりで
いつもより早い時間に準備をする日は、往々にして何かが起きてしまうものですね。少し遅延気味の電車に乗り、なんとか時間通りに辿り着いた庄内は曇り空。とりあえず「腹ごしらえをしないと」と地元のカレー屋さんに飛び込んでランチを食べました。 いつも友人が食べていて、何度か私も食べに行ったのですが、やはり甘辛いカレーは大阪のひとつの特徴なんですかね。他の地域ではあまり傾向を感じないのですが、大阪はインデアンカレーを代表に、わりと甘辛いカレーを提供しているお店をよく見かける気がします
大阪音楽大学に入学したばかりの頃。周囲を見渡してみると、SNSとの距離感に悩む仲間をよく見かけました。普段何気なく使っているSNSも、実際に「演奏会に来てほしい!」「自分の活動について知っていただきたい……」という場面になると、なかなか扱いづらいものです。 私は高校時代からSNSアカウントを使った発信活動のお手伝いをしていましたが、自分自身の発信になると距離感を掴みづらくて、未だにもどかしい気持ちになることが多々あります。メディアや制作に携わる人であってもそうだからこそ
大学に入学してから、私の内面にある偏愛と向き合ってきました。好きなものに対しての愛情と、お仕事に対しての知性と。これらをどうコントロールするかを学んだのも大学生活のいち側面だと思っています。 普段は余程のことがないと喜びませんし、怒りも表に出さない方なので、最近繋がった方の中にはそういった部分を想像できない方もいるかもしれませんが、私は情熱で生きている人間です。情熱がないと何もできませんし、それを失った瞬間に全てが崩れていくタイプの人間です。 ただ、仕事やプロジェク
それでも、一人暮らしをする費用面や身体的負荷を思うと、自宅からの通学を選ぶことしか考えられませんでした。 私が学生や教授によく尋ねられたのが「どうして通いなのー?」という質問です。私の住んでいる街から大学までは2時間程度かかりますから、当然の疑問だと思います。このエッセイの序文が答えなのですが、祖母の介護を最後までやり通すことや地元で取り組みたいことがあったのもあります。 もっと言うと、時間自体は長く思えますが、JRと阪急で乗り換えがあるのでずっと乗っているわけでは
平成以降、大阪音楽大学は少しずつポピュラー系の専攻に力を入れ始め、2016年には100周年記念事業の一環として「ミュージッククリエーション専攻」と「ミュージックコミュニケーション専攻」が創設されました。 映画音楽や歌ものの作・編曲を学ぶ専攻、地域や社会における文化創成を学ぶ専攻と、まったく位置付けの異なる両専攻ですが、授業内でのちょっとしたコラボレートによって学生間の繋がりはあり、少なくとも私は現在も良好な関係を続けています。 私の所属しているミュージックコミュニケ
今年も、ナイアガラ・レコードから掘り出し物が贈られる季節がやってきました。2013年の暮れに大滝詠一さんが亡くなってから10年が経ちますが、まだまだ未発表音源が眠っているものなんですね。もし大滝さんが生きていたらこの音源をどのように扱ったのか、それとも死後の音源リリースを本人なりに“予定”していたのか。今となっては知る由もありませんが、やはり新曲が聴けるのは嬉しいです。 音楽ビジネスをまだ認識すらしていなかった時代の私が、「死語に作品がリリースされることもある」と知った
このエッセイでは『シン・仮面ライダー』の話はしません。ただ、仮面ライダーという存在はいつの時代もその力に悩んできたヒーローで、多くのヒーローたちも少なからず思い悩むことがあり、正義とは何かを自問自答している。そういった話を綴ってみようと思います。 そもそも、正義は多面的な側面があります。ありとあらゆる物事には多角的な視点があり、それを人が各々の感性や理性で判断している。非常に揺らぎやすく、デリケートなものなのです。特撮ヒーローのパブリック・イメージは、往々にして、これら
この後。今日夕方に映画『シン・仮面ライダー』を観に行きます。『仮面ライダー THE FIRST』『仮面ライダー THE NEXT』以来となる全年齢向けライダーの劇場作品で、とても心が踊る気分です。もちろん、庵野秀明さんの監督する実写映画は『シン・ゴジラ』以来ですから、今回はどういった形で仮面ライダーを解釈するのかにも注目しています。 例のように、公開から数週間は「おもしろかった」「つまらなかった」も含めた感想を一切綴りませんが、リアルでお会いした方には何かしらの感想を求
出来ることなら、気持ちよく卒業したいと思っていました。私に見逃せるような狡猾さがあるのなら、きっと何も考えられずにいられたと思います。ただ、単なる正義感とはちょっと異なるのですが、後輩やこれから先に関わっていく人たちの将来を考えると放っておけなくて、大阪音楽大学の問題について、私にできる発信を始めています。 事を荒立てたいわけでも、今すぐ大学に変わってほしいわけでもなく、とにかく説明をしてほしいのです。ただ、それだけです。これは本当に最低限の例ですが、「あ」でも構いませ
「レスキューポリスシリーズ」と聞いてピンと来ない方も、30代以上の方で幼少期にヒーローがお好きだった方であれば、『特警ウインスペクター』『特救指令ソルブレイン』『特捜エクシードラフト』のいずれかを覚えている方は少なくないかもしれません。 俗に“メタルヒーローシリーズ”と呼ばれる作品群の中で、「宇宙刑事三部作」以来となるシリーズ化を果たした救急警察もの。名だたる刑事ドラマで腕を振るった演出家の堀長文さんがプロデューサーを務め、ウインスペクターとソルブレインは『スケバン刑事
先月からこちらでも何度か取り上げている、大阪音楽大学ミュージックビジネス専攻の問題。私は「部外者だから首を突っ込むまい……」と状況を正確に把握することに努めていたのですが、このままでは学生や保護者の方々にとって不幸な結末になりかねない状況に来ていますので、私なりに現在心配していることをいくつか挙げていきたいと思います。 大阪音楽大学に籍を置く私はある種の当事者で、とても心配な話ですし、芸術系の大学や文化行政、教育機関に携わる方にもぜひ知っていただきたい話です。 今回
シティポップを現象として捉え、その実像や背景を把握する。 私がシティポップと呼ばれる音楽たちを題材としたトークイベントを開きたいと最初に考えたのは、2019年のことでした。ただ、当時は自分目線での見解しかなく、ゲストの構成力に頼りきりにならずに進行できる自信がなかったので、最低1年間くらいはひたすら聴き込んでみようという結論になりました。 そこから、松原みきさんの『真夜中のドア 〜 Stay With Me』や山下達郎さん、竹内まりやさん、杏里さんの世界的な再評価が
大学で演奏家や作曲家とお付き合いしていると、時々「この人は卒業後にどう生きていくんだろう?」という疑問が一切浮かばないくらい、将来設計をちゃんと組まれている方に出逢うことがあります。納期や時間に厳格で、仕事も普通以上のものをいつも出せて、メンタル的にも安定している。すでにプロフェッショナルといっていいほどの働きぶりで、多忙な理由がすぐにわかるような方です。 ただ、そういったケースばかりではないのも現実。不真面目な方はしょうがないですが、真面目な方であっても上手くいくこと
あまり口にはして来なかったのですが、私はヨーロッパの野球が好きです。OOTP15でフーフトクラッセとセリエAを知って以来、日本から観られる試合はなるべく観るようにしてきました。もともと、関西の方にとっては吉田義男さんがフランス代表に野球を教えていたこともあり、ヨーロッパの野球に対しての知名度は多少なりともあると思います。ただ、今回WBCに出場するチェコ代表、イギリス代表に関しては、私も正直勝ち上がってきた時には驚きましたので、試合を観るのが楽しみだったのです。 日本代表