Yuu

兵庫県在住の23歳。青春と怪獣の表現者。詩や小説、エッセイを紡いでいます。音楽、映画、…

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兵庫県在住の23歳。青春と怪獣の表現者。詩や小説、エッセイを紡いでいます。音楽、映画、ウルトラマン、THE ALFEE、野球とモータースポーツが大好きです。大阪音楽大学卒業。作品タグは「#優の惑星」です。ご感想・ご依頼はyuusakaoka@gmail.comまでお願いします。

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  • GO AHEAD -僕の描く夢-

記事一覧

大人になっても夜はちょっと怖い

 幼少期、親に「九時に寝ないとお化けが出るよ!!」と早く寝るように促されていた。  その名残りからか、一度も入ったことのない部屋(現在のわたしの部屋)の暗闇に怯…

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23時間前
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きれいなF1ドライバーたち

 昨今、F1ドライバーの言葉が物議を醸している。  日本人ドライバーの角田裕穀が差別的な発言を行ったことによって処分を下された件は日本でも話題となったが、今週末の…

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2日前
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イカの塩辛があるなんて!

 我が家の外食の定番といえば、とんかつのかつやで有名なアークランドサービスがチェーン展開をするからやまである。ここ数年、もっともお世話になった飲食店だろう。  …

Yuu
2日前
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ドラえもんは「おしゃれ」をしたいのか

 最近、特に理由もなく、ドラえもんのことをよく考えている。  2112年に製造され、野比のび太氏がジャイ子としずかちゃんのどちらと結婚しても必ず生まれてくる子孫・セ…

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4日前
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引退と歳月の流れ

 先日、阪神タイガースの秋山拓巳投手が引退を発表した。  高校時代は「伊予ゴジラ」の異名を持つ強打者としても名を馳せ、愛媛県立成城高等学校より2009年のドラフト4…

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5日前
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共同制作『真夜中のResonance』を公開しました!

 こんばんは、坂岡 優です!  3月に自主レーベル『Gentle Slope & Hill's Planet』を立ち上げ、5月末に初の共同制作となる『Project VARME Vol.01 : VARME7』を発表しま…

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5日前
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クリスマスじゃなくても鮭を食べよう。

 最近、我が家では塩鮭をよく食べている。  脂の乗った鮭も最高だが、旨みがいっぱい詰まった脂身の少ない鮭の美味しさは筆舌に尽くし難いものがある。  寿司屋でも、…

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6日前
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ムーンライダーズ『P.W Babies Paperback』(2005)

 ムーンライダーズ初の自主レーベルから発表された本作は、正式には『ポスト・ウォー・ベイビーズ・ペーパーバック』という。  アートワークは、イラストレーターの福田…

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7日前
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絵画を生で「目撃する」ということ 〜 ちとりさんという絵描きの“いま” | 創作企画『Studio VARME Dialogue:対創作』Convers…

 おはようございます。坂岡 優です。  オウンドメディア『Studio VARME Dialogue:対創作』にようこそ。本企画は、詩人、小説家、イラストレーター、カメラマン、映像作…

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9日前
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Ride on Sunshine

 いま、わたしは枚方に向かっている。  ビィーゴで開催される『ことばとこころとからだ』に参加するためだ。枚方もはじめて、ビィーゴもはじめて、そもそも京阪もはじめ…

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10日前
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神戸の街から再出発

 ここ二週間ぐらいかな。正確には、この夏ずっとかもしれない。  直接的な被害は受けなかったものの、台風やゲリラ豪雨などの間接的な影響で気象が不安定だったこともあ…

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10日前
7

胸を張って、三振する。

 昨日、我が家に『MLB The Show 23』がやってきた。  日本ではNPBを題材とした実況パワフルプロ野球やプロ野球スピリッツがあるが、こちらはそのメジャーリーグ版。こう…

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12日前
4

ライブへ行くということ

 わたしはあまりライブへ行かない。  観劇やクラシックのコンサートへ足を運ぶ回数の方が多いくらいで、今は滅多に行かなくなった。  特にライブハウスは体力的にスタ…

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13日前
5

ニューウェイとアロンソの競演

 エイドリアン・ニューウェイのレッドブル離脱がアナウンスされてから、さまざまなチームが何ヶ月も噂になっていたが、ついに「エイドリアン・ニューウェイ、アストンマー…

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13日前
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わたしのインターネット文藝

 昨日の文学フリーマーケットは、先週の後半から続いていた体調不良からの回復を優先させるため、泣く泣く参加を見送った。  様子を見ていると、身近な人々が何人も文フ…

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2週間前
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「ちとりさん」という絵描きについて | 創作企画『Studio VARME Dialogue : 対創作』 Pre-Conversation

 おはようございます、創作家の坂岡 優です。  オウンドメディア『Studio VARME Dialogue : 対創作』にようこそ。本企画は、詩人、小説家、イラストレーター、カメラマ…

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2週間前
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大人になっても夜はちょっと怖い

大人になっても夜はちょっと怖い

 幼少期、親に「九時に寝ないとお化けが出るよ!!」と早く寝るように促されていた。

 その名残りからか、一度も入ったことのない部屋(現在のわたしの部屋)の暗闇に怯えていたからか、わたしは未だに夜がちょっと怖い。ひとりで歩いていると、冷や汗が出る。街中は問題ないのだが、地元に戻ると街灯の少ない通りもあるので、そうなるとスマートフォンのライトを点灯させて、早歩きもしくは全速力で家路へ急ぐことになる。

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きれいなF1ドライバーたち

きれいなF1ドライバーたち

 昨今、F1ドライバーの言葉が物議を醸している。

 日本人ドライバーの角田裕穀が差別的な発言を行ったことによって処分を下された件は日本でも話題となったが、今週末のシンガポールGPに向けた記者会見でマックス・フェルスタッペンが“Fワード”を発したことを受け、FIAは彼に社会奉仕活動を命じた。

 この処分を受け、フェルスタッペンはその後の記者会見で単語での回答を連発。

 開幕前日には昨今の無線に

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イカの塩辛があるなんて!

イカの塩辛があるなんて!

 我が家の外食の定番といえば、とんかつのかつやで有名なアークランドサービスがチェーン展開をするからやまである。ここ数年、もっともお世話になった飲食店だろう。

 からやまでは、定食や丼ものと一緒にイカの塩辛が提供される。「からあげ定食にイカの塩辛?」と思う方もいらっしゃるだろうが、もはやからやまへ通い続ける理由のひとつになるほど、わたしはイカの塩辛が大好きになってしまった。

 もちろんご飯は進み

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ドラえもんは「おしゃれ」をしたいのか

ドラえもんは「おしゃれ」をしたいのか

 最近、特に理由もなく、ドラえもんのことをよく考えている。

 2112年に製造され、野比のび太氏がジャイ子としずかちゃんのどちらと結婚しても必ず生まれてくる子孫・セワシくんによって送り込まれたタヌキによく間違えられる猫型ロボットは、野比家の一員としてすっかり溶け込んでいる。ドラえもんの時代設定はおそらく現代ではないと思われるが、当時としては、周囲の人々は寛容なのだろう。週刊誌ネタにもなっていない

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引退と歳月の流れ

引退と歳月の流れ

 先日、阪神タイガースの秋山拓巳投手が引退を発表した。

 高校時代は「伊予ゴジラ」の異名を持つ強打者としても名を馳せ、愛媛県立成城高等学校より2009年のドラフト4位で入団した右腕は、タイガース一筋でユニフォームを脱ぐことになった。

 毎年、この時期になると必ずユニフォームを脱ぐ選手が何人かいる。戦力外通告、自由契約、引退。2003年の中日ドラゴンズのようにほとんど動きのない年も無くはないが、

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共同制作『真夜中のResonance』を公開しました!

共同制作『真夜中のResonance』を公開しました!

 こんばんは、坂岡 優です!

 3月に自主レーベル『Gentle Slope & Hill's Planet』を立ち上げ、5月末に初の共同制作となる『Project VARME Vol.01 : VARME7』を発表しました。この作品は、わたしからの呼びかけに集まっていただいた5人の作家とともにひとつの作品集をつくるという試みで、非常にバリエーション豊かな作品をお届けすることができました。

 

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クリスマスじゃなくても鮭を食べよう。

クリスマスじゃなくても鮭を食べよう。

 最近、我が家では塩鮭をよく食べている。

 脂の乗った鮭も最高だが、旨みがいっぱい詰まった脂身の少ない鮭の美味しさは筆舌に尽くし難いものがある。

 寿司屋でも、鮭はいつだって外さない。回転寿司もそう、回らない寿司屋だって。わたしが寿司でいちばん好きなネタはマグロ。でも、もっとも信頼しているネタは鮭だったりする。春夏秋冬、どの季節にいただいても美味しい。(よほど変な創作ネタでない限りは……)

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ムーンライダーズ『P.W Babies Paperback』(2005)

ムーンライダーズ『P.W Babies Paperback』(2005)

 ムーンライダーズ初の自主レーベルから発表された本作は、正式には『ポスト・ウォー・ベイビーズ・ペーパーバック』という。

 アートワークは、イラストレーターの福田利之さんが担当。一度見たら、忘れられない情緒が溢れている。歌詞カードにもたくさんのイラストが散りばめられた。

 かつてサブスクリプションでも配信されていたが、このアートワークは絶対に手元に置きたいと思ったし、昭和の頃から大切に使われてき

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絵画を生で「目撃する」ということ 〜 ちとりさんという絵描きの“いま” | 創作企画『Studio VARME Dialogue:対創作』Conversation

絵画を生で「目撃する」ということ 〜 ちとりさんという絵描きの“いま” | 創作企画『Studio VARME Dialogue:対創作』Conversation

 おはようございます。坂岡 優です。

 オウンドメディア『Studio VARME Dialogue:対創作』にようこそ。本企画は、詩人、小説家、イラストレーター、カメラマン、映像作家など、多種多様な創作家を一か月かけて特集(=対話)し、主に文章メディア、時には作品や企画といった多様な形で、現在の“記録”として遺していく試みです。

 初回となる9月期はイラストレーターのちとりさんを特集していき

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Ride on Sunshine

Ride on Sunshine

 いま、わたしは枚方に向かっている。

 ビィーゴで開催される『ことばとこころとからだ』に参加するためだ。枚方もはじめて、ビィーゴもはじめて、そもそも京阪もはじめて。迷わない自信がないが、わたしにはGoogleマップがある。乃木坂46の川﨑桜さんの言葉を借りれば、一割以上の確率で「大丈夫!」だろう。

 それにしたって、今日も暑い。昨日も神戸でしっかり暑さを堪能したが、この夏の異様な暑さは立秋が来

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神戸の街から再出発

神戸の街から再出発

 ここ二週間ぐらいかな。正確には、この夏ずっとかもしれない。

 直接的な被害は受けなかったものの、台風やゲリラ豪雨などの間接的な影響で気象が不安定だったこともあって、本調子ではない日々が続いていた。

 発熱や咳はなかったし、致命的な痛みなどはなかったものの、小さな不調が立て続けに起こって、どうしようもなかった。

 明らかに何かを始められる状態ではなかったし、続けられる状態でも、きちんと考えら

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胸を張って、三振する。

胸を張って、三振する。

 昨日、我が家に『MLB The Show 23』がやってきた。

 日本ではNPBを題材とした実況パワフルプロ野球やプロ野球スピリッツがあるが、こちらはそのメジャーリーグ版。こう書いてしまうとまるで模倣品のようだが、実際は同じ野球ゲーム同士でも別物で、作品のクオリティはMLB The Showの方が上回っている部分も多い。

 MLB The Showをはじめて遊んでみて、どこに凄さを感じたかと

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ライブへ行くということ

ライブへ行くということ

 わたしはあまりライブへ行かない。

 観劇やクラシックのコンサートへ足を運ぶ回数の方が多いくらいで、今は滅多に行かなくなった。

 特にライブハウスは体力的にスタンディングが難しい。何よりも、わたしは他の物事でもそうなのだが、一曲一曲に極限まで集中するので、二時間や三時間を越える公演を観ると完全に集中力が途切れてしまう。演者と観客の距離が近い会場だと、演者に見える。相手もプロなのでそんなことはな

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ニューウェイとアロンソの競演

ニューウェイとアロンソの競演

 エイドリアン・ニューウェイのレッドブル離脱がアナウンスされてから、さまざまなチームが何ヶ月も噂になっていたが、ついに「エイドリアン・ニューウェイ、アストンマーティンに加入」が現実のものとなった。

 エイドリアン・ニューウェイがアストンマーティンに加入するということは、何度も辛酸を嘗めさせられてきたフェルナンド・アロンソがついに彼とタッグを組むことを意味する。

 かつてはアロンソがレッドブルへ

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わたしのインターネット文藝

わたしのインターネット文藝

 昨日の文学フリーマーケットは、先週の後半から続いていた体調不良からの回復を優先させるため、泣く泣く参加を見送った。

 様子を見ていると、身近な人々が何人も文フリに参加していて、「この人も出店してたんだ!」「うわあ、お会いしたかった!!」という出逢いもいくつかあったようで、ちょっと羨ましかった。わたしも体調と相談しながら、来年以降は出店も視野に動けたらと考えている。(特撮もの、やります!)

 

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「ちとりさん」という絵描きについて | 創作企画『Studio VARME Dialogue : 対創作』 Pre-Conversation

「ちとりさん」という絵描きについて | 創作企画『Studio VARME Dialogue : 対創作』 Pre-Conversation

 おはようございます、創作家の坂岡 優です。

 オウンドメディア『Studio VARME Dialogue : 対創作』にようこそ。本企画は、詩人、小説家、イラストレーター、カメラマン、映像作家など、多種多様な創作家を一か月かけて特集(=対話)し、主に文章メディア、時には作品や企画といった多様な形で、現在の“記録”として遺していく試みです。

 初回となる9月期は、イラストレーターのちとりさん

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