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諸悪と悲劇の根源=「奪う文化」と「負の連鎖」に立ち向かう

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人が奪う理由は、飢餓や喪失感に根差す本能のため。そして奪われた者は、恨みの矛先を奪った者、または他者に向ける。その繰り返しが、恩(pay)ではなく苦(pain)を送る(forwa…
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2021年6月の記事一覧

【マンガ】ボランティアとして無償の善意を強要されつづけた時に聞いた先輩の言葉とは

【マンガ】ボランティアとして無償の善意を強要されつづけた時に聞いた先輩の言葉とは



先輩役になってくれたわらし先生のnoteはこちらです。

こちらのnoteを元にしたおはなしなので、ぜひ読んでみてくださいね!
ボランティアでもずっと続いちゃうとそれは仕事。子どもたちの未来に貢献したい気持ちもある。でも指導できるほどスキルのある人は、他のことでも社会に貢献できるはず。スポーツに限らず、誰かに負担をかけすぎずに快く継続できる状態をつくれるといいですよね。

邪悪界の住人との接触率を下げる

邪悪界の住人との接触率を下げる

今回は「わかってくれたら嬉しい」みたいなことを書きます。

自分の話になってしまうのですが、僕が不思議と仲良くなっていく人は「電車に乗ろうとホームに並んでいる時に、いつも『後ろから誰かに押されないか警戒している』という感覚を持っている人」なのです。

もちろんですね、初対面で「あなたは電車に乗る時に後ろから突き落とされないように警戒する人ですか?」なんて尋ねたことはありません。でも、不思議と何かの

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アマゾンに日本政府のIT基盤を丸投げ~政府の機密情報が大々的に流出するリスク~

アマゾンに日本政府のIT基盤を丸投げ~政府の機密情報が大々的に流出するリスク~

【今日の気になったニュース・記事】

2,000社以上の経営者と面談した、元東証一部上場のベンチャーキャピタリストが厳選!

新旧問わずに、その日、気になったニュースをピックアップ!

新しいニュースから、古い記事まで「新たな発見」をお届けいたします。

【本日のニュース・記事】

■「日本人はなぜアマゾンに怒らない」潜入ジャーナリストが暴く現場の絶望

週刊ダイヤモンド(2019.9.20)

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知性はときに「暴力」になる

知性はときに「暴力」になる

 毎週日曜日、TBSでドラマ『ドラゴン桜』が放送されていますね。いよいよつぎが最終回とのこと。わたしは全話を丁寧に追いかけているわけではありませんが、隔週ぐらいのペースでみています(隔週で楽しめるのかって? それなりに楽しめますよ)。

『ドラゴン桜』にかぎらず、『東大王』だとか、さいきん、「東大」の名を冠した番組や出演者の活躍がめだつ気がします(気のせいでしょうか?)。同じ大学の卒業生として、誇

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カーボンニュートラル時代の2つの未来シナリオ: SDGsのその先にある分かれ道

カーボンニュートラル時代の2つの未来シナリオ: SDGsのその先にある分かれ道

(Photo by Karsten Winegeart on Unsplash)
日本中のビジネスが、SDGsに向かい始めている。無限の資源を前提とした資本主義経済に対して、私たちはどんな持続可能な未来を生み出せるのだろうか。

ドライビングフォース未来シナリオを生み出すために、まず必要なことが、ドライビングフォース(変化の兆し)を集めることだ。

次の記事は、コロナ禍の中、世界中で起業が増えてい

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「ミーム戦」とか分かんない人用メモ

 最近プロパガンダの話とは別にミーム戦がどうこうという話を耳にする人が増えたかもしれないし、増えていないかもしれない。

 より詳しい人は「デジタルゲリマンダー」について文献を漁ってもらえれば良いと思うが、既存メディアの人たちや政治分析に従事する人たちですらその前段階の概念であるミーム戦について理解していない人たちが多いので、そのうち削除するけど念のために書いておく

「ミーム戦」を知る前に

 

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#えんどうnote 子どものためだけに予算を使うって為政者の出現を

#えんどうnote 子どものためだけに予算を使うって為政者の出現を

どうも、えんどうです。

子どもと生活しはじめ、かれこれと7年経過しました。

長男くんと生活をし始めてからは7年ですが、その下に二名の長男くんが大好きな弟くんたちが生活に加わり、ずいぶんと賑やかな過程になっているのは間違いありません。

しかし、子どもたちに申し訳ない気持ちになる時もありまして、国の設計や制度があまりにも彼らとって残酷な未来しか提示できていないことに関してです。

今回は、そこか

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コスパ優先という病気が僕たちをダメにする

コスパ優先という病気が僕たちをダメにする

無意識のうちに費用対効果を考えてませんか。まず損とか得を考えるのは仕方ないかもしれません。しかし無意識のうちに費用対効果を考えるのがクセになっているのではないでしょうか。それはコスパ優先という病気なのかもしれません。そんな病名はありませんが、無意識のうちに支配されているならそれは病気みたいなものでしょう。

「それって難しいですよね」「それって時間もったいなくないですか」って会議でよく聞く言葉です

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作品に対して批判するんじゃなくて自分の気持ちを言える世界のほうが楽な気がする

作品に対して批判するんじゃなくて自分の気持ちを言える世界のほうが楽な気がする

なんとなく思いついたことを書いてみたいと思います。

なんらかの創作活動をしてると、どうしてもどこかで「批判」を受けることになります。
それはそこそこしょうがないんだけど、公に誰かの創作物を批判することって、全体としてあんまり幸せなことにならないかもしれないなーって思ったんですね。

特に日本では。

日本ではっていうのは、日本はやっぱり「同調意識」が強い地域なので(それが良いとか悪いとか言いたい

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「あってはならない」なんて道徳的建前論が犠牲者を増やす

パワハラについて書きます。僕は独身研究の傍ら、職場いじめについても取材していて、今までも職場いじめ・パワハラについては記事化しています。

そんな中、こんな記事を見ました。

今回、痛ましくも自殺されてしまった方は、上司のパワハラで、推測ですが、多分適応障害になっていたと思われます。一度休職したにも関わらず、復職後、一応別のグループに異動したものの、元の上司の席に近いところで働かされた、とある。

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