松平こどもサークル・かのこ

自分のことは自分で決められる、お互いによく聴き合う、この自分で大丈夫と思えること、そん…

松平こどもサークル・かのこ

自分のことは自分で決められる、お互いによく聴き合う、この自分で大丈夫と思えること、そんなことを大切にしている豊田市の里山のフリースクールです。かのこは鹿の子。鹿はかみさまの遣い、そんなかみさまの遣いの子どもたちであることを大人の私たちが想い起こせるようなかかわりを目指しています。

記事一覧

お腰につけた“きびだんご”

桃太郎のおばあちゃん的気分になる!? 2種類の仕事がある 一般社団法人かのこの代表の私は、フリースクールの仕事や、 もともとやっていたファシリテーターのお仕事や、…

ぐんぐん逞しく!

こどもたちが「かのこメンバーズ」であれば お家の方たちは大きな鹿で「おおしかさん」という愛称が ついています。 そんなおおしかさんのお一人、なつさんの声を今回はお…

意識を育む

これは子どもに限ったことではなく大人も同じなのですが 意識を育む(自分の中で育てる)ということが難しいけれど一番大切なことのような気がしています・・ どうありた…

子ども!

こども期に特有の様相を捉えるのは、どこまで行っても奥が深く楽しい試みです・・・ 子どもを軽んじないけれど こども期特有の様相を捉えながら、かつ「子ども扱い」しな…

かのこ1thAnniversary

4月12日は法人のお誕生日でした✨

一般社団法人かのこ

【法人概要】 法人名  :一般社団法人かのこ 法人種別 :一般社団法人(非営利型) 設立年月日:2023年4月12日 役員名簿: *代表理事 安藤さち子 *副理事  飯沼絵…

体験についてのご相談&問い合わせ先

こちらをご覧になってお問い合わせをいただくことも出てきました。 体験については、 メールで受け付けをしております。 kanokointheforest☆gmail.com ☆を@にかえて…

気が合うって感じた

【メンバーとスタッフの対談Vol.1】 活動時間中にスタッフに投げかけがあったのだそうです。 「対談動画撮らない?」って。 インタビュアー:内田美穂子(みほこ) 文責…

かのこは“次の時代のあたらしいカタチをつくっている!?”

【かのこスタッフ対談・第2回】 私が昨年秋からかのこの活動に関わるようになって印象的なことのひとつが、スタッフの地域(かのこが活動する松平地区)への愛です。今回…

こどもへの憧れというまなざし

学校に来られない子がどうしてかのこさんには参加し続けることができるのですか? 率直で難しい質問だと思いました。 視点の切り口はいろいろ 難しい理由は、まずもって…

立候補者の話を聴きに

代表の私が一人で行くつもりが・・・ 活動として 私たちのスクールがある豊田市は、市長選の真っただ中です。 朝のサークル対話時間にテーマとして挙げたり、 もともと投…

宗教性を帯びる

教育基本法の第9条(宗教教育)を大事に考えています。 そして、それとは別に“宗教性”を大切にしています・・・ かみさま 私自身がクリスチャンであることで、フリー…

原理原則

どんな原理でその場が動いているか、これは教育の中ではとても大切なテーマだと思います。 ある日のサークル対話を振り返る 11月から新しいスタッフも迎えて、新しい風が…

心して事にあたる

「ここ数日の緊張感が伝わってきていました」 副理事がそう声をかけてくれました・・・ 簡単に評価ができない時 それがこどもたちに、良い活動だ、いまいちな活動だ、 と…

発展途上な私たち

つくづく私たち大人が創ってきた社会というものが、 発展途上であると感じる今日この頃です・・・ 自ら学び成長した先に 「こどもは未熟で何かを教えこまなければならな…

自己責任論が好きじゃない理由

遡ると19年前の10月になるようです・・・ 言葉の使われ方が変わった時 2004年10月、イラクで人質になって殺害されてしまった香田証生さんのことは、私にとっては記憶に新…

お腰につけた“きびだんご”

お腰につけた“きびだんご”

桃太郎のおばあちゃん的気分になる!?

2種類の仕事がある

一般社団法人かのこの代表の私は、フリースクールの仕事や、
もともとやっていたファシリテーターのお仕事や、
最近始めたNPO法人多様な学びプロジェクトのプログラムオフィサーの仕事などがあります。

スクールの活動時間以外にそんなお仕事を同時並行していますが、
いろんな種類のことをやっていて気が付いたことがあります。

いわゆるフロー状態の

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ぐんぐん逞しく!

ぐんぐん逞しく!

こどもたちが「かのこメンバーズ」であれば
お家の方たちは大きな鹿で「おおしかさん」という愛称が
ついています。
そんなおおしかさんのお一人、なつさんの声を今回はお届します。
                      聞き手:くらら
                      話し手:なつ

くらら:次男くんはいつ頃から、かのこに来ているんだったかしら?
   
なつ:1年生?2年生?
いや違うじ

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意識を育む

意識を育む

これは子どもに限ったことではなく大人も同じなのですが
意識を育む(自分の中で育てる)ということが難しいけれど一番大切なことのような気がしています・・

どうありたいか

意識を自分の中で育てるということは、自分はどうありたいのかという問いに直結しています。
今日という一日をどう生きたいか、
周りの人とどんな関係を築いていたいのか、
自分の人生をどう歩みたいのか・・・

そして、かのこという場であれ

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子ども!

子ども!

こども期に特有の様相を捉えるのは、どこまで行っても奥が深く楽しい試みです・・・

子どもを軽んじないけれど

こども期特有の様相を捉えながら、かつ「子ども扱い」しない、という頃合が大切だと思うこの頃です。
「子ども扱い」という言葉の類義語を調べてみました。
軽んじられる、冷遇される、見縊られる、などが出ています。
子どもを軽んじることがよくないなってことはすぐに誰しもピンときます。

ところが、

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一般社団法人かのこ

一般社団法人かのこ

【法人概要】
法人名  :一般社団法人かのこ
法人種別 :一般社団法人(非営利型)
設立年月日:2023年4月12日
役員名簿:
*代表理事 安藤さち子
*副理事  飯沼絵美
*副理事  野々山大輔
*監事   牧原東吾
[監事設置型法人]

主たる事務所:〒444-2216 愛知県豊田市九久平町簗場64番地

賛助会員:(※名簿順・敬称略)
安藤順
磯谷綾
市村優子
伊藤真千子
大谷ますみ
おが

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体験についてのご相談&問い合わせ先

体験についてのご相談&問い合わせ先

こちらをご覧になってお問い合わせをいただくことも出てきました。

体験については、
メールで受け付けをしております。

kanokointheforest☆gmail.com

☆を@にかえて、
件名に「体験について」とご記入ください。

代表理事・安藤さち子

気が合うって感じた

気が合うって感じた

【メンバーとスタッフの対談Vol.1】

活動時間中にスタッフに投げかけがあったのだそうです。
「対談動画撮らない?」って。

インタビュアー:内田美穂子(みほこ)
文責:安藤さち子(くらら)

みほこ;今日はかのこの活動日です。今日はメンバーのお話を聴きたいと思います。
かのこに初めて来たのはいつでしたか?

メンバー;かのこに来たのは去年の夏くらいで。

みほこ;去年の夏くらい、うんうん。

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かのこは“次の時代のあたらしいカタチをつくっている!?”

かのこは“次の時代のあたらしいカタチをつくっている!?”

【かのこスタッフ対談・第2回】
私が昨年秋からかのこの活動に関わるようになって印象的なことのひとつが、スタッフの地域(かのこが活動する松平地区)への愛です。今回は里山を愛し、この地域でかのこを始め幅広い活動をしているかのこの副理事、野々山大輔(ののさん)の想いを聞きました。

聞き手:かのこ代表理事 安藤さち子(くらら)
 文章:かのこスタッフ 内田美穂子

くらら;ののさんがかのこに入ったきっか

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こどもへの憧れというまなざし

こどもへの憧れというまなざし

学校に来られない子がどうしてかのこさんには参加し続けることができるのですか?

率直で難しい質問だと思いました。

視点の切り口はいろいろ

難しい理由は、まずもって視点がいろいろあるということ。
この話一時間はできてしまうな、みたいな感じです。
それと、「なぜかのこには参加できるの?」の問いの裏に何があるかによって答えやすかったり答えにくかったり。
少々嫌悪感の入り混ざった感じでこれを聴かれるこ

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立候補者の話を聴きに

立候補者の話を聴きに

代表の私が一人で行くつもりが・・・

活動として

私たちのスクールがある豊田市は、市長選の真っただ中です。
朝のサークル対話時間にテーマとして挙げたり、
もともと投票で何かを決めるといったことも普段からよくやって来ていました。
そんな中、本物の題材にメンバーさんたちが出会うことになりました。

今日の活動に私も入る予定でしたが、
近所に立候補者の方が演説に来られることがわかり、
それなら質問をし

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宗教性を帯びる

宗教性を帯びる

教育基本法の第9条(宗教教育)を大事に考えています。
そして、それとは別に“宗教性”を大切にしています・・・

かみさま

私自身がクリスチャンであることで、フリースクール内で、特定の宗教に偏らないということをとても意識しています。
スクールに通う子のどんな宗教も尊重したいという想いからです。
公教育では、教育基本法第9条にそのことが記されています。
私立の場合は、特定の宗教が運営する学校もあるの

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原理原則

原理原則

どんな原理でその場が動いているか、これは教育の中ではとても大切なテーマだと思います。

ある日のサークル対話を振り返る

11月から新しいスタッフも迎えて、新しい風が吹いているかのこです。
全然合理的じゃないことを私がやっていて、
これでもあり?と素朴にきかれて、「全然あり!」むしろなんで思いつかなかったんだろう~なんていうことが起きたりしています。

新しいスタッフがグループリーダーをしてくれて

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心して事にあたる

心して事にあたる

「ここ数日の緊張感が伝わってきていました」
副理事がそう声をかけてくれました・・・

簡単に評価ができない時

それがこどもたちに、良い活動だ、いまいちな活動だ、
と簡単に評価できないことも多いと思います。
うまくいくか、うまくいかないか、
そもそも何をもって“うまくいった”ととらえるのか?
失敗するという心配があったわけではないのです。
どうなっても失敗ということはないと思っていました。
だから

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発展途上な私たち

発展途上な私たち

つくづく私たち大人が創ってきた社会というものが、
発展途上であると感じる今日この頃です・・・

自ら学び成長した先に

「こどもは未熟で何かを教えこまなければならない存在ではない」。
一歩、いや半歩くらい学びの場を広げてみるだけで、この表現に、何度となく出会えます。
これって、画一一斉で一方的に伝達する学びのスタイルへの反省から表現されるようになったものだと私は捉えています。

もちろん、未熟で教

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自己責任論が好きじゃない理由

自己責任論が好きじゃない理由

遡ると19年前の10月になるようです・・・

言葉の使われ方が変わった時

2004年10月、イラクで人質になって殺害されてしまった香田証生さんのことは、私にとっては記憶に新しく、同じ季節が近づいたことも相まってか再び考えさせられているのかもしれません。

私の立場は、当時の社会民主党談話とほぼ一致していると感じたので、
この事件そのものについては、
それをシェアしておきたいと思います。

この事

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