松平こどもサークル・かのこ

自分のことは自分で決められる、お互いによく聴き合う、この自分で大丈夫と思えること、そん…

松平こどもサークル・かのこ

自分のことは自分で決められる、お互いによく聴き合う、この自分で大丈夫と思えること、そんなことを大切にしている豊田市の里山のフリースクールです。かのこは鹿の子。鹿はかみさまの遣い、そんなかみさまの遣いの子どもたちであることを大人の私たちが想い起こせるようなかかわりを目指しています。

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体験についてのご相談&問い合わせ先

こちらをご覧になってお問い合わせをいただくことも出てきました。 体験については、 メールで受け付けをしております。 kanokointheforest☆gmail.com ☆を@にかえて、 件名に「体験について」とご記入ください。 代表理事・安藤さち子

    • かのこ1thAnniversary

      4月12日は法人のお誕生日でした✨

      • 一般社団法人かのこ

        【法人概要】 法人名  :一般社団法人かのこ 法人種別 :一般社団法人(非営利型) 設立年月日:2023年4月12日 役員名簿: *代表理事 安藤さち子 *副理事  飯沼絵美 *副理事  野々山大輔 *監事   牧原東吾 [監事設置型法人] 主たる事務所:〒444-2216 愛知県豊田市九久平町簗場64番地 賛助会員:(※名簿順・敬称略) 安藤順 磯谷綾 市村優子 伊藤真千子 大谷ますみ おがたみわこ 鈴木絵里奈 藤井真紀 山本薫久 吉橋久美子 ほか 【コンプライアンス

        • 気が合うって感じた

          【メンバーとスタッフの対談Vol.1】 活動時間中にスタッフに投げかけがあったのだそうです。 「対談動画撮らない?」って。 インタビュアー:内田美穂子(みほこ) 文責:安藤さち子(くらら) みほこ;今日はかのこの活動日です。今日はメンバーのお話を聴きたいと思います。 かのこに初めて来たのはいつでしたか? メンバー;かのこに来たのは去年の夏くらいで。 みほこ;去年の夏くらい、うんうん。 メンバー;で、何ていったら良いんだろう、体験3回で、で、その前は不登校で。自閉ぎ

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        体験についてのご相談&問い合わせ先

          かのこは“次の時代のあたらしいカタチをつくっている!?”

          【かのこスタッフ対談・第2回】 私が昨年秋からかのこの活動に関わるようになって印象的なことのひとつが、スタッフの地域(かのこが活動する松平地区)への愛です。今回は里山を愛し、この地域でかのこを始め幅広い活動をしているかのこの副理事、野々山大輔(ののさん)の想いを聞きました。 聞き手:かのこ代表理事 安藤さち子(くらら)  文章:かのこスタッフ 内田美穂子 くらら;ののさんがかのこに入ったきっかけって変わっていましたよね? のの;スカウトされました(笑) 休職中の2021

          かのこは“次の時代のあたらしいカタチをつくっている!?”

          こどもへの憧れというまなざし

          学校に来られない子がどうしてかのこさんには参加し続けることができるのですか? 率直で難しい質問だと思いました。 視点の切り口はいろいろ 難しい理由は、まずもって視点がいろいろあるということ。 この話一時間はできてしまうな、みたいな感じです。 それと、「なぜかのこには参加できるの?」の問いの裏に何があるかによって答えやすかったり答えにくかったり。 少々嫌悪感の入り混ざった感じでこれを聴かれることもあるのです。 その問いの裏には、学校のどこがそんなにダメなの?かのこに通える

          こどもへの憧れというまなざし

          立候補者の話を聴きに

          代表の私が一人で行くつもりが・・・ 活動として 私たちのスクールがある豊田市は、市長選の真っただ中です。 朝のサークル対話時間にテーマとして挙げたり、 もともと投票で何かを決めるといったことも普段からよくやって来ていました。 そんな中、本物の題材にメンバーさんたちが出会うことになりました。 今日の活動に私も入る予定でしたが、 近所に立候補者の方が演説に来られることがわかり、 それなら質問をしたいなと考えました。 特に公約に掲げられている「不登校特例校」の設置について。

          宗教性を帯びる

          教育基本法の第9条(宗教教育)を大事に考えています。 そして、それとは別に“宗教性”を大切にしています・・・ かみさま 私自身がクリスチャンであることで、フリースクール内で、特定の宗教に偏らないということをとても意識しています。 スクールに通う子のどんな宗教も尊重したいという想いからです。 公教育では、教育基本法第9条にそのことが記されています。 私立の場合は、特定の宗教が運営する学校もあるので、 この限りではないのですが、 かのこでは、あくまでも「公」を意識している形で

          原理原則

          どんな原理でその場が動いているか、これは教育の中ではとても大切なテーマだと思います。 ある日のサークル対話を振り返る 11月から新しいスタッフも迎えて、新しい風が吹いているかのこです。 全然合理的じゃないことを私がやっていて、 これでもあり?と素朴にきかれて、「全然あり!」むしろなんで思いつかなかったんだろう~なんていうことが起きたりしています。 新しいスタッフがグループリーダーをしてくれて、 たまたま翌日にその話ができる機会に恵まれました。 あの時、どんな進め方のバリ

          心して事にあたる

          「ここ数日の緊張感が伝わってきていました」 副理事がそう声をかけてくれました・・・ 簡単に評価ができない時 それがこどもたちに、良い活動だ、いまいちな活動だ、 と簡単に評価できないことも多いと思います。 うまくいくか、うまくいかないか、 そもそも何をもって“うまくいった”ととらえるのか? 失敗するという心配があったわけではないのです。 どうなっても失敗ということはないと思っていました。 だから、ハラハラドキドキしていたわけではないです。 肚にキュッと力がこもるようなそん

          発展途上な私たち

          つくづく私たち大人が創ってきた社会というものが、 発展途上であると感じる今日この頃です・・・ 自ら学び成長した先に 「こどもは未熟で何かを教えこまなければならない存在ではない」。 一歩、いや半歩くらい学びの場を広げてみるだけで、この表現に、何度となく出会えます。 これって、画一一斉で一方的に伝達する学びのスタイルへの反省から表現されるようになったものだと私は捉えています。 もちろん、未熟で教えこまなければならない存在だと全く思っていませんが、 何かしら少し前提がずれてい

          自己責任論が好きじゃない理由

          遡ると19年前の10月になるようです・・・ 言葉の使われ方が変わった時 2004年10月、イラクで人質になって殺害されてしまった香田証生さんのことは、私にとっては記憶に新しく、同じ季節が近づいたことも相まってか再び考えさせられているのかもしれません。 私の立場は、当時の社会民主党談話とほぼ一致していると感じたので、 この事件そのものについては、 それをシェアしておきたいと思います。 この事件を機に、 世に「自己責任論」がはびこりました。 この時から、自己責任という言語

          自己責任論が好きじゃない理由

          自分で決めるという幻想

          フリースクール界隈では、すっかりおなじみの “自分で決める”ということを 少し分解して考えてみたくなりました。 言葉の一人歩きかもしれない この活動を始めて3年目。 自分で言うのも変ですが、きっと代表の苦労が増す頃ではないかと考え、 伴走支援を外部の方にお願いしてきました。 全7回の対話の時間と日々のジャーナルで葛藤を出し整理していくという方法を取り、今日がそのまとめの会でした。 後半に出てきた問いが、「自分で決めるって?」というものだったのです。 スクールで大切にして

          自分で決めるという幻想

          原体験の再現

          こどもの頃の佳き思い出の数々・・・ 中でも通った習字教室がすごかったんです。 どうしてあんなことが可能だったのか 記憶では確か私が小学校1、2年の頃から、 家から徒歩2分のところにあった習字教室に通い始めました。 5年くらいは通ったでしょうか・・・ 真面目にお習字をする教室でした。 墨汁のにおいに包まれながら、 先生の夫さんが登山と写真が趣味で、 教室に一枚の高山植物の写真があったので、 ぼんやりと眺めながらだったことを思い出します。 その夫さんがホタルを観に連れて行

          子のやりたい!に端を発すること

          “〇〇くん~ナイスアイディア~ありがとう~” 帰りのサークル対話はこんな風に、なぜか、みんなで川柳大会となりました🎵 達成感満ちる、お祝いのようでした。 「流しソーメンやりたい!」 今年登録メンバーとなった子が、サークル対話時間に何度か伝えてくれていたことでした。 前回の活動日にも同じく発案があり、「今週ならできそうだね!」という運びに。 野外活動はスタッフ3人が確実に入れる日にしているため、 限られた日になってくること、 最近では熱中症の心配も、そして秋はスズメバチやマ

          子のやりたい!に端を発すること

          その子が大切にしているものを大切にする

          たまには私自身の子育ても交えつつ・・・ 長男のこと 我が家は、中2、中1、小3の男子が居ます。 年齢を重ねるごとに、こどもを尊重すること、こどもを大切にするということにも変化があるものだなと感じています。 長男は、長いこと星のカービィファンです。 先日、新宿の四谷での「大人のいもいも」教室に参加するべく、3人も連れて上京しました。 彼らに東京のどこに行きたいかを聴くと、スカイツリー、と。 私が研修の間、彼らはスカイツリー周辺で遊んでいました。 愛知に帰宅して、荷ほどき

          その子が大切にしているものを大切にする