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【名探偵コナン】#5.私、たぶん、貴方のこと
「んッ。んッあっ…!」
「ーーぁん、っだめ、キス。もっ…と」
「えどがわく…ぅんつ、きもちっ!いぃ…っ…」
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夜。阿笠邸の地下室。
そこには2人の子供が身体を重ねる時間があった。
子供と言っても頭脳は大人。
この世でたった2人だけの、幼児化された者同士にしか分かれない淡く切ない本能の欲。寂しい夜。
ふたりはその解消を求めて互いを貪る。
「ねぇ
【名探偵コナン】#4.あなたはお尻ペンペンがお似合いね(志保/コナン)
「あら。迷宮なしの名探偵さんも、お尻ペンペンを前にして流石に打つ手無しって所かしら?」
「なっ!ンな訳ねーだろ…」
…
森の中。昼を大分過ぎた頃。
茂みに覆われた場所から2人の声が聞こえる。
見れば、膝にうつ伏せのまま度々お尻をぶたれる小学生と、その裸のお尻を鳴らすひとりの女性の姿。
小学生は痛がり、体格差を嘆いて必死に藻掻いている。
それはまさに悪さを働いた子供がお仕置きをされている光
【名探偵コナン】#3.まだ馴染めない哀(蘭/哀)
蘭「みんな?お手洗いは済ませた?」
元太・光彦・歩美「はーい」
蘭「今夜の花火大会、きっと人がいっぱいだから、会場の近くのトイレはきっと公園でも混んじゃうよ?ほんとにみんな大丈夫?」
元太「おぅ!俺汗っかきだから全然心配要らねーぞ?」
光彦「元太くん、多分そういう事ではないと思いますよ」
歩美「歩美、さっき博士ん家でしてきたから大丈夫ー」
蘭「そっかそっか。コナン君と哀ちゃんは?」
コナ
【名探偵コナン】#2.お仕置きごっこ(歩美/哀)
歩美「ねー哀ちゃん今日は何してあそぶ~?」
哀「そうね、博士は発明品の展示会。男の子達は学校で身体測定の日だから帰りは遅いわね」
歩美「そーなの!明日は私たちの身体測定の日だから帰りが遅くなっちゃう!やだなぁ…」
哀「ま、私たち低学年はすぐに終わると思うわ?高学年になるとちょっと時間かかりそうだけど」
歩美「え?どうして?」
哀「身体に変化が現れるから。大事な事よ?」
歩美「変化ってな
【名探偵コナン】#1.最後はそれぞれのお膝で~Wスパンキング~(英理・蘭・哀・コナン)
ある朝の事。
蘭は母親である妃英理に叱られていた。
というのも、昨晩の殺人事件で珍しく頭脳が冴えわたった毛利小五郎が、お祝いにと一晩中飲み歩き、つい先ほどフラフラの状態で玄関に倒れこむようにして帰ってきたからである。
元より、英理は小五郎の酒癖に呆れ、本人に禁酒は不可能だと判断。そのため、以前より蘭には小五郎の禁酒の監視を命じていたのである。
…
「蘭、これは一体どういうこと?昨日の夜、こ
【葬送のフリーレン】#4.ふたりだけの静かな夜
「フリーレン様。こちらへ。」
そう告げ、木の椅子に腰をかけたのは『フェルン』と言う名の旅の同行人だった。
その視線の先には呼び付けられた1人の気だるそうな少女。
周りからはエルフと呼ばれ、長寿で、千年生きると言われるが、見た目は中学生程度で止まっている不思議な種族だ。
「前にもお伝えしました。夜更かしはあれほどいけない事です。と」
そのエルフは叱られている。
座を更に奥へ送るフェルンの広が
【葬送のフリーレン】#3.フェルンの誕生日
…
「フェルン。正直今日は言い過ぎだと思うよ。シュタルクの話全然聞いてあげないしさ」
宿には不穏な空気が漂っていた。
フリーレンが隣に座るとベッドは2人分の重みを沈ませる。
「…んんぅ」
フリーレンに指摘されたとてムスッとした顔は変わらない。
座れば自然と揃えられる指先は膝でぐっと握られ、礼儀正しさを欠いている。
フェルンには珍しく意固地な状態だ。
「だって。シュタルク様、私の誕生日忘
【葬送のフリーレン】#2.変わってしまった力関係
「...あぃたたた。。」
「フリーレン様??まだ終わりじゃありませんよ?」
長い事約束付けられ、ようやく止まった掌。
やれやれとベッドを押し返し肘を伸ばすとあるエルフは弟子の魔法使いに小さな溜め息を付かれた所だった。
「もぅ。フリーレン様ったら。勝手に…」
フリーレンと呼ばれる少女は膝は曲げ、伏せていた体は起こし、重心を指先からゆっくりと膝小僧へ戻す。
膝に這う格好から今まさに立ちあがろ
【葬送のフリーレン】#1.フリーレンVSアウラ!真のストーリー!!
「終わりだね。アウラ」
「うぅ…ッ。...っく!!!」
首の無い甲冑が地を犇(ひし)めく満月の夜。
その戦場の最前列には角を生やした小柄な少女、アウラの姿があった。
「嘘。...こんな事...ある筈ない!!」
苦虫を噛み潰した様な苦しい顔。
震えて睨み返すその先には宙からそっと足を付けた憎き相手・フリーレンの姿がある。
アウラとは裏腹に冷静で澄ました表情はいつもとなんら変わりない。