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【名探偵コナン】#3.まだ馴染めない哀(蘭/哀)


蘭「みんな?お手洗いは済ませた?」

元太・光彦・歩美「はーい」

蘭「今夜の花火大会、きっと人がいっぱいだから、会場の近くのトイレはきっと公園でも混んじゃうよ?ほんとにみんな大丈夫?」

元太「おぅ!俺汗っかきだから全然心配要らねーぞ?」
光彦「元太くん、多分そういう事ではないと思いますよ」
歩美「歩美、さっき博士ん家でしてきたから大丈夫ー」

蘭「そっかそっか。コナン君と哀ちゃんは?」

コナン「大丈夫だよ蘭姉ちゃん。ありがと!」
哀「心配してくれなくてもいい。下(しも)の管理くらい自分で出来る」
コナン「お、おい灰原。おめーちったー子供らしくしろよ」コソコソ

哀「…はぁ。」

蘭「そ、そう。もし行きたくなったらすぐに教えてね?絶対だよ?じゃー行こっか」

コナン・元太・光彦・歩美「はーい!」

哀「…」


ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー

ガヤガヤッ、ガヤガヤッ、、


蘭「うわぁ、やっぱり多いね」

元太「めちゃんこいるな、人」
光彦「これは想像以上です」
歩美「どうしよう。歩美、迷子になっちゃいそう」

コナン「みんな、探偵団バッジは持ってきたか?もしはぐれたらこれで連絡を取」

元太「ったりめーだろぉ?」
歩美「ちゃんと持ってきたよ!」
光彦「何せ僕たち少年探偵団はこれがないと始まりませんからね!」

元太「そうだぜコナン!」
歩美「そうだよコナン君!」

コナン「お、おう。そうだったな。…ってあれ、灰原は?…灰原ぁ、おーい!」

哀「ここがよく見えそうよ?」

歩美「えー?ほんとー?」
元太「マジか!俺が一番乗りー」
光彦「あ、抜け駆けなんてずるいですよー」

蘭「あっ!みんな待って!コナン君も早く」

コナン「あ、うん!(…ったく、ヤツらもいるかもしんねぇのにあんまり1人で動くなよなぁ。、)」


蘭「あっ!」

ヒューーーーーーーーー


コナン「!!」

ドカーン!! バーン!!     ヒューーーー

…パァーン ドーンッ!!!         パァン!!

元太「うぉお!始まった!すっげぇ!!」
光彦「わぁ!すごい綺麗ですねー」
歩美「ほんと!本物のお花みたーい」

蘭「ふふ。今年もみんなで来られてよかったね!」

歩美「うん!!」
元太「だな!」
光彦「ですね!」

蘭「新一」ボソッ

コナン「…」

蘭「ううん、なんでもないよ。コナン君と一緒に見られて嬉しいな」

コナン「僕もだよ、蘭姉ちゃん。(…見てるぜ?おめーの隣で。今年も一緒さ)」

哀「…」サッ

コナン「え?あっ、灰原。勝手にどこ行、ちょっと待てよ」

光彦「灰原さん、どうしたんですか?!」
歩美「哀ちゃーん」
元太「灰原ー!今1番いいとこだぞー?」

哀「…」

蘭「待って哀ちゃん!私ついてくからみんなここに居てね。あ、哀ちゃん!待ってってばー」

コナン「(…ったく。灰原のやつ)」

ーーーーーーーーーー
(@公園トイレ前)

ガヤガヤッ…、、ガヤガヤッ、、


哀「……。(はぁ。…全然前に進まないわね)」

女の子「ねー、お母さーん、おしっこ漏れそう!まだー?」
お母さん「もう少し待てる?もう少しだから」
女の子「…はぁい」

哀「はぁ。全くこれだから子供は」

ヒューーーー    ドカーン!!

哀「」


…ドーーン…

哀「…あれ?!体が何だかおかしい?!」

タッタッタッタッ

蘭「哀ちゃーん、哀ちゃーん!」

哀「…っ(蘭さん!、、)」

蘭「哀ちゃーん、どこなのー?」

哀「(んグッ!急にお腹が苦し…どうして。…」

蘭「哀ちゃーん」

哀「(ま、まさか!子供の体になって膀胱が収縮してるの?…いつもは我慢出来るはずなのに。。何で。…漏れそう! 我慢出来ない。こんな、…。こんな所で)」

女の子「やっと私の番きたー!お母さん行ってくるねー」
お母さん「はーい」

哀「(早く!早くして。じゃないと私。…もう、、)」


ヒューーーー バァーーーン!! …

哀「っ…」

…ヒューーーー ヒューーー… ドカーン!!!


女の子「お母さーん、ちゃんと外にいるー?」
お母さん「いるわよー」

哀「(だめ…。もう駄目。あぁ、耐えられない…せ、せめて多目的トイレに!行かなきゃ)」

蘭「あ、哀ちゃん。あんな所に」

ヒューーー … ドカーン!! バァーーーン

哀「ハァ、、うっ。」

蘭「ん?(何震えてるんだろう)」


哀「ふっ…ふっ!(もう少し。…もう少…しッ)」

蘭「ふふ、あーいちゃん!どうしたの?」

哀「きゃっ」ビクッ

蘭「あ」

哀「あぁ駄目!…あぁーーッ!!」

ショワッ

哀「あぁ、あああっ!!!」

ジョジョジョジョ…ジュォーーーーー


蘭「!?」

哀「っ…!!」

周り「!??」

蘭「え」

哀「あぁぁあ…」ピチャッ


ピチャッ…


ザワザワ … ザワザワザワッ

蘭「ちょ」

哀「…」

蘭「哀…ちゃん?」

哀「…ぅぐっ、、、ぐす」

蘭「と、とにかくこっち」


ーーーーーーーーーー
@博士の家

蘭「哀ちゃん、お風呂。済んだ?」

哀「えぇ」

蘭「コナンくん達には先に帰るよう哀ちゃんのバッジで伝えた。コナン君達ももうすぐ帰ってくるって」

哀「そう」

蘭「」

哀「」

蘭「…哀ちゃん」

哀「…」

蘭「どうして言ってくれなかったの?トイレ行きたいって。それに」

哀「」

蘭「花火大会行く前みんなに聞いたよね?私。トイレ大丈夫かなって」

哀「…そうね」

蘭「」

哀「」

蘭「哀ちゃん」

哀「何」

蘭「みんなが帰ってきたらちゃんと謝れる?」

哀「?」

蘭「私も途中でみんなを置いて抜けてしまったから謝らなきゃいけない」

哀「…」

蘭「哀ちゃんも。謝れる?」

哀「そんな目でみないで。私、もう小学生なのに漏らしてしまって恥ずかしい。だからみんなに会いたくない」

蘭「それは!、、みんなに何も言わないってこと?」

哀「…。そうなる」

蘭「」

哀「」

蘭「それは違うわ?哀ちゃん」

哀「!」

蘭「きっとみんな哀ちゃんを心配してる。だから心配かけてごめんねってちゃんと言うべきだと思う」

哀「…」サッ

蘭「待って!どこいくの」

哀「地下室。私の部屋」

蘭「駄目!待ちなさい」

哀「ついてこないで」

蘭「」

哀「」

蘭「哀ちゃん。ちょっとおいで」

哀「…。」

蘭「ここに乗りなさい」

哀「どういう事?」

蘭「哀ちゃんは今とても悪い子。だから」

哀「…」

蘭「今から哀ちゃんにお仕置きしようと思う」

哀「なによ、それ」

蘭「来なさい」

哀「離して」

蘭「駄目」

哀「離しなさい」

蘭「いけません」

哀「…」

蘭「」

哀「」


蘭「お姉ちゃんのお膝に、来なさい!!」

哀「だから何すんっ…。きゃあッ!」


ドサッ

蘭「ほぉら!もう動けないでしょ?」

哀「っく!…何よいきなり!下ろしなさ」

蘭「いい?哀ちゃんがこれからするべき事、分かるまでずっと。ずーーっと。哀ちゃんのお尻に教えるからね」

哀「おっ、お尻ってなに!待っ…あぁ」パシンッ

蘭「こらっ」パシンッ

哀「きゃっ」

蘭「痛い?もっともっとだよ」

パシンッ!! パシンッ

       パシンッ パシンッ!!!

哀「うっ、、ぁあっ、、、ああ!」

蘭「何も言わないで行っちゃうなんてひどいよ」

パシンッ

哀「っぐ」

蘭「みんなにも迷惑かけて」パシンッ パシンッ!!

哀「ん、っんくぅ…」

蘭「ふぅ。まだみんなに会わないなんて言う?」

哀「…」

蘭「そう。まだ足りないかな」ゴソゴソ

哀「?!」

蘭「暴れないで。分かるまでするって言ったよね?」

哀「あぁっ!やめっ反省した、したから!」

蘭「嘘おっしゃい、この子は」

ピシャンッ!!

哀「きゃああっ」

蘭「哀ちゃん!パンツ隠さないで」

ピシャンッ

哀「いっ!」

蘭「本当に悪い子なんだから」

ピシャンッ!! ピシャンッ

      ピシャンッッ ピシャンッ!!

哀「あぅあっ、あっ、痛っ、痛い」

蘭「お仕置きなんだから痛いは当たり前です」

ピシャンッ

哀「きゃあんっ!」

蘭「…」


ピシャンッ

哀「痛ッ」

蘭「哀ちゃん?なんて言うの?」

哀「ひぃ、うっ…」

蘭「まだ言えない?それとも言わない?」

哀「…っ」


蘭「」

哀「」

蘭「そっか」

哀「」

蘭「そっかそっか。…なら仕方ないね」

哀「…」

蘭「哀ちゃん?最後は裸のお尻。覚悟して」

哀「…!!?」

蘭「抵抗は許さないよ?ほら、ほら」

哀「やっ!」サッ

蘭「手は前!こら!パンツから手を離しなさい」

哀「嫌っ!それだけは嫌っ!」

蘭「言うこと、聞けないんだよね?」

哀「待って!会う!会うから」

蘭「もうずーっと待ちました、いつまでも経っても素直にならなかったのは哀ちゃ…」

ガチャッ

コナン「ただいまー」
元太「おっすー。帰ってきたぜー」
歩美「蘭お姉さん、哀ちゃんいるー?」
光彦「おふたりとも、大丈夫ですかー?」

蘭「あっ」
哀「!!」

コナン「あれ?どうして灰原、ケ…つ」
元太「なんだなんだ?」
光彦「コナン君?どうしたんですか?2人ともソファで寝てるんですか?」

歩美「えっ、どうして哀ちゃんお尻丸出しなのー?」

哀「ぁ…。…。」

コナン・元太・光彦・歩美「…」


蘭「実はね。いま」

哀「らっ蘭さんッ!いますぐ下ろして!見られちゃう!嫌、嫌あっ」

蘭「冗談じゃないわ?まだ終わってないでしょう?お仕置き」

コナン「…お仕、、置き?」
元太「ん?おしおきってなんだ?」
光彦「お仕置きとは罰の事ですよ元太くん」
歩美「どうして哀ちゃんが蘭お姉さんにお仕置きのおしりぺんぺんされてるのー?」

蘭「これはー…色々あって、、ね。」

哀「とにかく!続きは後でもいいから!ズボンを履かせて」

蘭「そういう訳にはいかないわ?まだ当分悪いお尻だもの。今からパンツ無しって言ったでしょ?」

ズルリッ!!!!

哀「ああっ」

コナン「!!!」
元太・光彦・歩美「っ!?」

哀「ひっ」

蘭「やっと悪いお尻が出たね。じゃあ始めよっか」

哀「…嘘でしょ?!」

蘭「嘘なんかじゃないわ?元太くん、光彦くん、歩美ちゃん、それにコナンくん。みんなに見てもらいましょ?」

哀「嫌あっ!やめてっ!!!」

蘭「やめない」

哀「…ッ!!」

蘭「さぁ、今からみんなの前でお尻ペンペンよ?」

ヒュンッ

パチンッ

哀「ぎゃあっ」

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