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現代病「イラっ」

天才的です。

このイラスト。

現代のピカソ。

筆の迷いのなさ。

空白の美。


あなたにはこのイラスト
はどのように見えるでしょうか?


芸術とは実に
儚いものだと僕は思います。


芸術とは刹那的な
感情の集大成。

そう思います。


僕には苛ついている
猫のように見えました(笑)


でもさかさまに見ても
面白そうだし、
すかしても面白そう。


見る角度や、時間帯、
気分によって見え方が
一変してしまいそうな儚さ。


芸術は面白いな。

そう思います。


Tome館長、彼の目に
この世界はどう映るのでしょう。


とても気になるところです。


素晴らしいイラスト
つかわせていただき
ありがとうございます。



ところで、この
イラつく」。

僕は恐ろしい現代病だと
捉えています。


人はどうして
こうもイラつくように
なってしまったのでしょう。


正直かなり複雑な要因が
絡み合っていて一概には
言えないと思っています。


先日記事で触れた、
インスタントソサエティ」も
一つの原因に違いありません。


詳しくはこちらです。


しかし僕は
イラつきにはもっと
深刻な問題があると思っています。

そしてそれは
意識しなければ改善されない
慢性的な病です。

なのでここで
3つに分けて「イラっ
を分析していきます。


早速一つ目ですが、
物事に関する基本認識」です。


そもそも世の中の物事の
99%は自分の思い通りには
行かないです。


そこをまずそもそも認識
する必要があります。


何でも思い通りに行くと
思っているのはジャイアンです。

極めて幼稚です。


まあ、思うようにはいかないよね。


そう取り乱さずに、
反省し、改善し、
アクションにつなげるのが
大人」でしょう。


この認識を持っていれば、
そう簡単にイラつくことは
なくなるでしょう。


次は
好き嫌いの敷衍
です。


好き嫌いとは世の中の大半を
構成している主観情報です。


そしてそのうちの大半が
良し悪し」に変換されています。


例えば、大企業に勤める人が
ベンチャーなんて落ちこぼれの
いく「悪い」ところだと
言ったとしましょう。


こんなものは個人の
好き嫌いを良し悪しと
すり替えてこじつけているだけ
にすぎませんよね。


逆もしかりです。


大企業なんて、
安全志向の保守的な人間がいく
悪い」ところだ、というのも
こじつけです。


好みにすぎません。


世の中の大半の口論に
この原則は適用されます。



好き嫌いと良し悪しを
的確に区別しないと
無駄な「イラっ」につながります。



最後は
他人のことを考えること
です。


そもそも他人は他人、
自分は自分です。


責任を取るのも、
美味しい思いをするのも、
全部自分。


他人と比較するのは
無駄にもほどがある。

これと同様の議論から、
他人に不必要に介入するのも
無駄です。


他人にいちいち難癖をつけていては
自分は幸せにはなれないです。


なぜなら自分は自分だから。


他人のことが気になるというのは、
おそらく自分の「」に不満や
焦り、無駄なストレスを感じている
現れでしょう。


これでは悪循環です。


人は習性として
悪い面に目を向けたがる
という生き物です。


すぐ悪いことばかり考えて、
不安になる。


だからこそ、意識しなければ
良い面は見えづらいです。


他人の事を見ると、
自分とは違う価値観で、違う目的で、
違う手段を使って今を生きている
訳ですから「イラっ」としますよね。


意味がありません。


大人になりましょう


僕が良くやるのは
物事を多角的にとらえることです。


物事には必ずいい面と
悪い面が混在しています。


殺人ですら
良い面を含有しています。

(してないですかね…
ケースバイケースですね)


それを探すということを
意識するのです。

以前記事にした
遅刻してくれてありがとう
という僕の記事は好例です。


遅刻にもいい面と、
悪い面があるということです。


考え方ひとつ、見方ひとつで、
物事の姿は一変します。


どうとらえるかは
あなた次第。


どうせなら、
気持ちのいいほうを選ぶに
越したことはないと思います。


とはいっても
これは病気のようなものなので
そう簡単には治りません。

少しずつ、少しずつ
リハビリしていくべきでしょう。


そして人というのは
大人の階段上る」のです。



あなたの貴重なお時間で、僕の稚拙な文章をお読みいただき本当にありがとうございました。何か改善点、ご意見などおありでしたらお気軽にコメントいただければ幸いです。