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ステキなクリエイターさんたちが書いてくれた 何度も読み返したくなる記事。
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2020年10月の記事一覧

大丈夫、なぜなら今日は残りの人生で一番最初の日だから。

15歳のとき。ある発表会のような場で、目の前にいる大人たちに向かって私は言い放った。

「私はもう、何を始めるにも年を取りすぎている、そう思うことがあります」

この言葉を、大半の人が冗談だと受け止めて、うっすらとした笑いを口元に浮かべた。15歳の若造が何を言うんだと。

だが、私の言葉は本心から出たものだった。だって、オリンピックにしたって、音楽のコンクールにしたって、数学の大会にしたって、何か

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言いたい事を言ってみたもののこんな世の中じゃ…POISON

言いたい事を言ってみたもののこんな世の中じゃ…POISON

やっぱ言葉もね、新時代なんで、マイルドにしていくべきだと思うんすよ。
なんつーかこれからは、表現に於いて「誰も傷つけない言葉」を模索してった方が良いんじゃ無い?そう思うわけです。

で日常会話で例え話する時によくことわざを使うんすけど、
ことわざって動物に厳しいの多いじゃ無いですか。

例えばね、「飛ぶ鳥を落とす勢い」
勢いありすぎ。そんなんしたら可哀想ですからね。

向こうさんもゴキゲンに飛んで

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たぶん誰でもできる良いコンテンツをつくる方法

たぶん誰でもできる良いコンテンツをつくる方法

それはとてもとてもシンプルなもので、

「さっさと始めて、ずっと続ける」
これだけだと思う。

たいていのことは考えるより、やってみたほうが早い。より良い出来にするためには走り続けながら調整したほうが芯を食う。

・こんなことやってみたいけどニーズある?
・誰も“いいね”してくれなかったらどうしよう
・やってみたところでつまらないかも
・いつか時間ができたらやろうかな

こんなのは全部検討するだけ

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「お金」は好きだけど「お金を稼ぐこと」にはそこまで興味が持てないあなたへ

「お金」は好きだけど「お金を稼ぐこと」にはそこまで興味が持てないあなたへ

「お金が欲しいと思っているのに稼げていないなら、お金を稼ぐのが下手なだけだよ」

とある事業家っぽい人がそんなふうに言っているのを聞いて、私はすこしムッとした反面、じわじわと、ああ、なるほど…なるほどなぁ……と、自分のこれまでの色々なことが腑に落ちたのであった。

自分のこれまでの仕事の選び方を振り返ってみると、できるだけ沢山お金が欲しい、と思いながらも、給料や報酬だけではなく、やりがいとか、自分

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肉体に無関心なデジタルネイティブ世代と、性教育の必要性

肉体に無関心なデジタルネイティブ世代と、性教育の必要性

私は20歳ごろまで、女性の下半身の穴の数を正確に知らなかった。

私は生まれたときからずっと、教科書的に標準なメスのからだを持っているのにも関わらず、である。

私に穴の数を教えてくれた人は、同い年の友人である。彼女もまた、自分の肉体の構造を知らなかった。びっくりして私に教えてくれたのである。私たちは20年も生きてきた、生理もあった、でも肉体の構造を知らなかった。

この話を年上の人たちにすると、

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上階の住民の騒音をサンバカーニバルにするためにタンバリンを買った話

上階の住民の騒音をサンバカーニバルにするためにタンバリンを買った話

今の部屋に引っ越してきて3ヶ月。
最初はたまたまかな、と思っていたものが徐々に疑念を生み、そして確信に変わるのに2週間はかからなかった。

ドンドン!!!ドンドドドンドン!!

(おっ今日も始まったな。上の階の人は一体毎日なにやってんだろうな。)
夜23時ごろから午前1時頃まで上階の住民がとにかく床を打ち鳴らして暴れ始めるんですよね。

正直騒音に対してはかなり寛容なので夜中に騒いでいようが床を打

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