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臨床検査技師

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臨床検査技師に関するマガジンです。といっても専門知識よりマネジメントテクニックやマインドなど、新しい時代を生き抜くための noteを書きます!
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#医療

戦え。自分の理想を叶えたいなら。

戦え。自分の理想を叶えたいなら。

タスクシフトを取り巻く現実最近、論理的に考えられない人間とは仕事したくないなと強く思うだぴてぃです。

見出し画像はほんわかしてますが、カルガモさん、なんか冒険にでそうですよね。

さてワタクシ、本業が「臨床検査技師」という医療業界ではどマイナーな職業をやっているんですが、昨今の医療業界は色々と大変な環境に置かれています。

医師の働き方改革なるもので、本来は医師が行なっていた業務が、他の職業にタ

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【臨床検査技師】盲信は信者を生む

【臨床検査技師】盲信は信者を生む

なんだか物騒なタイトルですが、まあ聞いてください。

これは技師会のある集まりに参加していたときのこと。

僕もその人は知っていて、ベテランだし、たしかに知識量が半端ない。きっとインプットするのが得意で、アウトプットも定期的に行っているからか、知識の定着がはかられている……と思っています。

これ自体は本当に素晴らしい。なにかわからないことがあれば、その方を頼ろうとすら思える知識量です。

しかし

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【臨床検査技師】知識の引き出しを作ろう

【臨床検査技師】知識の引き出しを作ろう

臨床検査技師として「成長」とはなにか?

と聞かれたら迷いなくこう答えます。

「引き出しをつくる」

これは物理的なお話ではなく、

「知識の引き出し」ってことです。

必要なときに、

必要な知識を引き出して、

必要な分だけ使う。

これが「成長」だと思っています。

正直、知識なんてものは

ググれば、AIに聞けばたいていのことは

わかった気になれます。

なので、全部が全部インプットし

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医療現場でチームに思うこと

個人の能力を伸ばすこと、チームの能力を伸ばすことは似て非なるもの。重なる部分もあるけど、基本的には別々の作業になる。このことを知らない人が上司にいたり、リーダーだったりすると、そのチームは壊滅的な結果を残すことになる。

ここでいう「結果」とは、業績もそうだし、チームの持続可能性も含まれる。安定した成績を、より安定した状態で続けられる。一時の好成績も大事かも知れないけど、個人的にはアベレージがいい

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土台はできた。次はサイト作りだ【CytoBase通信Vol.3】

土台はできた。次はサイト作りだ【CytoBase通信Vol.3】

本日、久しぶりに完全OFFだったので不用品をメルカリに出しつつ、サービス作りの続きをやっていました。

最低限は進んだのですが……思ったほど進んでいないような気も。

〜このプロジェクトに関する記事はこちらのマガジンに全て収録〜

結論から。

プラットフォームの準備はできました!

あとはここに細胞像を投げていくだけ。
そしてみんなで考える。多角的な意見や見方を述べていく。

ただこれだけでは周

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【臨床検査向上委員会】コミュニケーション②〜報連相〜

【臨床検査向上委員会】コミュニケーション②〜報連相〜

では早速まいりましょう。
本日はコミュニケーション編②「報連相」についてです。

報連相の固定概念は間違っている報連相(ホウレンソウ)は一般的に部下から上司、同僚間できちんと行うことが社会人の基本とされているが、個人的にはそれよりも上司から部下(もしくはチーム)へのホウレンソウの方がよっぽど大事だと思っている。

なので今日は同僚間や部下から上司っていうよりは「上司から部下へのホウレンソウの重要性

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【臨床検査向上委員会】コミュニケーションについて①

【臨床検査向上委員会】コミュニケーションについて①

では参りましょう。
臨床検査技師のコミュニケーション問題について。

なぜ臨床検査技師のコミュ力は低め?自分自身、病院の臨床検査技師として働く中で思うこととして「本当に検査科やラボ、研究所所属の検査技師はコミュ力が低い」という傾向があること。フリーランスの方とか、企業勤めの方は結構高い方が多い印象。そう、病院やラボの中ではそうなってしまうのか?

コミュ力がないとは、単純にネクラとか、引っ込み思案

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仕事への向き合い方

仕事への向き合い方

どうも、だぴてぃです。
医療現場でリーダーを拝命してからかれこれ5年くらいが経とうとしています。

この5年間、たくさんの失敗をしてきました。文字にすらできないくらい、言ってしまうと顔から火炎放射出せるんじゃないかってくらい、恥ずかしい思いをしてきました。

同時に責任を感じすぎて鬱っぽくもなりました。よく人からは「真面目だね」って言われますが、時たま自分でもそう思います。もっと適当に考えることが

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臨床検査技師の役職に必要な能力は〇〇って話

臨床検査技師の役職に必要な能力は〇〇って話

検査技師のみなさん、こんばんわ!
孤高のチームリーダー、だぴてぃです。

今日はですね、よく勘違いされることについて徹底解説していこうかなと思います。

今日のお題は自分の経験上もそうですけど、様々なチームに関する研究であったり、書籍などでも言われていることなど、総合的な知見なので反論の余地はないです(言い過ぎましたゴメンナサイ)

数日前にTwitterでアンケートとりました。
お題はこちらです

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【医療】インシデントの考え方

【医療】インシデントの考え方

医療業界に住み着いて早15年ほど・・・

いろんなミスをして
いろんなミスをみてきました。

そのたびに
incidentレポートを書くのですが
(部内のI/A記録も含む)

「ミスは改善を生むなぁ」
と思っています。

もちろん積極的にミスするのは
よろしくありませんが

ミスがないと
業務改善ができないというのも
これまた事実なわけでございます。

■ミスはポジティブでなければいけないミスする

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臨床検査技師は「医療界のボランチ」です

臨床検査技師は「医療界のボランチ」です

どうも、臨床検査技師には無限の可能性しかないと思っているだぴてぃです。

何を隠そう、僕は臨床検査技師になってから15年ほどが経ちます。まあまあの中堅どころですね。この業界、「検査室」という空間にいることが多いので、どうしてもコミュ力なくなっていくんですよねー。後述しますが、これが自分たちの価値を落とすことになるわけですが…

今日のテーマは珍しく「臨床検査技師」について書いていこうと思います。と

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【歓喜】Yahoo!ニュースに掲載されました!!くまのこ検査技師塾!

すべての治療は
「検査」から始まります。

その検査を行うのが
「臨床検査技師」という資格を持った人たちです。

ただ、この職種…

国家資格なのに
評価されないし
存在も知られないし

いや、まだ一般の方にそれなら
ちょっとは我慢できるんですよ。

同じ医療職にまで
評価もされないし
存在も知られないんですよ。。。

同じ建物の中にいるのにですよ?
こんなことってあります?

そんな時に
こんな

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ちょっと方針転換をしようかと思います

ちょっと方針転換をしようかと思います

たいしたことではないんですが
今後のnote戦略について考えていました。

ここ3ヶ月くらいは
文章術についてとか
文章の持つ可能性について

または、
noteの運用方法とか
noteでの生き方とか

さまざまな発信をしてきました。

おかげさまで
いろんな方から好評をいただき
それが収益にも結びついてきて

それなりに自信が深まってきました。

ここでふと思ったんですが
「これは自分がやりたか

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医療職こそチーム戦!まさかひとりで戦おうと思ってませんよね?

医療職こそチーム戦!まさかひとりで戦おうと思ってませんよね?

イマドキ、ダサいですよ。
突っ張るのって。

現代医療は【チーム戦】です。

それぞれの分野・領域が
高度な専門性を持ってきたことで
ひとりでカバーできる範囲が
相対的に狭くなってきました。

家の外壁が崩れたら
大工さんへ

パソコンの調子が悪ければ
エンジニアさんへ

それぞれ【プロ】に頼むことで
諸問題を解決しますよね。

医療職もそれと一緒です。

治療は医師へ
看護は看護師へ
薬は薬剤師

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