【歓喜】Yahoo!ニュースに掲載されました!!くまのこ検査技師塾!

ついに!全国区デビュー!!

すべての治療は
「検査」から始まります。

その検査を行うのが
「臨床検査技師」という資格を持った人たちです。

ただ、この職種…

国家資格なのに
評価されないし
存在も知られないし

いや、まだ一般の方にそれなら
ちょっとは我慢できるんですよ。

同じ医療職にまで
評価もされないし
存在も知られないんですよ。。。

同じ建物の中にいるのにですよ?
こんなことってあります?


まあでもこれ…
自分たちが悪いって側面もありますけどね(後述)


そんな時に
こんなニュースがァァァ!!!!


いやあ、僕はもう嬉しいですよ。
こんな風に取り上げていただけるなんて。


このニュースでは
「くまのこ検査技師塾」の塾長である
熊木裕輔さんがインタビューされています。


くまのこ検査技師塾…
どっかで見覚えありませんか?


そうです!
僕、その塾の管理人なんです!!!


え?ただの宣伝記事かって?
違います…!!


ああ!!

ちょっと待って!!

帰らないで!!

もうちょっとお話聞いていってください!!


この機会にちょっとだけ
臨床検査技師のことについて触れていき
軽くご紹介したいと思います。


知るって大切ですよ???
(どの口が言うかって話ですが…)


臨床検査技師って???

大丈夫。
知らなくても
全然恥ずかしいことではありません。

なんて言っても
同じ医療職の人でも
知らない人はいるからです。


臨床検査技師とはー

臨床検査技師は、病院などの医療機関において種々の臨床検査を行う技術者である。日本においては、臨床検査技師等に関する法律により規定される国家資格である。 古くは医師自らが検査を行っていたものであったが、医療の分業化と検査の高度化が進み、現在の医療に臨床検査技師は不可欠の存在となっている。
Wikipediaより

というものです。

超カンタンに言えば「体に関わることを検査する人」です。


どんな仕事しているの?


病院に行くと
採血をすることがあると思います。

あれ、看護師さんだけだと思われていますが
臨床検査技師もたくさん活躍しています。


なんたって学生の頃は
自分たちで血を取り合って
実習検体にしてましたからね、


そして、その血液を検査する。
これは臨床検査技師です。


なんだか胸が痛いな…
そうだ、心電図検査しよう!!
これも臨床検査技師。


手術が必要…
でも出血多いから輸血が必要だ。
でも輸血製剤って怖い…
大丈夫、これも臨床検査技師が
責任持って検査しています。


体の一部をとって
そこにがんがいないか調べる…
これも、臨床検査技師。(と病理医)


おしっこ取ってー
とか
痰取ってー
とか
インフルエンザの検査
なんていうのも

ぜーんぶ、臨床検査技師です。

他にも諸々…
(病院によって働きはかなり変わってきます)


こう見ると…
病院をジャックしているかの如く
どこにでも生息しているんですよ。

臨床検査技師って。


ね??すごいでしょ?
体に関することなら
なんでも検査できちゃうんだよ?

それをもとに
医師は治療していくんですよ?

↑これもまあ語弊あるんですが


同業者が見たら
「いやいや、盛りすぎだから!」
とかいうかもしれませんが…

全然盛ってません。
これが現実です。


なのに給与は低い…

知ってますか?
臨床検査技師ってどれくらいもらってるかって。


こんなデータがあります。

引用:https://求人ボックス.com/臨床検査技師の年収・時給

平均年収343万円!?

医療職って高級取りのイメージが
どうしてもあるみたいですよね。

僕もそうでした。
なる前までは・・・。


ただ現実は残酷なものでして、
月手取りでも20万円いかない人も
大勢いらっしゃいます。


これが良いとか悪いとか
そういうことを議論するつもりは
毛頭ないんですが

noteを読んでくださるみなさんは
とってもお優しいので
「こういう現実があるんだよ!」
ってことを知ってもらいたいんです。

勘違いして欲しくないのが
給与低いやんか!クソガァ!!!
とか言いたいわけじゃないんですよ。


求められるものは
年々高度化してきています。

機械化が進んでいる職種の一つではありますが
先ほど貼ったYahoo!ニュースの記事でもある通り

超音波検査などは
どうしても自動化しにくい部分があります。

また、どんなに機械化が進んでも
たとえば間違った検査結果を出した時に
誰がチェックするんだ?とか
誰が責任取るんだ?って問題も

ずーっとついて回るんです。

だからカンタンには自動化できないし
今後もカンタンには進まないでしょう。


また、臨床検査技師は
病院だけではなく

民間の検査センターや
製薬会社、保健所、水質調査会社など

本当にいろんなところに
生息しています。


記事中にもあるとおり
最近では「フリーランス」という働き方が
増えてきています。


難しいお話になりますが
診療報酬っていう
「この検査をやったら、これだけもらえるよ!」
っていう基準があります。

経営者はこの報酬から
人件費だったり、その他諸々に使っています。

本来ならもっと給与に反映されても良いんですが
そこは経営判断ってのもありますからね、

なかなか固定給の職員には
回せない事情があるんですよ。


でもフリーランスはたとえば
「検査1件で〇〇円」みたいな契約だったり
「週で〇〇円」という報酬体系になり

うまく案件をこなしていけば
しっかりとマネタイズできるというんです。


しかもいつ休むとかは
仕事を入れなければ良いだけなので
自分のペースで仕事できます。


記事の中のコメントでは
「1000万とかいかない」
とか
「現実的ではない」
なんていう意見もありますが…


確かに新しい働き方だとは思うので
地方によっては相入れなかったり
そもそもフリーランスの人がいないとか

そういう背景もあるかもしれませんね。


ただ、現実として
フリーランスの方は
少なからず存在します。


そもそもヤフコメにコメントしている人って本当に検査技師さんなんですかね?ヤフコメ、無法地帯ですから、本気で信じている人は少ないとは思いますが、念のため。

僕は会社勤めなので
フリーランスで働く想像はできませんが

憧れの気持ちはありますねぇ。


…なんかヤフコメのコメント見てたら
居た堪れない気持ちになったので
現実をお知らせするためにも
ちょっとだけピックアップしてみたいと思います。


質問に答えちゃうぞコーナー

こちらの記事のコメント欄から
ちょっとだけ面白いコメントを
拾っていきたいと思います。
(文章は抜粋要約しますので悪しからず)


「給与が安いから性格悪い人が多いんだ。検査室で受付してたけど、忙しくてイライラをぶつけられた」

まず大前提として「給与の低さと性格」は関係ありませんね。
ただ、外部とのコミュニケーションが極端に少ない職種だとは思うので、陰湿なイジメとか、そういうのは聞くのは事実です。
ただ、それでも一部というか、大部分は割り切って仕事しているとは思いますよ。コメ主さんの通り、性格悪い人が多いかというと…否定はできません。


「年収1000万は聞いたことがない」

確かに固定給で1000万円は聞いたことがありませんね。
でもそれは「自分の知っている範疇」での話であり、知見を広げればいるかもしれませんね。ただ、1000万プレイヤーは存在します。
コメ主さんと仰る通り、先ほどのデータの通り、300〜500万円近辺が多いと思います。


「嫌ならやめればいい」

これは心の中では同意見なんですが、よくぞパブリックに書けるなって思ってピクアップさせていただきました。検査技師に限らずですが、嫌ならやめればいいって、割と間違ってないと思います。
ただし、そればっかり考えていると、どこにいっても、どの職業を選んでもダメな気がするのは僕だけでしょうか…?


「働く病院にもよりますよね。うちの病院じゃ手取り15万円とかあり得ないです」

これが低い意味なのか、高い意味なのか、どちらか真偽は計りかねますが、そうなんです。場所によって大きく変わるんですよ。
だから一概に「〇〇だ!!」とか言えない。でもやっていることに対して、もっと報酬が欲しいと思うのは、多数派の意見ではあると思います。


「給与高いとこにいくか、違う仕事をすればいい。
安くても人がくるなら病院は給与を上げない。」

これが病院で働くものの宿命なんですよね。だからフリーランスで契約すると、違った報酬体系になります。僕もその辺は詳しくないので解説できませんが、サロンの中にはフリーランスの人もいて、同じことを言っておりましたね。


「(年収1000万円が)夢ではないと「思っている」。検査技師である限り、本業一本だけで1000万円は無理だよ。」

言葉狩りと断定がスゴイ…笑
でも仰る通りかもしれませんね。思っているという表現は、カンタンではないが可能性はあるという裏返しです。
ただし、1000万円稼いでいるひとは確かに存在するので、無理だよっていう表現は間違っていますね。気持ちはとてもわかりますが…!



「検査技師さん、比較的楽な仕事だと思います。
検査異常値があっても「看護師さんから伝えてください」とか言われる。資格持っているんだから自分で伝えてくださいよとナースステーションで愚痴ることが多々。患者の急変にあたることも、ないとは言わないが看護師より少ないでしょうし。まして、月に8回9回も夜勤があるわけではない。これである程度の給与もらってたら現場は起こります。」

あーーーこれはね、あるあるなんですよ。
まず「楽」というのがどこを指すのか?肉体的なのか、精神的なのかで全然違います。そして、伝書バトっぽくなってしまっているのは、これは同業として申し訳ない限り。そこの検査室の体制がいけないですね。仰る通り、検査結果はダイレクトレスポンスが基本なので、僕は看護師さんを通したことはないですが…あとは急変にあたることも少ないとか、確かにそうですね。でも仕事内容がそもそも違うことに気づいてほしい。。。

このことに関してはとても言いたいことがありますが、ひとつ言えるのは「自分たちの境遇や立場がうまくいかないからって、相手を貶めていい理由にはならない」ってことですね。

これは僕が検査技師だからじゃなくて、何にでも言えることだと思います。
だからヤフコメ、嫌いなんだよ…(なら取り上げるなって話ですが笑)

でも、とても現場のリアルな意見を反映なさってくれていて、問題提起にはなるかと思います。僕は看護師さん、とても大変な仕事だと思ってますよ。(あと夜勤9回以上はあるあるかもしれないですけど、違反ですよね…)


「臨床検査技師は薬剤師でも持てるし、看護師でも持てる資格。なので臨床検査オンリーで仕事となると手取りが少なくなるのかなぁ」

これ言ってしまったらなんでもそうなんですが…(どんな資格でもモテますからね)ただ、仰りたいことはなんとなくわかります。
つまり「特化したものがない」んですよね。何せ独占業務じゃないんで、極論、高校生のバイトでも生化学機器(血液データを測る機器)を動かせてしまうんです。臨床検査技師の教育体制ってのは、結構幅広いんですけど、深くはないってのが実態で。スポーツでいったら「どのポジションも一通り知っているけど、それを高度にこなせと言ったら…」って感じです。他の職種は「ゴールするのは任せろ!」とか「ゲーム作りは任せろ!」なんていう、スペシャリストの集団なんですよ。

これが検査技師の弱点でもあるわけです。
ただ、これ自体は検査技師みんなわかってます。たぶん。


「リハビリ技師、放射線技師、管理栄養士、ソーシャルワーカー、事務系も声あげてこー!」

そう!そうなんです!ただ不満を言ってるだけではなくて、ちゃんと「こういう実態なんだよ」ってことを声あげないといけないんです。
あげたらあげたで文句を言う職種もありますが…それならその職種も声を上げればいいんです。
カンタンなことです。発信すればいいんですから。


本当、結構メンタルくる仕事だと思う。

現場で働けばこの意見が多いのは事実です。
(そうじゃない方はきっとホワイトというか、恵まれた環境だと思うので大事にしたほうがいいですよ!)

だからコミュニケーションが下手くそなんて言われてしまうことにも繋がるし、まあそれ言ってしまったら、職種で差別している時点でどうなのって感じではありますが…(どんな職種でも性格悪い人、いますよね

ただそれでもやり続けるのは「やりがい」があるからだと思うんです。じゃないと他の方もおっしゃってる通り、転職するなら辞めるなりすればいいんです。でもやりたいからやってる。

それなら給与が低いことに文句を言うなって方もいますが、それは別問題です。価値に見合う分だけの報酬は得るべきってのが、労働の対価として大事なのでは?と思いますけどね。ここはいろんな意見があるので、突っ込まないですが。


「医師も我々の頃は公務員の最低賃金でした。あと昇進しなければ労働時間で割ると時給は最低ランクです。
医療業界で争っても国の思う壺です。業界全体の待遇改善や規制改革を求めましょう。」

これはもう仰る通りすぎて!!
そうなんです。看護師さんが検査技師をディスるというツイートを何度も目にしたことがありますが(逆も然りですが)、同じ業界内で貶しあってもいいことないんですよ。
もうね、これをなんでわからないかなーって毎日思ってます。
同じ医療業界でも業種が違えば、常識も環境も立場も違うんです。
でも最終的には「患者さんのために働く」でゴールは一緒だと思うんですけどね。これが理想論だとしても、理想持たないでどうすんの?と思っちゃいます。それこそただ毎日汗水垂らして働いて、文句を言う毎日になります。これが楽しいなら否定しませんが、それを他人に求めたり、押し付けるのは、いくら言論の自由あったとしても、ちょっと人としてどうなの?と思ってしまうんですね。

まあちょっと熱くなりましたけど、お互い協力していきましょうってことです。


なんだかんだ言ったけども

コメントがこんなにある時点で(200件オーバー!)、割と皆さん引き寄せられたのかなと思います。

ただし!
記事の書き方もあると思うので
真意がどこまで伝わったかは
僕にはわかりませんが

少なくても問題提起にはなったと思います。


まずは検査技師さんで
「自分たちのクオリティを上げようぜ!」
ってことで始まったのが
くまのこ検査技師塾です。

ご縁もあって
僕はサロンの管理人を務めていますがー
ほんと皆さん良い方ばっかりです。
(ヤフコメみたいな人は一切いません)


検査技師って言っても
全国に7万人以上いるはずなんで
そりゃまあ色んな人がいますよね。

ただその中のひとりが
「こんな職業、クソだ!!!」
って言っても

この記事をご覧になった方は
「それはあなたの感想ですよね?」
と捉えてくれるはずですよね。


発信すれば
何か反応があって
賛否があるのは
それはもう仕方のないことです。


だからこそ
継続して発信していかないといけないし
ちゃんと事実を
現場の声を表現しないといけない。

そう思ってます。


なんだか長文になりましたが
思っていることは
なんとか形にできたかなと思います。

もっとサロンの紹介とか
検査技師のことについて
描きたい気持ちはあるんですが…


ここでもう6000文字ですからね。
そろそろやめておきましょう。

最後に
「くまのこ検査技師塾オンライン」の
感想記事を貼っておきます。


今は臨床検査技師さんだけではなく
いろんな医療職の方が在籍されています。


興味がおありでしたら
ぜひ覗いてみてくださいね。



では今日はここで失礼します。

だぴてぃでした!








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