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戦え。自分の理想を叶えたいなら。

「どう考えても、ベクトルが違う方向に進んでいる」

タスクシフトを取り巻く現実

最近、論理的に考えられない人間とは仕事したくないなと強く思うだぴてぃです。

見出し画像はほんわかしてますが、カルガモさん、なんか冒険にでそうですよね。

さてワタクシ、本業が「臨床検査技師」という医療業界ではどマイナーな職業をやっているんですが、昨今の医療業界は色々と大変な環境に置かれています。


医師の働き方改革なるもので、本来は医師が行なっていた業務が、他の職業にタスクシフトもしくはシェアされてきているんですね。


これ自体は、医療業界全体で考えたときに止められない流れですし、全体としてよくしていこうという考えは好きなんですが、、、シフトされる側の意識の問題であったり、取り巻く環境がまだ追いついていないのが現状。


なので各職能団体が躍起になって「うちらはこれをしないと生き残っていけない!!」みたいに大旗を振り回しているんですが、その中枢にいる人たちってのは、大手企業だったり、大病院のお偉いさんだったりするんですよね。まあ、何が言いたいかというと、声が大きいものが勝つ、意見が採用されるっていう、世のことわりみたいなもんなんですが、その他大勢のところはたまったもんじゃありません。


まず、大前提として仕事がシフトされるってことは、現状戦力が足りていない場合、そもそも論としてどうしても現場に負荷がかかることになります。プロジェクトチームは「お互いに負担というのはやめようぜ!」とか言ってることが多いと思うんですが、そんな綺麗事は居酒屋レベルでやってくれって話です。
現状だって、おそらく思考回路擦り切れるくらい業務整理を考えて、極限まで効率化されていると思います。それでも人が足りていないってところに、新規で仕事が入るってのはあまり現実的ではなかったりします。

現実が見えていない大きな組織


ですが、職能団体のトップは「そんなことは甘えだ!人がいない?金がない?そこを突破するのが仕事だろ!」みたいな感じで叫びまくってます。ええ、気持ちはわかるんですよ。根性論世代としては。でもですよ?それって現場見えなさすぎじゃね?とも思うわけなんですよ。


もちろん、100%「それって正しいよね」って意見はこの世にありません。信号はちゃんと守りましょうね、っていうのも常識では正しいように思えますが、中には「赤でも気をつけて渡れば大丈じゃね?」とか言い出す人もいます。こういうイレギュラーが必ず発生するので、絶対というものはないんです。


それを前提としても、現実的には厳しいよねっていう環境が、今の医療業界だったりするわけなんですよ。もちろん全部が全部じゃないにしても。


前置きが長くなってしまったんですが、要はみんなで考えて、それぞれができることを模索するしかないんですよ。そしてお互いの事情を踏まえた上で「全体として何がベストか」を考えること。これができていないから、うまく物事が進まないんです。

自己都合で考える、現場のトップ


みんな、己の都合だけを考えている

だからぶつかるし、全体的に効率の悪い、より仕事が増える選択肢を選んでしまうんです。まず、タスクシフトだなんだという前に、自分たちができることを、ちゃんとやる。そのうえで「俯瞰視」できる人間が、交渉のテーブルなり、議論の場に出てこないといけません。仕事のできない、ダメな人が交渉したり議論しても、何も生まないでしょう。

これ面白いことに、日本全国いろんなところで起きています。ダメなトップ、勉強したからって理解した気になっている、そんな勘違いヒューマンが増殖しているんですね。これじゃあ、何も変わりませんよ。むしろ、ダメな方向に進みますよね。

ただ、中にはちゃんと学んで考えている人もいるんです。でも、そういう人は議論の場から外されます。なぜか?サボりたい、己の都合通りに進まない意見をいう人は面倒だからです。いたってシンプルなんですが、これが今の日本の現状でしょう。
サボっていても給料はもらえるし、なんなら考えていなくても年功序列で昇進していける環境なんて、まだまだごまんとあります。だから良くならないし、こういう「役に立たない人間」がトップにいたりするからタチが悪いんです。

たまたまラッキーで結果を出してしまって、それが認められて昇進したってケースもあります。これもタチが悪い。

本当は周りの人たちが優秀だったのに、あたかも自分が優秀だったから組織改革できたみたいに勘違いしている人もいます。組織論もチーム論もリーダーシップ論もなんもまともに理解できていないのに。



なんだか悪口みたくなっていますが、これが現状で、現実でしょう。だから「ちゃんと考えている人間」からしてみれば、どう考えても良くない方向に進んでいるってなっちゃうんですよね。


どうしたらいいのか?

じゃあこれを打破するにはどうしたらいいのか?ってことですが、大きく3つあると考えます。

・逃げる
・考えない
・たたかう

ひとつは「その職場から逃げること」。
ダメな人たちが集まっている組織に、自浄作用なんて求めてはいけません。それは無理ゲーです。そもそもメンバー構成の時点で詰んでいるんですから。自分の人生を無駄にしないためにも、さっさと逃げましょう。

次に「脳死で働く(細かいことは考えない)」。
働くって行為自体は、お金を稼ぐために存在しているわけなので、極論、嫌な仕事でもお金さえもらえたらいいんです。そうやって我慢している人もかなり多いと思います。やりがいなんてものを、仕事に求めているからおかしなことになるんです。結局やりがいなんてものは、与えられるものではなく、見出すものなので。


最後に「徹底的に戦う」です。
これがなかなか選ばない人が多い。僕個人は「徹底的に戦う」タイプなので、論理的におかしい、筋が通っていないと感じたら、相手がごめんなさいをいうまで詰めます。2度とおかしなことをしたくなくなるくらい、やり合います。その相手が上司だろうが、スタンスは変わりません。そのために自分のスキルや能力を上げて「コイツに辞められたら困る」くらいまでにステータス上げをしなければいけないのがちょっと辛いですが、これはもう自分のレベル上げとして割り切ってます。


客観的にみて、
戦わない理由としてはたくさん考えられます。

・ギクシャクしたくない
・報復人事が怖い
・パワーを使う
・戦うのが怖い
・相手を打ち負かす実力がない

僕からしたら全部いいわけです。
だってそれで死ぬことはないですし、なんなら辞めればいいので。どうせ、論理的思考ができない人間の集まりなんて、長続きしませんから。そそくさと次に移った方がいい。くらいには思っています。

ただそうできない事情の人もいますよね。
家庭環境だったり、何か疾患を抱えているとか。そういう方は別です。ただ、これは現実視点で申し訳ないのですが、弱肉強食ができなければ淘汰されてしまうのは、古代から変わっていないのですね。

もちろん、事情がある人に「だからダメなんだ」ということは言いません。仕方ないことだってありますから。



究極的には「自分の理想を叶えたれければ、何かと戦うしかない」のは本質かなと思います。それが職場であれ、自分の働き方であれ。全部ひっくるめて生き方ですが、全部自分で選択するんです。子どもだろうが、大人だろうが、最終的には誰も責任は取ってくれませんからね。自分でどうにかするしかないんです。


そうしていると、周りの人たちが武器を授けてくれるかも知れません。大いに活用しましょう。周りに人がいる環境であれば、頑張っている人、希望に溢れている人っていうのは、結構な確率で誰かしら救いの手を差し伸べてくれるようになっているんですよね。不思議なことに。

そんなことを思いながら、今日も自分の仕事をしていきたいなと思います。

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