お題

#料理の失敗談

with アイスム

定番の記事一覧

ひとり暮らし初日のポトフ

 私は高校卒業と同時にひとり暮らしを始めた。あれから20年近く経つというのに、ひとり暮らし初日に作った夕食のことは今だによく覚えている。その料理はポトフだ。  当時私は気になるレシピをスクラップすることに凝っていた。レシピの切り抜きを集めたファイルにはラタトゥイユやビーフストロガノフなど食べたことのないおしゃれな料理のレシピでいっぱいだった。ひとり暮らしを始めたらこれを作って、おしゃれな生活をするんだとずいぶん意気込んでいたものだ。その中のひとつがポトフだった。ポトフは本来

フリーランス主婦、うどんを打つ。

「職人」と呼ばれる人たちにあこがれがある。自分の身につけた熟練の技術で何かを生みだしていくというのが、たまらなくかっこいいなあと思う。そんなことを考えながら、わたしは昨日うどんを打っていた。 きっかけは、先月食べに行った手打ち手切りのうどん屋さんがあまりにおいしかったこと。機械では作れない絶妙にねじれた麺に、「これが職人の仕事だ…!」と、いたく感動した。わたしもうどんを作ってみたい…!と思ったのだった。 ここでわたしは達成感に包まれて、ちょっとゆっくりしようと思ってnot

メディア連載のチャンス!「#料理はたのしい」「#料理の失敗談」で、料理にまつわるあなたのエピソードを聞かせてください

リュウジさん、コウケンテツさん、有賀薫さんなど多くの料理家が活躍するWebメディア「アイスム」とコラボして、みなさんの料理にまつわるエピソードを大募集します! はじめて親子丼をつくって家族に喜ばれた話 パスタにだしをくわえたことで想像以上においしくなった話 お手本通りにつくったのにクッキーが焦げ付いて失敗してしまった話 などなど…料理をする喜びから失敗談まで幅広く、料理にまつわるエッセイを募集します! 本日から5月19日までの期間中、お題「#料理はたのしい」「#料理

鶏むね肉がゴリゴリしていた話

 私は、ガッカリしていた。  先日ネットで30分チキンなるレシピを見つけ、何だか美味しそうなので作ってみることにしたのだ。しかし、教えの通り調理してみた結果、まるで木のように固く、食感がゴリゴリの胸肉ステーキが出来上がってしまった。  一口食べて、歯に跳ね返ってくる肉の抵抗感に、何とも言えない恐れを感じた。どんな食べ物でも、一度人の口に入れば、徐々に嚙み砕かれ、己の血肉になるような感覚があるものだ。しかし、その日食べた胸肉は、ただただ抵抗しかしてこなかった。  私は胸肉

次こそは愛を込めて

深夜3時、失敗したガトーショコラを黙々と食べています。 食べるのが遅い私と同じくゆっくり、ゆっくりとしか進まない期末レポートとともに、とても美味しいとは言えないカロリー爆弾を胃に落とし込んでいく。きっと明日は胃もたれするんだろうなあ、なんて考えながら、無心でフォークを動かし続けています。 バレンタイン当日もまた締切に追われていたので、このガトーショコラを作ったのは翌日のことでした。毎年恒例、計って入れて混ぜるだけのお手軽炊飯器ガトーショコラ。 去年はいい具合のふわふわ感と

《あのね、卵.》

 たかが卵、されど卵。  やってしまった後悔に、思わず祖母に「あのね。」と話をし、なぐさめの言葉をちょうだいしてしまいました。  この日の晩ごはんを「親子丼」に決めたのは、スーパーでのお買い物中。新玉ねぎと、卵の入った買い物カゴに、鶏もも肉を入れた瞬間「おっ!」と心が決まったのです。  いつもは介護ベッドで横になって、わたしが食事を作り終えるのを待ってくれている祖母。今日はめずらしく台所にくっつくダイニングテーブルで、算数のドリルをしています。  それを横目に、さっそ

作るのが難しく感じる料理

 焼きそばは、何故あんなに作るのが難しいんでしょう?麺にいい具合に味が付きにくいというか。多めに調味料を使って、ようやく味が付いた感覚なんです。う~んどう表現すればいいものか。添付の粉末スープはほんのり薬品っぽい匂いがして、あまり好きではなくて・・・。焼きそば作っても、味がぼんやりした感覚ですね。  個人的に甘めの味付けよりも、ちょっと辛い味付けの焼きそばが好き。レシピを検索するも、まだ本命には到達していない感じです。また焼うどんも似たような理由で、味付けが難しく感じます。

バレンタインにピロシキを作っていって彼氏にドン引きされた話 #料理の失敗談

「中二病」「黒歴史」と聞いて、あなたは思い出す……いや、別に思い出したくないのに、どうしても思い出さずにはいられないような、そんな何かがあるだろうか。 私は、ロシアの伝統料理「ピロシキ」だ。 ちなみに、今まで生きてきてロシア足を踏み入れたことは一度もない。 中学生のとき、お付き合いしている人がいた。とは言っても、いわゆる“THE・中学生”なお付き合いだ。住んでいた所が本当に田舎だったので、1時間に1本とか2本とか出てる電車に乗って街に出て、ゲームセンターに行ったのが記憶に残

千手観音様のたくさんの手

⁡ ⁡ A blind child drew it. In the picture called mother There were several hands. ⁡ 「千手観音」 ⁡ 目の見えない子が描いた ⁡ お母さんという絵には ⁡ いくつもの手がかいてあった ⁡ それを見たときわたしは ⁡ 千手観音さまの実在をはっきりと知った ⁡ ⁡ 異様なおん姿が ⁡ 少しも異様でなく ⁡ 真実のおん姿に ⁡ 見えるようになった ⁡ 〜坂村真民 『手が欲しい』から ⁡ ༶⠜༶⠜✧

ビーフシチュー

ビーフシチューですが、だからカレーじゃありませんて。 確かに見た目はカレーです、カレーと酷似しています、ビジュアルはカレーのドッペルゲンガーです。 でもね、これはビーフシチューだと嫁様は断言していたんです、それを否定できますか? はい、牛肉タマネギ人参じゃがいもは使われています。 でもそれをもってカレーだというのは乱暴な話ではないですか、ランボーだって怒りのアフガンではないですか。 牛肉タマネギ人参が使われていたらカレーですか? それなら肉じゃがだってカレーではな

料理をする楽しみから失敗談まで。フードエッセイを募集したお題企画で、3名のクリエイターが受賞しました!

「食」を楽しみ、笑顔を届けるメディア「アイスム」と開催したお題企画第5弾。今回は「#料理はたのしい」「#料理の失敗談」の2つのハッシュタグを通して、料理に関するエッセイを募集しました。 期間中(4/21-5/19)には、合計1,664件もの作品をご応募いただきました!料理への考え方が垣間見えるようなすてきなエッセイを投稿していただき、ありがとうございました。 選考の結果、次の3名が受賞しました!受賞者には、「アイスム」での記事掲載、連載をはじめとした企画のお声がけをさせて

胃もたれとレバニラ餃子

ここ数か月薄氷を踏むような毎日で お引き取り願わぬうちに 次のお客様が貧乏ユスリして 見るからにイライラして涙 次々と波状攻撃でやってきて ここ何年で考えてみても 結構辛い。 昨日も勤務を終えてから 地域の福祉、医療、介護、行政の担当者会議があって 入室するときはまだ明るかったのに ヘロヘロになって帰路につく頃は 夜の帳もすっかり降りて 行き交う選挙カーも基地に戻らんと店じまいモード 夕飯は用意して出て来たけど そうだこんな時は精のつくものを食べて まだ週の真ん中水曜日

いのちを整える、飲み物。[健康]

今日はnoteから離れて、デジタルデトックスしていました。 GWも終盤です。 体調を崩しやすい時期かと思い、 ひさびさに[健康]を書いてみました。 ※ 今日は過去記事のリライトです。 毎日の生活を支えるもの、それは何より健康であること。 健康を支えてくれるものの1つが、 いのちを整える、飲み物。 それは、生野菜ジュースと、味噌汁です。 (今日は生野菜ジュース) 「いのちを整える、飲み物」は大げさな 表現に映るかもしれません。 でも、おかげで、 不調になることなく

2023.4.20〜穀雨 うちの畑&料理

4/20からは二十四節気の6番目の節気の穀雨ですね。「雨降って百穀を潤す」という言葉が語源で、「春の柔らかな雨に農作物が潤う」という意味。春を6つに分けたうちの最後の節気です。種まきや田植えを始める目安で、この頃に降る柔らかく温かな春の雨は、田畑を潤し穀物を成長させると言われているそう。 うちの畑などの様子です 適当に思いつきで組み合わせて試すのが楽しいです😊 写真はのせていませんが、たけのこも旬なんですよね! いただきました😋 自然の恵みに感謝します🙏🌈✨💕 次の

調理って、甘くなかった【#料理の失敗談】

亡き母は、料理上手な人だった。 食べ物の好き嫌いが多い私は、母の手料理なら何だって食べるのに、外での食事は口に合わなくて、学校給食やら宴会やら、食事の席では、それはもう苦労したものだった。 料理も同じく。 母が、パパパっと魔法のように手早く作ってくれるため、かなり大人になるまで私は料理が不得手であった。 親不孝な娘である。 そんな親不孝者も、母が病を得た後は、しぶしぶキッチンに立つようになった。 料理をしなかったクセに、いっちょまえにレシピ本だけはたくさん持っている。私は

エッセイ | 似て非なるもの、鼻から牛乳

ちろりーん🎵鼻から牛乳🥛🎵 おお、なんと懐かしいメロディであろうか? 最近、牛乳を飲んでいないが、牛乳を見かけると、必ずこの旋律が脳内に甦る。 私の地域では、「ちろりーん」ではなく、「てぃろりーん」だったけれども。 それはともかく、こんな感じだろうか? 🎵チロリーン、鼻から牛乳🥛 これが似ているけど牛乳じゃなかったら? チロリーン、鼻から🎵乳牛🎵 チロリーン、鼻から🎵乳牛🎵 チロリーン、鼻から乳牛🎵 チロリーン、鼻から乳牛🎵 チロリーン、鼻から乳牛🐄🎵 あ

きなこスノーボールクッキー

こんばんは。相変わらず花粉がしんどいのと卵が高いのとでアイスボックスクッキーは作っておりません。次は色違いのキウイクッキーを作りたいなぁと思っているのですが。 くま彦は? すみません……😭 今は卵を使わずにクッキーを作りたい。そこできなこスノーボールクッキーを作ってみることにしました。以前、お菓子作りに使用したきなことアーモンドパウダーが余っていたことを思い出したのです。 参考にさせて頂いたレシピはこちら。 きび砂糖は白砂糖で代用しています。 油はこちらの米油を使

ハンバーグが美味しく作れない。

タイトルは最近の悩みです。 ハンバーグ、難しいです。作るといつも生焼けになってしまいます。お恥ずかしい話なのですが、食べる前に電子レンジで加熱しています。 ハンバーグをフライパンで焼いているとき、火が通っているか何度も竹串を刺して確認してしまう。そのせいで加熱すると肉汁が溢れ出し、とても残念な仕上がりになってしまいます。 旦那に残念な仕上がりのハンバーグを提供してしまうこと、本当に申し訳なく思っています。ごめんなさい。ハンバーグ問題については家族会議も行いましたが一向に

豚肉とジャガイモ焼いたの

豚肉とジャガイモ焼いたのですが、もしもし嫁様? 焼いたってのは見れば分かります、どっから観察しても蒸してません、どうシンキングしてもボイルしてないです。 もう少し良いネーミングはなかったのでしょうか。 例えばですよ、シェフの気まぐれ根性焼きとか良いじゃないですか、香ばしいフレグランスが手の甲から立ち昇ってきそうじゃないですか、顔はやばいよボディやんなボディをという有名なセリフも吐き出しそうじゃないですか。 そんな事は心底どうでも良いとしてキャラクター紹介の第2弾、今回

初心者とミールキット

日記です。写真は 夢を乗せて走る 列車。 ミールキットご飯 と 出張の 話しです。 前回までのあらすじ: 惣菜に飽きてしまった! また 1人料理教室でもするか~。 そんな私が、1枚の広告と 出会ったのです。 … はい、1人料理教室⑨!(⑧はトマト鍋) これは… 神の啓示か (正しくは紙のチラシ)。 さっそく 申し込んでみた。じゃーん。 ミールキット2個と 米が 届いた。 どれどれ。… か、片栗粉!? 初心者やのに…。 焦げて つらい気持ちになりつつ 完成。

八十八夜。

立春から88日目の今日は八十八夜。もうすぐ迎える立夏に向けて種蒔きや田植え、茶摘みといった大事な農作業を行うこの時季に昔の人達はそんな名前をつけた。 八十八夜といえば「夏も近づく八十八夜~♪」という歌い出しの童謡を思い出す。幼い頃、母がよく歌っていた。 春と夏の境目。そんな日には何を食べようか。 GWだし、ちょっと贅沢をしたい気もする。普段あまり作らない料理に挑戦してみるのもいいかもしれない。 そんなことを考えていたらあるレシピを思い出した。春の旬食材を使った今井真実

人生で一番まずかったパスタ

子どもの頃から、わりと料理は得意なつもりだった。 台所に立ち始めたのは小学一年に上がったとき。 母がハンカチを縫うパートに行き始めたのをきっかけに、いわゆる「鍵っ子」としてお米をといでご飯を仕掛けておくのが私の役割になった。 母は古風な人だったのか、父と二歳年上の兄は台所に入れなかった。そして代わりに私には、あれこれと手伝うようにしむけていった。 私もうまいこと母に乗せられたのだろう。 私の「担当」は徐々に、でも確実に増やされていった。 たとえば食事前にテーブルを拭く

揚げ物でメンタルが病む!?

揚げ物が肥満やメタボといった身体的な不健康につながることは常識でしょうが、新たに揚げ物のメンタルへの影響を調べた研究が出ておりました。 これは中国の浙江大学などの研究で、まずはUKバイオバンクの140,728人のデータを分析しています。具体的には平均11.3年の追跡調査期間中の揚げ物の消費量と不安とうつ病の発症率の関係性を調ベておりまして、結果的に、 期間中に8,294例の不安症、12,735例のうつ病が確認された 全体として、1日に1食以上の揚げ物を摂取している人は、

めざせ国際結婚!🌈3度目の結婚までを振り返るシリーズ🇬🇧デービッド編Ⅱ(第2章 日本旅行🇯🇵鹿児島・熊本編)

恋愛シリーズ第5弾✨(40歳〜45歳) デービッドと結婚するまでの振り返り記事です🌈 前回の記事はこちら…  5thシリーズ✨デービッド編Ⅱ🇬🇧第2章 今回の旅行で宿泊した霧島温泉の妙見石原荘では 「デービッドに日本の本物の懐石料理を味わってほしい!」 と思い、あえて私と同じメニューで和食をリクエストしていた。 当時1泊が約4万円だった石原荘… 今はさらに値上がりして約7万円〜17万円に💦 漬物とか煮物、お刺身に焼き魚、栗おこあ🌰 こだわっているのは料理だけでな

《メロン、夏.》

 餃子、枝豆、きゅうりの和物、おそうめん。このあたりが、わが家の夏の定番メニューとなっています。  どれも何も考えず今ではつくることができますが、初めの頃というのは、恥ずかしい失敗だらけ。  焼き上がった餃子がフライパンにこびりついて離れなかったり、無理やりはがそうとしたら、皮と具が見事にバラバラになったり、小さなお鍋からはみ出た、おそうめんを焦がしてしまったりと。  「生ハムメロン」。  上記の定番に今まさに加入しようとしている一品です。生ハムの塩気とメロンの甘みの

休みに作る父の昼飯がリュウジ

youtubeでバズレシピを紹介している、料理研究家のリュウジの料理は、手間が少なく味が濃くてガツンとおいしい、男の味方のような料理だ。リュウジを知ってからというもの、我が家の食卓には憑りつかれたかのように、リュウジのレシピが並ぶようになった。 発端は、リュウジのレシピ本を買った事であった。3か月ほど前、僕はダイエットと料理という、苦手としていた2つのことを一気に解消するため、レシピ本を買った。そのことはnoteにも書かせてもらい、ダイエットのレシピ本を買ったにもかかわらず

今朝は大雨で歩けなかったので、朝から玄関、洗面所、台所、部屋の掃除。 プラス引き出しの整理をしてからの出勤。 なぜGW中にやらず平日の朝にしてしまったか謎すぎる・・😆 アボカドを冷凍したら全然美味しく無くなってしまった。無念。

数字をよく読む。100gのトウガラシや乾物

Nの悲劇〜愛と悲しみのBBQ〜

「近場で、温泉があって、BBQできるところがいい」 そんな私のわがままを叶えられる旅先を妻が見つけてくれたので、小学2年生を目前にした娘との思い出を作るべく、私たちは春休みを使って1泊2日のグランピング旅行に出かけました。 最寄りの駅から電車と新幹線を乗り継いで約1時間。目的の温泉地に到着します。 そこから送迎車に乗り込んで山道を登ること15分。あっという間にホテルに到着です。 チェックインを済ませると、私たちは一つ下のフロアにある裏口から外に出て、グランピングエリアへ

初めまして。

UAEの内陸、砂漠のオアシスに住んでいます。 「あらびっくり、これ美味しい」が口癖かは分かりませんが甘い、酸っぱい、辛いに苦い、喜怒哀楽が強めなアラビア料理が大好きです。 私は大雑把、スパイスは入れ物の蓋で測ったつもり。 「毎回味が違うけど、美味しい」のが家庭料理の醍醐味じゃろうと開き直るも、 「えっと、前はどう作ったっけ?」と過去の自分と交信も上手く行く時もあれば、そうでない時もあり。 イラクの家庭にとって、昼食は命綱。 美味しければ、うるさいほどに会話が弾み、 そう

夫、冬至に海原雄山になる

 昨日は冬至であった。  我が家では冬至になると、南瓜と小豆のいとこ煮、もしくは山梨県民が愛してやまない、「旨いもんだよ南瓜のほうとう」でお馴染みのほうとう鍋を作る。  今年は、いとこ煮を準備した。何故ならば、数日前から「冬至はいとこ煮だね!」と夫に決め打ちされていたからである。  何故か夫は、いとこ煮にはうるさい男だ。  味付けも塩と酒のみで味をつけるように厳命されており、砂糖を使うことは許されない。塩や酒のみで、甘くてほくほくしたいとこ煮を作らなければならないのだ。普段

餃子が及ぼす心の影響

 「最近餃子食べてないねぇ」   と、夫が言った。  何だかそう言われると食べさせないといけないような気がしてくる。  今すぐ食べさせなくちゃ!   私は焦る。夫の口が、親鳥の運んでくる餌を待つ、大きく開けたツバメの嘴のように思えてくるのだ。こんなとき私は猛然と立ち上がり、ある店に直行する。  埼玉に越してきて嬉しかったのは、最寄り駅近くにぎょうざの満州が出店していることだ。以前は、私も随分と餃子作りに血道をあげたが、餃子の満州が徒歩圏内にあるのに、今更、野菜をみじん切

絞り出しクッキー&コーヒーゼリー

ホイップクリーム活用 ちょっと使うのに便利なんじゃない?と思い、普段買わないホイップクリームをストックしていました。使わなくても、GW中にケーキでも作るだろ〜し…とか、買う時は考えてました。 けど、GW中は全く作る気がなくてほってらかしてしまいました💧 期限が来る前に、何か作ろう♡ ようやく重い腰を上げました(笑 でも、ケーキとかティラミスとかの気分じゃない… なんかないかなぁ〜 クックで検索♪ 見てたら、全部美味しそうで、いろいろ作りたくなってきますね♡ 今回は、クッキー

胸肉照り焼きチキン・塩鯖・おじや&肉うどん・蒲鉾ダブルハートと菖蒲

鶏胸肉の照り焼き 持ってる本のレシピはもも肉なんだけど、胸肉でちょいヘルシーにしてみました。 フライパンで照り照り〜 塩鯖とか… 子の為におじや 汁だくになってます💦 肉うどん・蒲鉾の飾り切り 食欲なくても、食べれちゃう肉うどん♡ お肉はじっくり煮込んだ甘辛煮〜 👆ダブルハート💕の蒲鉾 可愛くないですか〜? … 実は、コレ… 失敗しちゃった菖蒲のなれの果てなんです(笑 確かこんな感じだったはず! っと蒲鉾適当に切ったら、全然違ってた(笑) 無理やり何か形にしよう

凶器パン。

今年の2月頃の「下血の刑」に端を発して、「自律神経を整える治療室」へ数回通いました。 そちらでの治療は施されていたにも関わらず、何とも形容し難いので置いといて(置くの?)、「小麦」が体調に合っていないから控えた方が良いと言われていました。 全くのゼロ生活を送っておりませんが、朝食の友だったシリアルは食べ切ってからは買い足しをせずに、時々パンやケーキを嗜む程度に抑えていました。(結構食べているね、とか聞こえない) そこで米粉パンならイケると踏んで、近隣のパン屋さんに置いて

気まぐれ家電につきあうか

 我が家の電子レンジは、購入して以来ずっと調子が悪いです。多分ハズレを引いてしまった。冷凍食品の解凍すら怪しい。基本2回位チンしないと冷たいです。  学生時代は、家庭科の成績ものすごく良かったのに・・・。よく作家さんがエッセイの中で料理失敗したエピソードを乗せていますが、私はそれ以前の問題です。  ちゃんと温まらないレンジで食材を調理するハラハラ感。これはこれでアリかも。それに大体料理してる最中に本人が、「アレ?今日の料理やっちまったな。」って気付きますよね。リカバーできる失

娘の好物を作ったら失敗しました

おはようございます。 ままのすけです(^^♪ 昨日は子どもの日でしたね( *´艸`) 数日前むすめちゃんが 「モッツアレラチーズが食べたい(^O^)/」 こんなことを言っていたので 急いでスーパーへ ε=ε=ε= ┌(;;;;´゚ェ゚)┘ε=ε=ε= ┌(;;;;´゚ェ゚)┘ 乳製品コーナーを見ると 低温殺菌牛乳がお買い得( *´艸`) 先日、モッツアレラチーズが お家でも作れるという記事を読んでいたので 手作りのモッツァレラチーズで 子供の日っていうのもいいかも

噛んだら危険、歯が欠けるぞ。

 なんだかんだ言って私は毎日台所に立つ。  朝ご飯と晩ご飯は私の担当だからだ。  学生時代にお金がなかったので自炊をしていた経験が今でもずいぶん役に立っている。  私の料理の師匠は母とマンガである。  母は三人兄弟のなかで私に料理の素養を見出したらしくそれはもう手取り足取り教えてくれたものである。  そのおかげで高校を卒業するころには家族の晩ご飯を作るくらいはできるようになった。  味にうるさかった祖父もそれなりに納得できる料理を提供できていたと思う。  それと

得意料理を17年ぶりに失敗した話

 得意料理を失敗した。ここまで盛大にこの料理を失敗するのは、ひとり暮らし初日にやらかして以来、17年ぶりだ。その料理はポトフである。  私は以前「ひとり暮らし初日のポトフ」というエッセイを書いた。ひとり暮らし初日に作ったポトフが思ったように作れなくて落ち込んだ話だ。  その作中で「今ではもう失敗することはない」と書いておきながら失敗をした。しかも今回は完全に私の油断による失敗だ。  昨日の夜、いつものようにポトフを作っていた私は煮込みの段階でついスマホを手にとってしまっ

六面体はじっくりと焼け。

 今でこそ毎日料理をする生活をしているが本格的に包丁を握るようになったのは高校生になってからだ。  母が朝から晩まで一日中台所に立っているような人だったので兄弟の誰かに自分の技術を伝えたかったようである。  最初は包丁の持ち方からお米の研ぎ方と言った初歩の初歩から習った。  その頃はまだ祖父も祖母も存命だったのでご飯の献立は和食になることが多かった。  おぼつかない手つきで包丁を握り野菜の皮を剥いていると、こりゃ厚すぎると怒られることもよくあった。  正直男が料理な

振り向いてくれないカレー。

 先日から始まった煮物の出汁のリメイクリレー。  牛丼から肉豆腐を経ての肉じゃがと続いて茄子とジャガイモの煮物にアレンジした。  ここまでで四連コンボであり食費の節約に大いに一役買ってくれた。  昨日の晩御飯は大定番のカレーに変身させることにした。  まずは豚肉を細かく切る。  入れる野菜はジャガイモと玉ねぎは当然としてそこにキャベツとニンニクを加える。  フライパンに油を敷いてニンニクを入れて香りを引きだす。  そこに豚肉を入れて軽く炒める。  火が通ったら

#料理の失敗談 得意料理へん

#料理の失敗談 私は料理が大の下手っぴである。 しかし、そんな私にも得意料理がある。 本当である! それは……、 ミートソーススパゲッティとホットケーキだ!!! 本当である。うそではない。信じて。 その証拠に、母から私の得意料理とのお墨付きをもらった。 そしてなんと! あのグルメ王の主人から! 「あれは美味しかった」 と太鼓判を押してもらったのだっ!! エッヘン! しかし、この得意料理には罠がある。 それは、美味しかったごはんの、翌日である。 張り

好奇心と生活

 読むことと食べることが好きです。自ずと小説や漫画などの食べ物に関心を持ちます。  何の小説かは忘れてしまったのですが、鮎飯が面白い作り方で作品中に出てきました。  ご飯を炊くときにお米に生の鮎を差して(乗せるのではなくお米に差すのです)炊きあげるだけです。炊き上がったら鮎の尾を引っ張れば、すーっと骨が抜けて後は混ぜるだけ。  我が家の炊飯器では縦には差せないので寝かせて埋めて炊きました。イヤイヤ、そんなに甘くはなかったです。けっきょく掘り出して、身だけ混ぜました。  考えれ

#料理の失敗談 高校最後の調理実習

18歳。高校3年生。 あの頃の私(たち)は、旺盛な食欲と自由への渇望を抱えて、日々を生きていた。 旺盛な食欲。 私は、運動部に所属していた。競技の成績は一向に芳しくなかったけれど、インターハイ出場校の生徒にも引けを取らなかったものがある。それが食欲。食欲だけは一丁前だった。 自由への渇望。 今日食べるものから卒業後の進路まで、何でも自分で決めたかった。だけど経済力もないし、可処分時間も少ない(高校生は忙しい)。盗んだバイクで走り出すことはなかったけれど、自由になれた気がし

【2分も要らない140文字】つぶやきエッセイ№40「普段はモヤっとするけど」

ある日のお昼、家で焼うどんをモグモグ。 「こしょうが効いていない。麺が柔らかすぎる。野菜思ったより少ない」 とダンナがあれやこれやとケチつけ始めた。 普段はモヤっとするけど今日は 「おいしいよ」 とスルーする。 シェフはダンナ。 にぎやかな反省会は、まだまだ続く? 聞いてないからお好きにどうぞ。

One More Time!! ~ 前歯の欠けないパン作り道 ~

高揚する気分へ持って行くために、テンションを上げながらお読み頂けましたら幸いです。 自分も聞きながら、「ノリノリ」を奮い立たせます。 先日、手作り米粉パンを作ったところ、凶器に匹敵する強固なパンが出来上がり、前歯が欠ける緊急事態が発生致しました。 しかしながらそんな悲しみに耐えつつ、せんべい汁として再生させる英知を見せることが出来ました。 近日、歯医者さんへ定期検診へ行くついでに治療を受ける予定です。 ご心配頂いた皆さま、素敵な前歯を取り返して参ります。 そして、

初めてのハンバーグ定食

初めて作る料理というのは、たいてい失敗するものだ。 私は18歳の時、大学進学を機に一人暮らしを始めた。 母が専業主婦だったこともあり、私はそれまで料理をしたことがなかった。 最初の頃は、料理ができなくても困ることはなかった。カップ麺は嫌いではなかったし、コンビニに行けば弁当もある。 それよりも、好きな時間に、好きなものを、好きなだけ食べれることに、「ああ一人暮らしって最高‼︎」とか思っていたのだ。 でもそんな生活も、長くは続かない。飽きてもくるし、お金もかかる。

男子、はじめて厨房に入る。

 人生で始めて包丁を持ったのは小学校二年生の時だった。  夏休みの学習教室がデビューの場だった。  その日は母と一緒に学校に行って調理実習をした。  メニューは今でも覚えているがハンバーグとキュウリとリンゴのサラダ、大根の浅漬けとみそ汁だった。    それまで料理なんて一切やってこなかったので何もかもが初めてで緊張していた。  母がこの日のために縫ってくれた子ども用のエプロンと三角巾を頭に巻いて準備完了である。  料理をする主役はあくまで子どもで親御さんは危険が無い

サグパニールカレーは豆腐でつくれるか

カレーが好きだ。 いつ食べてもおいしくて、何度食べても飽きないカレー。スパイスカレーも欧風カレーもタイカレーも大好きなのだが今日はインドカレーの話をする。インドカレー屋ってしょっちゅう行かないからこそ毎回同じようなものを頼んでしまう人も多いと思うが、例に漏れず私もいつもサグカレーを頼んでしまう。サグマトン or サグパニールだ。 サグカレーとはほうれん草をペースト状にしたカレーで、具としては羊肉(マトン)やインドのカッテージチーズ(パニール)をよく見かける。 常々思ってい

青春日本代表#556

ぐもに〜🍀 秋山大輔です! 新しい学校のリーダーズ にハマってます。 青春日本代表 青春って時期じゃないんだよ 青春を思い出している時のが青春 なんだよね。 と誰かが教えてくれました。 今日もにこにこ様な1日を🍏 奥深さと覚悟の強さby すずか