One More Time!! ~ 前歯の欠けないパン作り道 ~
高揚する気分へ持って行くために、テンションを上げながらお読み頂けましたら幸いです。
自分も聞きながら、「ノリノリ」を奮い立たせます。
先日、手作り米粉パンを作ったところ、凶器に匹敵する強固なパンが出来上がり、前歯が欠ける緊急事態が発生致しました。
しかしながらそんな悲しみに耐えつつ、せんべい汁として再生させる英知を見せることが出来ました。
近日、歯医者さんへ定期検診へ行くついでに治療を受ける予定です。
ご心配頂いた皆さま、素敵な前歯を取り返して参ります。
そして、再び、米粉パンに対峙しました。
前歯を持って行かれたままでは終われません。(何と戦って?)
しかし、こちらも攻撃に抗う武器が必要なので強力な友軍を手に入れました。
郵便物用の量りから、デジタルキッチン量りへ素晴らしい進歩を遂げました。(そもそも感)
前回は前準備をせず、雑な計量を途中途中で行っていたことと、「焼く前のトロっとした状態→発酵」を死守しなかったことにより前歯欠損コースを辿ったと思われます。
どのレシピでも「ミズホチカラ」という米粉の銘柄を推奨していますが、自分の手元の粉は「うるち米」のみの表記であるため、吸水率が違う模様。
そこで今回は満を持し、事前に全て計量を終わらせて、水の量もレシピを絶対的に守らず「トロっとした状態」へ昇華すべく、「水を足す」ことも厭わないことにしました。
(そうしてね!と推奨されていたことはヒミツ)
いざ、出陣!!!
人肌に温めたお湯へ調味料を投入し素早く溶かします。
そこへ米粉を投入したところ、前回と同じダマダマ状態なので水を続々と注入していきます。
レシピ動画に近い「トロっとした」状態に達したところで、油を投入。
サラダ油のところをごま油にしていることは内緒。
素早く混ぜ合わせて行きます。
ここの辺りで前回の「前歯攻撃型」の様相では無くなってきました。
フライパンにテロ~ンと流し入れ、フタをして10秒加熱し、そのまま発酵タイム突入。
ここで凡ミス発生。
加熱前の状態をしっかり確認していなかったため、発酵30分後の状態との比較が出来ず・・・(キターーー、雑!!)
しかし、とろみが治まっている雰囲気なので、発酵している“はず”。
ここから焼きを入れて行きます。
弱火で13分後、焼けた雰囲気を感じたら引っくり返します。
さらに13分で、でっきあっがり~♪
見てください、お皿のカーブに沿っております!!!
フライパンからお皿へ移動させる際に、フライ返しがグリっと食い込んだ形に反り返った部分に注目です。
ここに柔らかさが感じられます。
さらなる感動の瞬間です。
手で千切れました♥
ブッチブチに千切れる幸福感。
前回の「凶器パン」から「チヂミ」まで、ランクアップ出来ました。
ですが、周囲の縁は冷めたら凶器の一歩手前の雰囲気を醸し出して来たため、包丁で切って野菜スープへ投下し、美味しく食べました。
(包丁で切れる幸せ、前回は柄の部分で叩き割った)
「チヂミパン(凶器パンから名称変更)」はモッチモチで、翌日、翌々日もモッチモチをキープしておりました。
「米粉パン」まであと一歩。
ちょっとだけ残っている手元の米粉は敢えて「凶器パン」を作って、スープに入れて食べようと思います。
そして「ミズホチカラ」を手に入れて、満を持して「米粉パン」を誕生させたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。
(深々とお辞儀)
(パンを食べたい。 by 心の奥さん)
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