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「自分の働き方を最適化する人を増やしたい」就活解禁カレンダー#17 ーデザイナー 畑中友香

25卒就活解禁日である3月1日まであと少し。
クラウドワークスは、2月1日から1ヶ月間、「#就活解禁カレンダー」を開催します。

クラウドワークスのメンバーが、なぜクラウドワークスに入社し、どんな想いを持って「仕事」に向き合っているのか。1日1人ずつ、公開します。

2月17日担当は、クラウドワークス デザイングループの畑中友香です。
企業と個人が直接つながり、仕事を受発注できる国内最大級のクラウドソーシングサービス「CrowdWorks.jp」のデザイナーをしています。

畑中友香(通称ユッカ)組織開発部デザイングループ。デザイナーとして新卒で制作会社に入社。その後、事業会社でのチームリーダーやディレクション経験を経てクラウドワークスへ入社。HCD-Net人間中心設計スペシャリスト
※プロフィールは、公開当時の情報です

どんな仕事をしているのか

「デザインシステム」の構築と導入に取り組んでいます。

デザインシステムは、一言で言えば「デザインのためのルールとツールの集合体」です。
これをもう少し詳しく説明すると、デザインシステムは、製品やサービスのデザインを一貫性があり、効率的に行うためのガイドラインやコンポーネント(部品)、パターンなどから成り立っています。

例えば、ある企業が複数の製品を持っている場合、それぞれの製品でまったく異なるデザインをしていると、ユーザーは混乱してしまいます。
デザインシステムがあれば、色の使い方、フォント、レイアウトのスタイルなどが統一され、ユーザーにとって一貫した体験を提供できるようになります。

また、デザインシステムは、デザイナーや開発者が共通の言語でコミュニケーションを取ることを助けます。
例えば、「ボタン」という言葉が出たとき、デザインシステムがあれば、そのボタンのサイズや色、形状などがすでに定義されているので、それに従って作業を進めることができます。

デザインシステムは、製品やサービスの一貫性を保ち、チームの生産性を向上させ、顧客体験を高めるための基盤作りと言えます。


学んだ内容をブログで社外発信もしています。
本日(2/17)発売の「Web Designing 2024年4月号」にも、弊社チームのデザインシステムに関して執筆した記事を複数取り上げていただきました。


なぜクラウドワークスに入社したのか

私の学生時代に遡ると、親族の病気を機に、健常者でない方やその家族も含めて、生きづらさや働きづらさを感じていたことが一つのきっかけかもしれません。

また、自身の出産を経験したことにより、これまでの働き方に疑問を感じる気持ちがさらに強くなりました。


当時はコロナ前で、通勤が当たり前の働き方でした。
しかし、「フレキシブルに働けるなら、時短ではなくフルタイムでも働けるのに」と、もどかしさを感じていた中でフルリモート・フルフレックスの制度を行っているクラウドワークスと出会いました。
キャリアを諦めずに自分のありたい働き方を実現できると思い、応募しました。

クラウドワークスでは副業を行う事も推奨されているので、本業以外で挑戦したい領域にチャレンジできることは、とてもありがたいです。

副業では、新規事業の立ち上げにおいてデザイナーとして関わったり、メンタルヘルスアプリのUXリサーチャーとして関わったりしています。

副業のメリットは、企業の規模や事業フェーズごとに求められるデザインの粒度やアウトプットが異なるので、その変化を味わえる面白さと、自身のスキルアップにつながるところですね。

スキルは一度試して成功しただけでは習得したとは言えず、習得するには何度も繰り返して再現性を持ってアウトプットできるようになる必要があります。
しかし、例えばサービスロゴを作る機会は一つの事業に限定されるため、作る機会はそうそうないですよね。笑

副業をすると、スキルアップの機会を作る確率が高くなるため、「デザイナー×副業」は相性が良いと思いますね。


どんな想いで仕事に向き合っているのか

デザイナーと言っても、さまざまな専門領域があります。
例えば、UXリサーチ、UIデザイン、コミュニケーションデザイン、デザイン組織などです。
デザイナーとしての成長や拡張性があるものであれば、基本やってみるかーの精神で取り組んでいますね。笑

その理由は、経済産業省が出している「デザイン政策ハンドブック2020」でも述べられているように、デザイナーがデザインする対象領域が広がっているためです。

デザインの対象領域の図

1957年に創設された総合的なデザインの評価・推奨制度であるグッドデザイン賞は、60年以上の歴史の中で、その対象領域を拡大させてきました。当初は、日用品・家電製品が中心でしたが、その後、BtoB 製品も含む全ての工業製品、サービスやシステム、さらには、ビジネスモデルや社会貢献活動なども含むようになっています。
(略)
このようなデザイン領域の広がりは、印刷物や製品などの目に見えるものから、体験やビジネスモデルといった目に 見えないものへの広がり、そして扱う対象自体の問題の複雑性の変化として捉えることができるでしょう。

引用:デザイン政策ハンドブック2020(P8-9.デザイン政策の概要)より


それに伴ってデザイナーに必要なスキルも変化しています。だから、いろんなことに挑戦してみて、一番私にとってやりがいのあるデザインを探求したいと思っています。(やらせてもらえる環境に感謝しています)

私自身は何かひとつの専門分野に特化することが苦手なので、広く浅く全体を通したデザインをしたいのかもしれません。ビジュアルを作ることも楽しいし、複雑なシステムをデザインすることも楽しいですから。


クラウドワークスで成し遂げたいことはなにか

「自分の働き方を最適化する人を増やす」

社会から見て、一見わがままだと思われるような働き方をする人が増えてもいいのではないかと思っています。
それは実はわがままではなく、今の社会文化や社会システムに適応できない、またはしたくないという課題であり、裏返せばニーズがあったりするので。

そのニーズから、クラウドワークスのプロダクト改善につなげたり、新しい就労サービスが生まれるきっかけを生みたいですね。

そして、自分の働き方を最適化する人を増やしたいと思っています。

それが会社の「個のインフラになる」というミッションにも繋がり、また「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」というビジョンにも繋がると信じています。

本人写真


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