日本人こそ『バーベル戦略』をするべき
皆さんお疲れ様です。
言わずもがな、これからの日本はどのような働き方に変化していくのか個人的にも興味深い内容ではありますが、皆さんはどのような情景が浮かびますか？
終身雇用の撤廃も近年見られるように大学を卒業して就職した会社で必ずしも還暦まで自分の意思だけで籍を置けるような安泰はないような気がします
企業が雇用を守る理由が薄まりつつあり、現在日本でも『フリーランス』という自由契約する人が1000万人まで増えています
要はフリーランスと、最近話題になっている『fire』のインフラが整っている時点で終身雇用のオワコンは確実に進みます
今その危機感を持たなければいけないのは40代〜50代だと感じています
フリーランスで少しでも稼げる個人の力をつけるのか、企業に還暦までお世話になるのかこれは状況にならないと実感できないものですが、最近は円安でもお馴染みのリスク管理的な分散投資も流行っています
『バーベル戦略』という考え方があります。
株でいえば
大型株と小型株、ハイリスクとローリスクの金融商品といった形で対照的な資産を組み合わせて運用する投資戦略のこと。
このバーベル戦略はブラックスワンなどの世界的ベストセラーからきている言葉です
先程の株の例を私たちの働き方に置き換えると
簡単に言えばリスクが異なる二つの職業を持つこと『90%今の本業 10%YouTuber』みたいな感じです。
YouTuberは誰でもスマホさえあればできるので頑張れば費用は安く抑えられます
上手くいかない可能性もありますが、何かのきっかけでうまくいけば自分の人生には非常にありがたい
これだけのことです
安定している仕事とは別に大化けするようなものを仕込んで置く。これがバーベル戦略です
ヒカキンなんてこの申し子と
言っても間違いないですね
スーパーでアルバイトをしながら自分のビートボックスの動画をYouTubeで上げる
今やあんなスターになりました
これは有名人に限った話ではなく誰にでも実現可能だと思います
それよりもダメなのは、今の仕事だけをただなんとなくやっていたり将来の目標がない人
優秀で昇進できるならいいともうけど
バーベル戦略のメッセージは『不確実性を持つ』ということだと思います。
例えば近年、コロナウイルスの蔓延なんてものは予測し得ないもので多くの企業が業績不振になり倒産やお店を閉めてしまうことが沢山起きましたね。
不確実性とはこのようなネガティブな要素がイメージとして大きいですが、逆も然りです。
トライアンドエラーという言葉があるように目標達成のために試みと失敗を重ねながら追求していくことは今の世の中ではごく普通のことです。
失敗があるからこそ新しい道を切り開けるのだと信じています。
日本だけは少し失敗に対する恐怖が異様に強くなってしまったのは日本の教育や企業がそうなってしまったものなのでどうしようもない
じゃあこの日本でやる道は、安定の今みなさんがやっている本業を90%注ぎつつ、自分でやりたいことを10%でやり続けていくこと
90%の方は安定ではあるが、大きなアップサイドリスク(大きな利益)は見込めません。しかし逆に10%の方には約束されたものではありませんが、上手く行けばとんでもない利益が見込める希望があります。
つまり、人生から不確実性を追い出してしまうということは、自分の人生がいわば「大化け」する可能性も排除してしまうということです。
なにもこれは新しい考え方ではなく企業でもこのような考え方は「ポートフォリオ」として存在します。
安定的に利益を生み出す、メインの事業を稼働させつつ、将来人気になるかもしれないサービスや事業を展開する。これはどの会社でもあること
本職だけを持つというのは一般市民にとっては今後どんどん少数派になっていくと思います。
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