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台風母ちゃんの日記

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夫と娘2人。 慌ただしくも楽しい日々のことを母ちゃんが書きます。
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#子育て日記

妹のいない夜

妹のいない夜

父ちゃんが家事育児を主に担い、母ちゃんがサラリーマンをしている我が家のある日のこと。母ちゃんが記録します。

新年度は疲れる新年度の始まった長女はおつかれモード。
その日は習い事を休み、おやこ食堂にも行かなかった。
夫はスタッフなので、次女だけを連れて出かけて行った。

夕食は私と長女の分だけ。冷凍庫の余り物で簡単にこしらえ、「テレビ見ながら食べちゃおっか。」と声をかけた。新年度は母ちゃんも疲れて

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甘えん坊次女

2歳9ヶ月頃のこと。ある日の朝トイレに付き添ったら、終わっても出ようとしない。

トイレにいる間はそばにくっついてもらえると思ったらしい。

親バカ

親バカ

長女は頑張り屋さん。おてんば娘という感じなのだが、意外と自分に厳しいところがあって、「自己評価低めコメント」をたまにする。

上の子は、下の子がかわいいかわいいと言われるのを見ているので、言わないと伝わらないかもしれないと思い、「かわいいねえ。」「いい子だねえ。」と思ったときにはあえて口に出すようにしている。もちろん全部本心。親バカなので。

先日もお風呂で「今日も頑張ったねえ。あなたは世界で一番

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2歳1ヶ月のことば

2歳1ヶ月のことば

トランポリン→ぽらんぽん
ジャングルジム→じゃっじっじっぐむ
コロポックルさん→こっこうしゃん
あんよ→あんよん
散歩、外→おしゃんぽ
お薬→おしゅくり

いつのまにか消えてしまう可愛い言葉たち。

安全と危険のはざまで

安全と危険のはざまで

下の娘1歳5ヵ月、怖いもの知らずである。
お外が大好きで、どんどん遠くへ行ってしまう。お姉ちゃんと一緒に、滑り台にも登りたい。お姉ちゃんはお姉ちゃんで、危なっかしく世話を焼いてくれる。
母である私は、恐ろしくて見ていられず、やめさせることが多い。
一方夫は、「大丈夫。ちゃんと上手に転べるから。」と娘のやりたいようにさせて見守る。

その結果、どこに行っても「まだ小さいのにすごいですね!」と言われる

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カブトムシと

カブトムシと

お友だちに誘ってもらい、早朝カブトムシ採りに行った。子どもたちはうきうきである。
詳しいお母さんのおかげでそれぞれ捕まえることができ、我が家にはオスとメスが1匹ずつやってきた。
子どもの頃は平気だったのに、大人になったらなんとなく苦手になってしまった虫。
それでも、飼い方を調べて環境を整えてやり、娘がつけた名前で呼ぶと可愛く見えてきた。毎日母娘で世話をしている。

そんな折、ついに我が家に出たのだ

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おねえちゃんとデート

おねえちゃんとデート

ここしばらく、年長長女がわがまま放題だった。
家にいる間(幼稚園ではいい子にしているらしい)これしたい、あれがしたい、やっぱりこっち、やっぱりいや、いや、いや、いやー!
アラウンド2歳を彷彿とさせるが、相手は5歳。絶叫や号泣は2歳児のそれとは比較にならない。

いつもと違う状況で頑張っているのだからと、なるべく要望に応えていたけれど、さすがにイライラしてしまう。
私がイライラすれば長女もイライラし

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褒める

褒める

3月から5月まで、私たち家族はほとんど家にいた。
もともと生協の宅配を利用していたので、スーパーやドラッグストアに出かけるのも最低限。

家族が3食自宅で食べるとなると、宅配の注文が増える。そして、全体の需要が増加しているらしく、週を追うごとに欠品が増える。

感染症を広げないために自宅で過ごすことが社会のためになるのだと分かってはいる。
でも、感染リスクを負いながらいつもどおりに、それ以上に忙し

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夫へのラブレター

夫へのラブレター

夫が、友人とオンライン飲み会をしていた。
友人のむかし話を聞いたらしい。

「接待を伴う飲食店で働く、かなり年下の女性を好きになった」という話で、その友人のキャラクターもあって、飲み会の笑い話の一つだ。

夫もそういうつもりでいたが、その女性にもらった手紙の内容を聞いて、印象が変わったという。
その手紙で、恋する友人に共感できるようになったらしい。内容はざっくりとこんな感じ。

あなたといると楽し

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姉妹の関係

姉妹の関係

ある長女の水泳教室の日。水泳教室には、義母が連れて行ってくれる。

義母が迎えに来てくれたとき、長女はまだお昼寝中だった。
寝起きの良さに定評のある長女だが、起こしたらぐずり始めてしまった。
こうなると何も言わずに抱きしめて静まるのを待つしかないのでそうしていると、義母は長女の泣き声で目覚めた次女を構い始めた。

「次女ちゃんいい子ねーかわいいねー。」
「そうそう、次女ちゃんの服を買ってきたの。今

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休園の終わり

休園の終わり

やっと、やっと通常保育が始まった。

2月の終わりに休園が決まったとき、「家事は手を抜いて子守に専念します。よろしくお願いします。」と夫に宣言した。
一緒に遊びたい娘たちとずっと家にいたら、家事をやりたいのにできない私がイライラするのは目に見えていたからだ。
夫はもちろん賛成してくれた。

子どもたちと思いっきり遊べる貴重な時間と前向きにとらえ、一緒に楽しんできたつもりだけれど。

一緒に遊びなが

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