見出し画像

安全と危険のはざまで

下の娘1歳5ヵ月、怖いもの知らずである。
お外が大好きで、どんどん遠くへ行ってしまう。お姉ちゃんと一緒に、滑り台にも登りたい。お姉ちゃんはお姉ちゃんで、危なっかしく世話を焼いてくれる。
母である私は、恐ろしくて見ていられず、やめさせることが多い。
一方夫は、「大丈夫。ちゃんと上手に転べるから。」と娘のやりたいようにさせて見守る。

その結果、どこに行っても「まだ小さいのにすごいですね!」と言われる動きぶりである。早くできればできるほど良いわけではないけれど、1歳なりに試行錯誤したり、痛くないよう気をつけたりする様子には驚かされる。
危険を遠ざけることは、挑戦の機会を奪うことでもある。でも、子どもの命を守らなくてはいけない。万が一のことがあったとき、1人だけが責任を負うような環境であれば、より神経質にならざるを得ないだろう。

子育てには、たくさんの人が関わって、責任を分散させたほうがいい。細やかな人から大雑把な人まで、いろいろな価値観、感覚の人ならなおいいと思う。

私の慎重さのおかげで、娘たちは大きな怪我もなく生きているんだぞ!という自負はもちろんあるけれど、夫や義母や遊んでくれる周りの友達のおかげで、娘たちは成長していく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?