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休園の終わり

やっと、やっと通常保育が始まった。


2月の終わりに休園が決まったとき、「家事は手を抜いて子守に専念します。よろしくお願いします。」と夫に宣言した。
一緒に遊びたい娘たちとずっと家にいたら、家事をやりたいのにできない私がイライラするのは目に見えていたからだ。
夫はもちろん賛成してくれた。

子どもたちと思いっきり遊べる貴重な時間と前向きにとらえ、一緒に楽しんできたつもりだけれど。

一緒に遊びながら、こっそり落ちているものを拾っては定位置に戻す。
でも片付いた状態には絶対にならない。
あ、なんかこういう地獄ありそう。
としょっちゅう思った。

夫が帰宅後に部屋を片付けたり洗濯物を取り込んだりしてくれる。

ありがたい、ありがたいのだけれど私は、ふがいなさで自己評価をがんがん削られた。
長女に怒らなくてもいいことで怒ってしまって、寝かしつけてから泣いた。

夫が話を聞いてくれたり、たまに義母が預かってくれたりすると、優しくなれる。
マスクを付けたままでの半日保育が始まると、長女に「がんばったね〜!」と声をかけることができた。

私は自分でなんでもやりたい性格で、人を頼って一緒に何かするのが課題だ。
子育ては一人でしちゃいけない仕事だ。


休園期間、長女はいつも以上にわがまま放題だったけれど、歯が抜けて、自転車の補助輪がはずれて、二重跳びができるようになって、一人で本を読む時間が増えた。
幼稚園の先生には、「頼りになるお姉さんです!」とお褒めの言葉をいただいた。

ほんとかしら?と内心苦笑いしながら、彼女の成長に負けないように成長したいと思う母ちゃんです。

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