記事一覧
ショートストーリー 02_我気多クシテ君女神也
転勤してそろそろ2か月になろうとしていた。
思えばあの日、人事部長に呼び出され転勤の打診を受けた。妻にはこの後すぐにLINEでメッセージを送信したが、既読がつくまでもなく、メッセージをもらうまでもなく、この後家族がどうなるのかは明らかだった。
片田舎への単身赴任。ようやく今の生活慣れてきたところだ。
これまで、東京を離れたことなど一度もなかった私にとって、この田舎暮らしは何もかもが新鮮で、いや、
嫌なことノート 13_拝啓「サオリーナの券売機」様
WEBクリエイターのharukanaさんのnoteが好きで、いつも、記事が投稿されるのを楽しみにしています。
今日も『アプリ内許可のポップアップを不審に思うことがあったので、解決方法を考えたら簡単だった』というエントリーに対し、「ユーザーが不安に思わないように適切に説明を入れたり、その手段を講じたりするのって大切ですよね~。」とか、「説明だけじゃなく、誘導も大切だと思います。業務ソフトであっても
嫌なことノート 12_ヤマザキ春のパンまつり
今回もお話しのカテゴリーは「その後のことまで考える」になります。
本当に、本当に小さなことではありますが、やはり「気をつけないといけないのは、そういうとこちゃうのん?」ということを改めて考えるには、わかりやすい例だと思いますのでご紹介です。
『ヤマザキ春のパンまつり』そして、『夏のおいしいキャンペーン』さらに『秋のわくわくプレゼント』
これらは、いずれも、山崎製パンさんが行っている販売促進策
ショートストーリー 01_同罪
「よっ!久し振り!」
少し驚きながらも平静を装い、軽く叩かれた肩のほうにサッと振り向く。
「あ、どうも。ご無沙汰です。」
大学時代のサークルの先輩だ。私が1年のときに4年だった先輩。サークルの代表だった。何を思ったか当時1年だった自分をサークルの要職に就けた。学年も違うし付き合いも浅い。私の何を見て決めたのだろう。いまだによくわからない。
「お前知ってる?」
始まった。この人はいつもこうだ。自分
これいいね! 25_「レンチキュラー」って言うんだ・・・
「これいいね!」という商品やサービスを作るとき、必ずしも最新の技術が必要な訳じゃない。
というのは、前回、『これいいね! 24_カラス除けごみ収集ネット「クルリンポン」』の書き出しと同じです。
ハイテク機器を利用すればどうってことないことも、ローテクだけで、工夫だけでやってのける人は偉い。本当に尊敬に値する。
というのも、前回の書き出しと同じ。
今回もそんなお話しです。
「しょーもない・
これいいね! 22_さすがは都会の自動販売機
極普通、極一般的なものであればあるほど、「こんなもんかな」とか、「これ以上はないな」とか思ってしまう。
でも、「もう少し工夫してみよう!」とか、「あれと組み合わせてみよう!」といった進化への試みに限界はなく、続けていくことで、どこまでも良いものになっていく。
かけるコストの問題はあるけれど、そして、機能だけが多くても仕方がないという問題はあるけれど、それ以前に、「どうすれば、今よりも良いものに