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感想

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読んだ書籍類や映画やアニメなどの感想です。
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#読書

発信は怖くない【発信する勇気】

発信は怖くない【発信する勇気】

「自ら発信する」って何を書けばいいか分からないし、自分の意見を誰でも見れる場所に書くのは少し怖い。
私はXとnoteしかやってないが、たまに「こんなん誰も見てないのに書く意味あるのか」とか「自分がこんなこと言って偉そうじゃないか」とかマイナスなことを考えてしまう。
そんな自分に「なんでも好きなことを書いて良いんだよ」「発信することは怖くないよ」「むしろ発信は自分にとって良いことだらけだよ」と言って

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知ってるだけで少し救われる【15歳からの社会保障】

知ってるだけで少し救われる【15歳からの社会保障】

SNSで見かけて気になったので「15歳からの社会保障---人生のピンチに備えて知っておこう!」を読んでみた。

「15歳からの社会保障---人生のピンチに備えて知っておこう!」入院、生活費が足りなくなったとき、予想外の妊娠、障害を負ったとき、ヤングケアラー、介護、DV、こんな場合はどんな社会保障が利用できるか?というショートストーリーを例にして各社会保障を説明してくれるから分かりやすかった。
タイ

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練習ができてないから怖い【日本人は「やめる練習」がたりてない】

練習ができてないから怖い【日本人は「やめる練習」がたりてない】

タイトルに惹かれてしまい、野本響子さんの「日本人は「やめる練習」がたりてない」を読んだ。

日本人は「やめる練習」がたりてない確かに何かを始めて、何かをやめるとき、なぜ私たちは深刻に悩んでしまうのか。
自分で始めたことが、自分でやめれない。

著者の息子さんは保育園ではのびのびと楽しく育っていたが、小学生に入った瞬間、元気を失って、口数が減り、不登校になったそうだ。
のびのびした保育園生活とは反対

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タイトルで思わず買ってしまった本【なぜ働いていると本が読めなくなるのか】

タイトルで思わず買ってしまった本【なぜ働いていると本が読めなくなるのか】

数か月前にSNSでとても話題になった本。
あまりにもタイトルが強すぎて「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」をまんまと買ってしまった。

なぜ働いていると本が読めなくなるのかタイトルを見た瞬間「あ!私のことを言っている!!」と思ってしまった。
学生時代は本を読んででいたのに、社会人になってからは全く本を読まなくなった。
そんな後ろめたい気持ちを突いてくる絶妙なタイトルで、著者の方か編集の方かどち

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SNSでつながること【「死にたい」とつぶやく】

SNSでつながること【「死にたい」とつぶやく】

「死にたい」とつぶやく最近「「死にたい」とつぶやく」という本を読んだ。
2017年に起きた「座間9人殺害事件」を題材にした本。
Twitterで「死にたい」と呟いていた女性を家に招き、犯人が殺害した事件。
この本自体は事件のルポではなく「死にたい」という言葉でなぜ他人と繋がってしまうのか、なぜ「死にたい」で人と人は繋がることができるのかが考察されている。

私自身、この本に興味をもったのは、Twi

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当時を振り返ってみた【不登校でも学べる 学校に行きたくないと言えたとき】

当時を振り返ってみた【不登校でも学べる 学校に行きたくないと言えたとき】

最近友達と「不登校」について話すことが多くなった。
お互い中学生のときは不登校で、当時はそこまでお互いの事情について触れなかったが、大人になって当時を振り返って「あのときしんどかったよねぇ」と話すことが多くなった。

私自身は幼稚園の頃から行き渋りが酷くて、母親も大変だったと思う。
小学校も1年生から3年生ぐらいのときは学校が大嫌いで無理やり親に連れられ渋々ながら通い、4年から6年は楽しく通ってい

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最近読んだ印象に残った本【読書感想文】

最近読んだ印象に残った本【読書感想文】

相変わらず気になった本を図書館で借りて読む日々。
そんな中、最近「Prime Reading」が便利さに気がついた。
種類は少ないが、気になった本を気軽に読める。
私ずっとプライム会員だったのに使ってなかったよ!もったいない!!
今後は気になるタイトルを見つけたら積極的に読んでいこうと思う。

それでも旅に出るカフェ店主さんにマウントを取りたい男性パティシエから、まさかアルバイトの女性に話がつなが

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「ハッ」と気づきをくれる本【マカン・マラン シリーズ】

「ハッ」と気づきをくれる本【マカン・マラン シリーズ】

ドラァグクイーンのシャールさんが不定期で営む夜食カフェでの物語。
常連さんもいれば初めましてのお客さんも訪れるが、悩みを抱えているひとたちが自然と集まる。
メニュー表なんてない、シャールさんが作る気まぐれ料理を食べながら、じんわりと自分の生き方に向き合い、心を癒していく。
悩みの渦に飲み込まれている人たちに「こうも考えられない?」と優しく声を掛けるシャールさん。
本人に気づきを促すような言葉に心が

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痩せてる方か良いかもしれないが【産んでくれなんて頼んでないし】

痩せてる方か良いかもしれないが【産んでくれなんて頼んでないし】

産んでくれなんて頼んでないし「産んでくれなんて頼んでないし」タイトルに惹かれて読んでしまった。
性教育をされている大貫詩織さんというYouTuberさんのエッセイ。
10代のもがき苦しんでた頃の話や助産師で精神病棟で働いていた話、結婚、妊娠、出産などの話が書かれていた。
その中でダイエットの話が私の中で印象的だった。

私は20代の社会人2年目か3年目ぐらいで、ダイエットをした訳ではないのに、スト

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あたたかい毛布に包まれているような【毛布 - あなたをくるんでくれるもの】

あたたかい毛布に包まれているような【毛布 - あなたをくるんでくれるもの】

少し前に安達茉莉子さんのエッセイ「毛布 - あなたをくるんでくれるもの」を読んだ。
安達さんの20代の葛藤や心の傷、孤独を綴ったエッセイ。
安達さんほどではないが、私もそれなりに傷ついてきた。
「心無いことを言われた」「真面目にやってるだけなのに嫌味を言われた」「舐められた対応をされた」「頑張ってるのに頑張りが足りないと言われた」嫌なことを思い出すと、怒りがこみ上げてくる。
肉体に攻撃を加えられた

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普段の生活に謎解きを【読書感想文】

普段の生活に謎解きを【読書感想文】

最近読んだ本の感想を書いてみる。
あまり壮大な謎解きミステリーは読むのがしんどいので、短編で日常の中でちょっとした謎解きがある本ばかり読んでいる。
そんなジャンルを「コージーミステリー」や「ライトミステリー」というらしい。

ほたるいしマジカルランド大阪北部にある遊園地で働く人たちのお話。
楽しい空間をお客様に提供する従業員さんたちにも色々な悩みがある。
遊園地の園内の様子を読んでいると、大阪府枚

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「書く」は「考える」ことなんだって【心配すんな。全部上手くいく。】

「書く」は「考える」ことなんだって【心配すんな。全部上手くいく。】

YouTuberのヒカルさんが、私は好きかもしれない。

特別、ファンという訳ではない。
ヒカルさんの全ての動画を観ている訳ではないが、動画がアップされてる日、サムネイルで気になる内容の時は再生ボタンを押している。
なにかしらの「企画」をしている動画よりは、ヒカルさんがガーッと思いついたことを喋り倒している動画が好きだ。
私はYouTubeをよく観るが、基本的に「何かをしながら」観る。
動画を再生

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