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【ガクチカに切り込む!第二弾】アルバイト編

こんにちは!
総合商社2年目、就活アドバイザーのYasuです。

先日、「ガクチカに切り込む!」というコーナーを始めてみました。
多くの方が書かれているガクチカのエピソードについて、
注意点や差別化ポイントを紹介しました。

第一弾「新勧活動編」のPV数、スキ数が思いのほか良かったため、
第二弾を書こうと思います!
個人的に気に入っていたコーナーだったので、続行できてうれしいです(笑)

(第一弾を見逃した方はこちらから)

今回のテーマは「アルバイト」です。
その中でも多くの大学生が経験したであろう接客業について解説します。

どのガクチカでもそうですが、結論から簡潔に言うと、
★人よりも工夫したこと
★行動によって得られた結果

を具体的に書くことです。

ここが曖昧だと、ES審査官や面接官から
「あーこの子は何となくアルバイトを頑張った子なんだな」
と思われてしまう可能性が高いです。

今回は新歓活動とは異なり、いくつかのパターンに分けた説明も加えます。

毎度ながら、簡単に自己紹介させてください。

筆者ってどんな人?
2019年卒で、総合商社にて勤務しております。
出身大学はMARCHレベル。
就活時は幅広く業界を見ており、40社にエントリー。面接も70回以上受け、結果的に外資金融、外資コンサル、大手食品メーカー、広告代理店を含む6社から内定をいただきました。
noteでは、就活のコツや総合商社業界に関する記事を中心に書いています。
profile:https://note.com/bookbility/n/nfd1539ae83ba

アルバイト(接客)のガクチカ全般に言えること

まず、アルバイトのガクチカ全般で注意してほしいことが2つあります。

1.アルバイトを始めた理由は書く

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これは新歓活動の時も書きましたが、
活動を始めた背景をちゃんと書きましょう。

漠然と時給が良いから接客のアルバイトを始めた人よりも、
コンプレックスである人見知りを直すために始めた人
の方が印象が良いですよね。

この背景・動機を書くことで、
「目標に向けて努力ができる人だ」
という印象を持ってもらうことができます。

いきなり、アルバイトで努力したことをつらつら書いてはいけません。
まずは行動の動機。

しっかり覚えておきましょう。

2.努力の過程はシンプルに

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自分をアピールしたいがゆえにアルバイト中に実践した、
努力の過程をあれこれ書いてしまっている方が多い印象です。

どの就活生にも言っていることですが、
・努力・結果はシンプルで分かりやすく、テーマは一つに絞る
・試行錯誤の過程からその人のユニークさがにじみ出ている

のが鉄則です。

就活生の方がよく書いているガクチカの内容は以下の3つに当てはまることが多いですので、次の章では3つのケースごとに、注意すべき点をまとめてみます。

★接客術を磨いて顧客満足度を上げた
★売上アップに貢献した
★後輩の育成をした

全て書いてしまう人もいますが、文字数がどうしても埋まらない限り
避けましょう!
1テーマで話す方が分かりやすいです。

ケース①:顧客満足度に貢献

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接客の腕を磨いてお客さんからの評価が上がった
というガクチカを書かれている方多いのではないでしょうか。

このガクチカでの一番の注意点は、
「結果をいかに分かりやすく伝えるか」です。

「以前よりもお客さんに満足してもらえるようになった」
というのは可視化が非常に難しいです。
一方で皆さんご存知の通り、ガクチカの結果は定量的で分かりやすい方が良いものですよね。。

例えば、
店のアンケートで、顧客満足度No.1に選ばれました
関東エリアで10人の優秀なスタッフに贈られる○○賞を受賞しました

など、書くと具体的で分かりやすいですよね。

とはいえ、そんな大それた実績がないよ!!!
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、自分の身に起こった小さな変化を分かりやすく書きましょう。

アパレルなら「自分と話すために来て下さるお客さんが増えた」
居酒屋なら「後輩たちから接客を教えてほしいと打診されて、アルバイト前に教えることが増えた」

などなど

あなたが努力したことで身の回りに変化が起きているはずです。

なにも変化がなかったなら、残念ながらガクチカとして相応しくない
エピソードかもしれません。

ケース②:売上に貢献

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売上に貢献したガクチカは、結果がかなりクリアですよね。
一日の平均売上が○○万円から○○万円になりました。
こんなに分かりやすいことはないです。

逆に、あなたの努力の過程・工夫が分かりづらいことが多いです。

★(居酒屋で)先輩に効率的な接客術を教えてもらいました
★(居酒屋で)お客さん目線の接客を心掛けるように意識を変えました

上で終わってしまう人が多いのです。

★先輩は具体的に何を教えてくれて、何を行動に移した結果、どうやって売上に貢献できたのでしょうか
★お客さん目線で考えた時に、自分の接客に何が足りないと感じて、
どう行動を変化させたのでしょうか。

ここまで詳しく書かないと分からないです。
努力の過程がぼやっとしていて、もったいない方が多いので、ぜひ気をつけて下さい。

ケース③:後輩の育成

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アルバイト先で「後輩の育成」に注力した方も多いのではないでしょうか。
社会人になると後輩の指導や引継ぎなど、人に教える機会が多くありますので、上手く話せれば共感を得られる良いガクチカになります。

結果も「離職率の低下」など数値化できるので、分かりやすく伝えられますよね。

ケース③での注意点は、ちゃんと課題の定義をすることです。

よくあるのが、
「私の店舗はアルバイトの離職率が高く、店長が困っていました。そこで、週1回のミーティングを実施して、コミュニケーションが活発な職場を作りました」

悪くはないですが、
「離職率が高いのはなぜか」自分なりの考察・課題の定義があるとなお良いです。
論理的な思考力をアピールできる絶好の機会です。

上のガクチカだと離職率の高さを解決すべく、ランダムに色んなことを試す人になってしまいますので、普通の学生から抜け出すことが出来ません。

もう一点、ガクチカ全般に言えることであげましたが、行動の動機です。
正直アルバイトという立場で、優秀な後輩を育てることは義務ではないと思います。
それでもなぜあなたが、注力しようと思ったのか、熱い思いがあればぜひ書きましょう。

論理性があり、熱い学生は評価されやすいと個人的に思っています。

まとめ

今回は「ガクチカに切り込む第二弾」として、アルバイト(特に接客業)のガクチカについて、注意点をあげてみました。

このテーマでESを書いている方はチェックリスト代わりに使っていただけると、記事を書いてよかったなと思います。

「こんなガクチカはどうすればよいの?」
「○○のガクチカについて解説してほしい」
という要望があれば、コメントいただけますと幸いです。

これからも皆様が有意義な就活を行えるような記事を書いていきますので、
ぜひフォロー・スキ宜しくお願いします。

ではまた!!

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