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フムフム納得、心に響いたnoteを集めてます。
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#雑記

「心配性」の生存戦略

「心配性」の生存戦略

高校3年のとき、私は大きな失敗を2つした。
一つは、私立大学の受験の申し込みを忘れていたこと。
親に頼み込んで、受験先までのJRのチケットとホテルを用意してもらい、先生にも内申書を書いてもらったのに、受験申し込みの締め切りを失念した。当然、受けられなかった。
もう一つは、背水の陣で臨んだ本命の国立大学の2次試験の直前に受験票をなくしたことだ。
家中、大騒ぎになり、夜中に家族で大捜索。
なかなか見つ

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将来の心配をしてる人はさ、いざ将来になっても将来の心配をしてるんじゃないの?

将来の心配をしてる人はさ、いざ将来になっても将来の心配をしてるんじゃないの?

いまから酔っ払いのおじさんみたいなことを書きますよ。正確には、酔っ払いのおばさんですけれど。

私の友達にね、とても頑張り屋さんな子がいるんです。子どもが三人いて、ご両親と同居していて、フルタイムでの営業職も新卒時代から続けている。すごくない?すごいでしょ。

私から見たら彼女はパーフェクトウーマンで、すべてを持ち、それでも現状に甘んじない、本当に真面目な人。飲みに行った日は、晩ごはんに7品作って

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親の心、子知らず

親の心、子知らず

難しいなあと思うことが多くなった。

娘とのことだ。
高校生の娘は、難しいお年頃。理想と現実の間で葛藤があるようで、たまにものすごく機嫌の悪い時がある。というか、最近は年中機嫌が悪い。

高校に入ったばかりのころは「学校も部活もたのしい!!」と意気揚々としていたのに、最近はすっかり「やる気なし子」
宿題もいや、塾もいや、勉強もいや、部活もいや。
最近では「こんな学校に来るんじゃなかった」とまで言う

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それも私が選んだ人生だから

それも私が選んだ人生だから

先週の日曜に髪を切った。
もともとショートヘアだったのだが、もっと短くした。

失恋したわけではない(そりゃ、さみしいことはあるけどさ)
車を変えて、スマホも変えたら、この際、自分の見た目も変えたくなっただけだ。
スッキリしたし、シャンプーも乾かすのも早くなって、よくなった。

私は、毎月美容院へ行く。白髪染めのためだ。
30歳をすぎた頃から、じわじわと黒髪を侵食してきた白髪。
今では、もう黒髪よ

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自己啓発本を手放す理由

自己啓発本を手放す理由

先日、某心理カウンセラー(自己啓発?)のDVDをメルカリに出品した。
残念ながら、まだ売れていない。

30代後半からの10年くらい、この心理カウンセラーの言葉にしがみついて生きてきた。それをついに手放したいと思った。

自己啓発にはまっていた時期がある。やめたのは、つい最近だ。
やめたというか、忘れたというのが正しい。いつの間にか本を買わなくなった。ブログを読まなくなった。DVDを見なくなった。

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下書きばかりの人生も悪くない

下書きばかりの人生も悪くない

noteの下書きを確認したら45個ほどあった。

完成しているものもあったし、途中まで書いてあるのもある。中にはタイトルだけものもある。

以前はエディタで下書きすることが多かったが、最近はnoteに直接書くスタイルに変更した。noteでどう表示されるのかを見ながら書きたいからである。

書きたいと思ったことはまずタイトルだけ書いて下書き保存する。すぐに続きを書くこともあるが、書けないこともある。

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「アドバイス」って結局誰のためのものだと思う?

「アドバイス」って結局誰のためのものだと思う?

アドバイス、というと割と聞こえはいいんですけど。
誰かの顔色を窺って自分の行動を決めてしまうこと、結構あるんじゃないかなと思います。

誰かの顔色を窺うのが癖になっていたり、嫌だなと思ったり自己嫌悪したりしながらも、それがやめられなくなっていたり。
もはやそれが自然になっちゃって、自分の意思で物事決められない人もいる。誰かに「こうしなさい」って言ってもらえなければ、決断も行動もできなくなっちゃう人

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失敗は、冷静に考えて、未知の世界と接すること。

失敗は、冷静に考えて、未知の世界と接すること。

失敗が怖くない人には、この記事はあんまり意味がないんですが。笑

むかしのわたしはずーーーっと、失敗するのが怖い人でした。
失敗すると、失敗したショックでくよくよして、落ち込んで、いかに失敗が責められるべきことか考え、自分が悲劇的であるかを考えてしまう人でした。今思うととっても面倒くさい人ですね。
それゆえに、失敗しないためにチャレンジしないタイプの人でした。何にもやらなければ、失敗もしないから。

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あの子は花弁、わたしは茎。輝きの定義が違うのは当たり前。

あの子は花弁、わたしは茎。輝きの定義が違うのは当たり前。

「すべての人が輝け」という時代になったと思う。
一億総活躍っていう言葉が話題になったとき、わたしはなんだかすごくなまぬるい気持ちで苦笑いしていた気がします。

輝くのはすばらしいことなんだけど、言葉ばっかりが独り歩きしてしまって、全員が「花弁」になろうとしてしまっているような、そんな感覚がありました。

***

たとえば、今の時代なら「クリエイター」。
すごく評価されやすいと思うんです。何かを作

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言葉は無力、基本的には。

言葉は無力、基本的には。

それでも尽くしちゃうよね、言葉。笑

今日の記事、書き終えてみたらすごく抽象的な話になってしまったのですが。
最近考えていることがあります。すごく博識で偉人賢人の言葉や文章をたくさん知っているのにも関わらず、曇った世界を見ている人がいるのはなぜだろう、と。

世界との付き合い方をや世界の見え方を記した文章をたくさん読んでいるのにも関わらず、ぜんぜん上手に世界と付き合えていない人がいるのはなぜだろう

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その夢、本当にかなえたいことですか。

掲げた夢を額縁に入れて飾っているような人、たまに見ます。
額縁に入れられるほど具体的なのに、額縁に入れて見てるだけの人。

おもしろいなぁと思う。「漫画家になりたい」と言っているのに一向に漫画を描かない人。「小説家になりたい」と言っているのに、一本も小説を完成させたことがない人。
ナチュラルに結構存在すると思うんですけど。笑

夢にもね、持ち方があるんじゃないかと思います。
夢は小説家になることで

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人生を変えた出会い

人生を変えた出会い

タグの名前をタイトルにするのは、初めてなんですが。笑
生きてていろんな出会いがあったけれど、人生を変えた出会いって言ったらね、やっぱりわたしにとってはこれだなっていうのがあって。

それは、なんにもできない自分との出会い、です。

***

出会ったこと、ありますか。
なんにもできない自分に。

出会ったとしたら、どうしますか。

わたしはね、出会ったとき、全然受け入れられませんでした。笑
びっく

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視野のフレームから、目盛と自意識を追い出してみる

視野のフレームから、目盛と自意識を追い出してみる

ここ数年の自分の変化の中でも、特にうれしい変化っていうのがあって。
誰かを見て、「かっこいい」「美しい」って思えることが、増えました。
自然とそう思えるように、なりました。
見た目の話ではなくてね。

みんなはもともとできてたのかな。笑
わかりませんけど、わたしにとってはすごく大きな変化でした。

***

人間って生きているうちに、不思議なことにいろんなふうに偏っていきます。本当にちっちゃい子ど

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「わたしらしさ」は、握りしめるものじゃなくて

「わたしらしさ」は、握りしめるものじゃなくて

人間って、何をもって「その人である」って決まっているんでしょう。
みんな、自分のこと「自分」って思っていると思うんですけど。当たり前ながら。

むかし、哲学を専攻していたころ、これはテーマとしてかなりメジャーでした。哲学ってなじみのない人には「役に立たなそう」って思われることが多いんですが笑、結構現代の医療倫理とかにも密接な問題で。当たり前のように移植手術が行われるけど、どこからどこまでの移植が「

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