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2024年3月の記事一覧
【考えすぎて筆が進まないあなたへ】文章を自由自在に書き連ねるためには(2012年3月号特集)
文章に絶対という型はない 文章を書くには型がある、と言われています。有名なところでは起承転結がそうです。これは便利な道具ではありますが、唯一無二というものではなく、有効な型のひとつに過ぎないと考えたほうが正解でしょう。
あまり文章を書いたことがない人、読むということをほとんどしない人の場合は、起承転結で書けばそれなりにまとまるでしょう。
しかし、書きなれてくるにつれ、今度はその型が枷になって
2000年生まれのド新人編集者、新人作家と本を出す
みなさま、はじめまして。集英社文芸書編集部で小説の編集をしています、髙橋と申します。2023年の4月に新卒で集英社に入社した、新人も新人の編集者です。担当している作家の皆さんには、「2000年生まれです」と積極的にお伝えすることで、平凡な名前を覚えてもらおうとしています。
さて、新人だとは言いつつも、入社してからはや11か月。遂に私も、ようやく一冊目の単行本を世に出すことができました。
それが
【これでアイデアには困らない!】日常のすべては創作に通ず(2018年12月号特集)
漫然と暮らさない。創作する目で探る。 書くネタは、見つけようとしないと見つからない。アンテナを立てると言うが、創作する目で日々探すことが肝要だ。
集めるネタは、あなたの心に引っかかったものならなんでもいい。
「【年輪の幅が広いほうは南側】はウソ」のような「へえ」という事実でもいいし、意見や分析結果、真理、名言でもいい。また、うまい言い方だという表現もチェックしよう。中には、真偽の不確かなも
「これ、誰のセリフ?」会話シーンの書き方
今日はセリフそのものではなくて、セリフが混じる会話シーンを、どう書くかについて記事にします。
特に三人以上が登場するシーンを想定しました。
いつものように、これが正解ということではなく、私が小説を書きながら
考えていること、私はこんな風に書いていますということです。
○私の書き方
「○○は言った」「○○が言う」と書かずに、セリフを言った人物の動作を
書くことで、直前、直後のセリフが、その人物