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山形県庄内地方にまつわるエトセトラ。

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山形県庄内地方にまつわるエトセトラをまとめたマガジンです。
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記事一覧

大雨で沢が溢れ、ホップ畑が水浸しに。

大雨で沢が溢れ、ホップ畑が水浸しに。

2024年7月18日、午前中の大雨で、酒田市大沢地区にて、ホップやマコモタケを植えている農地の脇の沢が大規模に溢れて、水に浸かってしまいました。ここの沢は昔から、強い雨が降るとすぐ溢れてしまいます。2018年8月の豪雨以来、ここまで激しく溢れたのは6年ぶりでしょうか。今年になって溢れるのは2回目です。

その後、午後には水が引きまして、マコモタケや3年目のホップは無事そうですが、1年目のホップが少

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【連載】随想録 第6回「上京して初めて知った庄内の魅力」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

【連載】随想録 第6回「上京して初めて知った庄内の魅力」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

高校卒業までは「何も無い」田舎だと思っていた酒田を飛び出して上京した少年が、38歳となる年に自らUターンし「わぐわぐ」が溢れる日々に至るまでのストーリー。今回は大学時代の話です。

酒田東高校を卒業し、一橋大学社会学部への入学とともに上京することに成功した私は、受験期を経ての反動と解放感からか、髪の毛を紫がかった灰色にして入学式に臨み、同じクラスの中では早速、「パープル」というありがたいあだ名を頂

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【連載】随想録 第2回「角刈りと陸上部長距離」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

【連載】随想録 第2回「角刈りと陸上部長距離」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

皆さま、こんにちは。阿部彩人です。高校卒業までは「何も無い」田舎だと思っていた酒田を飛び出して上京した少年が、38歳となる年に自らUターンし「わぐわぐ」が溢れる日々に至るまでのストーリー。今回は中学時代前半の話です。

酒田市立・北平田小を卒業し、すっぱりと相撲と野球の道を諦めた私は、酒田市立・平田中(現在は酒田二中に統合)で陸上部に入部し長距離選手の道へ。長距離を選んだ理由は、私が小学6年の時

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【連載】随想録 第5回「わずかな可能性を信じてウルトラソウルな受験勉強」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

【連載】随想録 第5回「わずかな可能性を信じてウルトラソウルな受験勉強」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

高校卒業までは「何も無い」田舎だと思っていた酒田を飛び出して上京した少年が、38歳となる年に自らUターンし「わぐわぐ」が溢れる日々に至るまでのストーリー。今回は高校時代の大学受験の話です。

酒田東高等学校までの通学はもっぱらチャリ(自転車)でした。漆曽根の実家から高校までの約6kmを40分ほど漕いで毎日通っておったわけです。庄内平野の田園風景が広がる道を通るため、庄内特有の西からの強風が吹くとチ

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NHK総合の番組「鶴瓶の家族に乾杯」で、5/27(月)、6/3(月)の2週に渡って、山形県酒田市の旅が放送!
前編の5/27(月)夜19:57~放送回では、酒田市のまちを紹介するVTRで私も案内役として出演しております。終始、甘噛みの庄内弁でしゃべっておりますのでご笑覧ください。

【連載】随想録 第4回「高校陸上で目指した走りと歩き」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

【連載】随想録 第4回「高校陸上で目指した走りと歩き」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

皆さま、おはようございます。高校卒業までは「何も無い」田舎だと思っていた酒田を飛び出して上京した少年が、38歳となる年に自らUターンし「わぐわぐ」が溢れる日々に至るまでのストーリー。今回は高校時代の部活動の話です。

酒田市立・平田中(現在は酒田二中に統合)で陥った暗黒時代から、B'zの音楽に救われ若干の浮上を果たした私は、対人コミュニケーションに大いなる難を抱えながらも、酒田東高等学校に合格して

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【連載】随想録 第3回「B'zが救ってくれた暗黒時代」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

【連載】随想録 第3回「B'zが救ってくれた暗黒時代」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

皆さま、こんにちは。阿部彩人です。高校卒業までは「何も無い」田舎だと思っていた酒田を飛び出して上京した少年が、38歳となる年に自らUターンし「わぐわぐ」が溢れる日々に至るまでのストーリー。今回は暗黒時代となる中学時代後半の話です。

酒田市立・平田中(現在は酒田二中に統合)で陸上部の長距離部門の部活が崩壊した責任をとって部長を辞した後、私はすっかり積極性を失い、内に籠もってほとんど中学校では他の人

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游ゴシック体や游明朝体、ヒラギノフォントを作ったのは、山形県遊佐町ご出身の方だった!

游ゴシック体や游明朝体、ヒラギノフォントを作ったのは、山形県遊佐町ご出身の方だった!

游ゴシック体や游明朝体、ヒラギノフォントなどを作った方が、山形県遊佐町のご出身だったとは!米田佐之助さんのFacebookでの投稿で知りまして、大変おぼげ(驚き)ました。

その書体設計士・鳥海(とりのうみ)修さんが、「第58回 吉川英治文化賞」を受賞されたとのこと。嬉しいですの〜。

▼字游工房の書体設計士・鳥海修氏が「第58回 吉川英治文化賞」を受賞 | ニュース&プレスリリース | 企業情報

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芸術祭「庄内 風と土の美術館 〜アート&マルシェ〜」ダイジェスト動画

2023年10月に山形県酒田市八幡地域の鳥海高原家族旅行村で開催された芸術祭「庄内 風と土の美術館」のダイジェスト動画を、YouTubeで公開いたしました。https://youtu.be/zkf06jUbReE
どうぞご覧ください。今秋には小規模なイベントを開催予定です。

方言どご「おもしぇぐ」学ぼう!山形県酒田市・八幡小学校5年生の国語の授業で、庄内弁の講師として方言をお教えしました。

方言どご「おもしぇぐ」学ぼう!山形県酒田市・八幡小学校5年生の国語の授業で、庄内弁の講師として方言をお教えしました。

2024年1月30日は、山形県酒田市・八幡小学校5年生の国語の授業で、庄内弁どご「おもしぇぐ」学ぼう!ということで、私・阿部彩人が臨時講師として山形県庄内地方の方言をお教えする機会をいただきました。

担任の本間先生からのご依頼で実現したこの授業。「酒田方言あそび研究会」代表の齋藤健太郎さんが作成した資料なども活用させていただきながら、庄内弁が様々な地域の言語の影響で成り立っているというお話も。

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【連載】随想録 第1回「相撲と野球、少年の夢」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

【連載】随想録 第1回「相撲と野球、少年の夢」 - ほぼ月刊「庄内わぐわぐ随想録」

皆さま、こんにちは。阿部彩人です。私は1980年6月、山形県酒田市の平野部にある北平田地区の農村集落・漆曽根に生まれ、高校卒業まで酒田で育ち、大学進学から上京。社会人時代まで含め19年ほど東京で暮らした後、2018年に酒田市八幡地域大沢地区の地域おこし協力隊としてUターンし同地区に移住しました。現在は43歳となり、大沢地区で集落支援員と合同会社COCOSATOの代表として活動中です。高校時代までは

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食をテーマにしたオンライントーク&交流会イベントを、食の都 庄内で開催!山形県酒田市より、最新の食について語ります。

食をテーマにしたオンライントーク&交流会イベントを、食の都 庄内で開催!山形県酒田市より、最新の食について語ります。

どうも、もっけです。山形県酒田市八幡地域 大沢地区在住の阿部彩人です。
まだまだ暑いですが、「食欲の秋」がやってまいりましたの〜!
ということで、山形県酒田市が主催する、参加無料のオンライントーク&交流会「酒田暮らしを、ゆる〜ぐ語ろう!」第2回「酒田の食の魅力を語る!」を、9/16(土)14時より開催します!

▼参加申込はこちらのフォームから
http://tiny.cc/sakataonlin

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