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工業デザインと学際

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工業デザイン、取り分け、機械工学とその自動車産業のエリアは、日本の基幹産業だ。それは、複合的な産業であり、まず、Quality Controlや先端技術開発によるものも大きいだろ…
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#デザイン

リサイクル・ファッションブランド:Paolo Coppolella

リサイクル・ファッションブランド:Paolo Coppolella

リサイクル・ファッションブランド:Paolo Coppolella
Retal. Reciclaje Creativo

リサイクル衣料品ブランドに際して語る- Paolo Coppolella

パオロ・コッポレッラ(Paolo Coppolella)

パオロ・コッポレッラ(Paolo Coppolella,1980- /イタリア生まれ、 2006からスペイン移住/アーティスト)
Paolo

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カメラ・オブスクラとイラストレータの仕事

カメラ・オブスクラとイラストレータの仕事

カメラ・オブスクラとイラストレータの仕事 

カメラ・オブスクラとは

カメラ・オブスクラとは、針穴写真機(ピンホールカメラ)の原理で、上下左右反転した画像が、暗箱の中に現れる。なぜ暗箱なのか、それは、その画像が、とても暗いので、ヒトの目で認識しやすくするためである。この頃のカメラは、数時間もの露光を必要とした。

例えば、針穴をたくさん開けると、たくさんの画像できてしまうので、プリズムをたくさん

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「イサム・ノグチ 発見の道」東京都美術館で・・

「イサム・ノグチ 発見の道」東京都美術館で・・

企画展「イサム・ノグチ 発見の道」東京都美術館で - 晩年の石彫に至る作品約90件、彫刻家の精髄に迫る
 20世紀を代表する芸術家で、彫刻、舞台芸術、家具、ランドスケープデザインなど様々な分野で巨大な足跡を残したイサム・ノグチ(1904~1988)。その芸術のエッセンスに迫る展覧会「イサム・ノグチ 発見の道」が、2021年4月24日より東京都美術館で開催される。
イサム・ノグチ 発見の道
会期:2

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macOS Big Surにアップデート対応なMac機種は

macOS Big Surにアップデート対応なMac機種は

macOS Big Surにアップデート対応なMac機種は

macOS Big Sur:UNIXの環境の良さとMacの使いやすいインターファースを、より進化させたメジャーアップデートだ。
過去10年以上で、最大のデザイン上でも、アップデートが施されている。
モダーンなOS外観をはじめ、Safariの大幅なアップデート、メッセージやマップなどの主要アプリケーションの機能強化、プライバシー機能の強化

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イサム・ノグチ賞とThe Noguchi Museum

イサム・ノグチ賞とThe Noguchi Museum

イサム・ノグチ賞は、革新性と優れた国際感覚、東西文化交流への貢献など、世界的な彫刻家イサム・ノグチ(Isamu Noguchi)の精神を受け継ぐ芸術家やデザイナーに贈られる。-The Noguchi Museum(2020年、現在については、9/23により、再開される、メンバー予約、ただ、ニューヨーク・・)
その授賞式は、ニューヨークのノグチ美術館(The Noguchi Museum)で行われる

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イサム・ノグチの苦難と成功:第二話 イサム・ノグチの逆境と試練の道

イサム・ノグチの苦難と成功:第二話 イサム・ノグチの逆境と試練の道

第二話 イサム・ノグチの逆境と試練
4)日本の美の再認識

1927年、イサムはグッゲンハイム奨学金を得てパリへ留学する。彫刻の巨匠であるコンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brâncuşi, 1876- 1957/彫刻家-ミニマル・アート)のアシスタントをしながら抽象彫刻を学んだ。

その頃のイサムは、多くの恋愛を経験する・・・・・・       
その後、パリから、アメリカへ

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ヨゼフ・アルバースの色彩理論を観る

ヨゼフ・アルバースの色彩理論を観る

ヨゼフ・アルバース(ジョゼフ・アルバース/Josef Albers, 1888–1976):美術研究・教育者、画家。
そのヨゼフ・アルバースの作品の核は、色彩だ。
そして、著書「Interaction of Color」1963年は、デザイナーにとって、不可欠であり著名だ。

バウハウスでの理論構成された、その色彩の構成について言えば、まず、ヨハネス・イッテンの色彩論は、アート・デザインの基本だ。

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ヨゼフ・アルバースの色彩構成は現在形だ

ヨゼフ・アルバースの色彩構成は現在形だ

ヨゼフ・アルバース(ヨーゼフ・アルバース/Josef Albers, 1888–1976):美術研究・教育者、画家。
ドイツ(ボトロップ)出身で、後にアメリカに移住した美術家。ヨゼフ・アルバースの作品の核は、色彩だ。
略歴-Josef Albers
1888年、ドイツ(ボトロップ)出身で、後にアメリカに移住した美術家。
バウハウス(Bauhaus)に学び、卒業後は、バウハウスにて教鞭をとる。
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Mary Quantとスウィンギング・ロンドン

Mary Quantとスウィンギング・ロンドン

マリー・クヮント (Mary Quant,CBE,1934- UK)
スウィンギング・ロンドン(Swinging London)を代表するデザイナーだ。
そして、ファッションブランド「Mary Quant」の名称でもある。
スウィンギング・ロンドンという、カルチャームーブメントを巻き起こしたとも言えるのかも知れない。それは、その少し前のカウンターカルチャー(対抗文化)からの流れだ・・

(c)Ma

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Tate Modern(後編)-収蔵コンテンツと文化継承

Tate Modern(後編)-収蔵コンテンツと文化継承

テート・モダン(London)に展示されている作品の紹介は、テートグループのテート・オンライン(1998-)という名称で、Webでもされているのであまり、意味のないことかも知れない。
ただ、この機会に、その展示物を観に来たギャラリーを含めて、作品の公開のあり方とか、後世に、どう伝えるか?(表象教育のあり方)
多様に、文化の継承を考えてみるのもよいのかも知れない。

前述したが、その内部の構成は、そ

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Tate Modern(前編)-発電所跡の現代美術ミュージアム

Tate Modern(前編)-発電所跡の現代美術ミュージアム

テート・モダン-Tate Modern
2000年、ロンドンのテムズ川畔にある、バンクサイド発電所(1947年)をミレニアムプロジェクトとして、改装した国立国際現代美術館。
テイト・モダンは、テート・ブリテン、テート・リバプール、テート・セント・アイヴス等との国立美術館ネットワーク(Tate)を成している。

2012年、拡張工事の後に0Fー6Fという構成になる。ウエスタン・ブロックの0F部分の展

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ポンピドゥー・センター/パリの近現代芸術拠点

ポンピドゥー・センター/パリの近現代芸術拠点

ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター (Centre national d’art et de culture Georges Pompidou (CNAC-GP)-いわゆる「ポンピドゥー・センター (Centre Pompidou)」
パリ4区のサン=メリ地区にある総合文化施設である。

1969年、ジョルジュ・ポンピドゥー大統領 (1969-1974) が、近現代総合芸術施設としての目

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グッゲンハイム美術館-多様なアートを分かりやすく展示

グッゲンハイム美術館-多様なアートを分かりやすく展示

グッゲンハイム美術館-多様なアートを分かりやすく展示

ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(Solomon R. Guggenheim Museum) NYは、ソロモン・R・グッゲンハイム財団が運営する美術館。1937年 ニューヨーク市に*ソロモン・R・グッゲンハイム美術館設置、以降*世界各地に展開。
資金源は、ソロモン・R・グッゲンハイムの鉱山会社からものであった。そして、前衛的な建築は、フラン

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