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スマホを捨てよ、感覚を研ぎ澄ませようー暗闇の島で体験するアート
新型コロナウィルス感染が報告され、コロナ禍に突入して2年目を迎えた2022年。「ニューノーマルの時代」とも言われるように、この2年で私たちの生活にも大きな変化がありました。
感染防止のために非接触社会が提唱される生活様式で、もはや不可欠とも言えるデジタルデバイス。特に普及率が約9割にのぼるスマートフォンで、写真や動画を撮影し、SNS等で瞬時にインターネット上に公開することは、今では身近な行為となっ
[思いに寄り添うこと、思いを伝えていくことー911から20年の節目に]
まだまだ新型コロナウィルス感染が収まらない上、ミャンマーやアフガニスタンでの政権転覆といった、世界の情勢が激変する出来事が次々と立ちはだかる2021年。その本年は、2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロから20年という節目を迎えます。
今回は、20年前ニューヨークに住んでいたアートハッコウショの高橋が、911の現場で感じたことを通し、アートの役割について考えてみました。
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[アートと香りのワークショップ・レポート]
まだまだ感染の収まらない状況下ではありましたが、十分な感染防止対策を取りつつ、5月29日にArt and Syrup Plusにてアートハッコウショ初の対面によるワークショップ「みるアロマ~アートと香りのワークショップ」を開催しました。
最初に参加者の方々に、自己紹介としてこの時期にちなみ“初夏”から連想する色についてお話しいただきました。水色、青緑、薄紫、レモンイエローなど、その色を伺うだけで
震災支援プロジェクトを通して想う「アートの力」
東日本大震災から10年が経とうとする本年、テレビなどでも震災を振り返る番組が放映されています。その当時、アートハッコウショのわたしたちも、仕事の打ち合わせで訪れていた東京・九段下のシェアオフィスで震災に遭遇し、自宅までの帰路が閉ざされたことを今でもはっきり覚えています。
今回は、アートハッコウショの高橋が参加したアート関連の震災支援プロジェクトのボランティア体験を通し、「アートの力」について考えて
[アートなトークシリーズvol.2]年の瀬にふりかえるヨコハマトリエンナーレ②
光の破片はつかまえた?
〜市民の眼・科学の眼でふりかえる
ヨコハマトリエンナーレ2020〜前回に続き、横浜在住のアートナビゲーターで、科学を専門とするメディア・プロデューサー 村松 秀さんをお迎えしたインタビュー後編です。
「ヨコハマトリエンナーレ2020」のふりかえりをテーマに、後編では科学の視点からのお話をメインにうかがっています。
2 科学の眼で作品をふりかえると?毒と共存する、その
[アートなトークシリーズ vol.1]年の瀬にふりかえるヨコハマトリエンナーレ2020①
光の破片はつかまえた?
〜市民の眼・科学の眼でふりかえる
ヨコハマトリエンナーレ2020〜アートハッコウショは
さまざまな方の“アートのみかた”を共有することで、
アート体験を深め、楽しみ方を拡げていきたいと考えています。
その1つとして、ゲストにお話をうかがうトークシリーズをブログでスタートします。
1回目は、アートハッコウショの所在地「ヨコハマ」にちなみ、
横浜に住むアートナビゲーター
[作品を体験すること、みえてきたこと]
コロナ禍の下、10月に入り大型台風の季節が再来しました。各地に被害がないよう祈るばかりです。
さて、前回のブログ[展覧会から生まれる「物語」]では、作品からインスピレーションを受けて異なる何かを創る、鑑賞のひとつのかたちを紹介しました。この記事は、トルテさんの「美術館をいろいろな視点で楽しむ記事5選」でも採り上げていただきました。こちらで紹介されている、いろいろな方のアートをみる視点はとても素敵
[展覧会から生まれる「物語」]
9月になり、ようやく秋の気配が感じられる時期となり、芸術の秋が到来しました。
このコロナ禍で、まだまだ入場規制等行なっている美術館もありますが、展覧会に足を運ぶ方も少しずつ増えてきたように思います。
さて、これまでのブログでは、「作品をみること」「作品を体験すること」といったように、作品そのものを通しての鑑賞について考察してきました。今回のブログでは、少し違った角度からの鑑賞の楽しみ方を紹介してみ