Arai Nami

ゆとり世代★ いろんなジャンルの本を読む。 書く練習中。

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マガジン

  • 2024年6月の読書

    6月に読んだ本とその感想のまとめ

  • 香港旅行(2024年6月)まとめ

    香港旅行記全5回をまとめました。これから行く方の参考になれば。

記事一覧

『農ガール、農ライフ』垣谷美雨(2019)|読書感想文

久し振りの読書感想文です。皆さんは、農業に興味がありますか。私は、祖父母が農業をしていて、興味はあったのですが、飽き性なのでできる自信がありません。 【本の紹介…

Arai Nami
3日前
7

今日買った本

最近、ずっと本はネットで買っていたのですが、久し振りに本屋に行けたので、購入した本を書いておきます。 『深夜特急1 香港・マカオ』 沢木耕太郎 「〇〇文庫、夏の…

Arai Nami
4日前
10

香港旅行(2024年6月)⑤〈終〉|旅行記

香港の建物が高くて古いのは、地震がないからだそうです。地震の心配をしなくていいのはうらやましい。特に香港島側は、古い建物と新しいビルが混在していてカオス状態でし…

Arai Nami
5日前
5

香港旅行(2024年6月)④|旅行記

この日の観光は、徒歩移動が多かったのでとても疲れました。香港は坂が多いです。ミッドレベル・エスカレーターなるものがあるのも納得です。 フォトジェニック街歩きツア…

Arai Nami
6日前
8

香港旅行(2024年6月)③観光編Ⅰ|旅行記

今、香港を訪れる人のほとんどは中国人だそうで、中国で買うよりもいいものが手に入るからと買い物をしていくのだそうです。日本人は、飛行機でも街中でもあまり見かけませ…

Arai Nami
7日前
8

香港旅行(2024年6月)②|旅行記

上の記事のつづきです。香港は暑かったです。さて、香港に着いたら、早速、食事や買い物にくり出しましょう!今回はその準備編です。 言語言語は、中国語(広東語)です。…

Arai Nami
9日前
7

香港旅行(6月・3泊4日)①|旅行記

お久しぶりです。週末、旅行で香港に行っていました。初の香港です。女一人旅です。これから行く方の参考になれば。よろしければお付き合いください。あくまで個人の感想な…

Arai Nami
10日前
10

『骨を彩る』彩瀬まる(2017)|読書感想文 

【本の紹介】 夢に出てきた有るはずの指のない亡き妻、元担任の葬式に来た人来なかった人、疎遠だった実父の墓参り、ゲーム友達、宗教2世のクラスメイト。ちょっとした謎…

Arai Nami
2週間前
16

noteを始めて1週間

いつも私の記事を読んでくださり、ありがとうございます。 noteを始めて約1週間がたちました。 今日は読書感想文はお休みにして、1週間たっての感想などをつらつらと書いて…

Arai Nami
2週間前
8

『対談 美酒について 人はなぜ酒を語るか』吉行淳之介・開高健(1985)|読書感想文

【本の紹介】 25年来の知り合いという純文学作家で対談の名手の吉行淳之介と元寿屋(現:サントリー)社員で海外体験記も多く執筆してる作家の開高健が、酒について、女に…

Arai Nami
2週間前
20

『山女日記』湊かなえ(2016) |読書感想文

〈本の紹介〉 登山靴に一目惚れして、姉からの不意の誘いで、自分の原点に立ち返りたくて。様々なきっかけで女たちは山を目指す。同僚、恋人、結婚、仕事、様々な悩みを抱…

Arai Nami
2週間前
7

『書くことについて』スティーヴン・キング(2013)|読書感想文

本の紹介『ミザリー』や『スタンド・バイ・ミー』で知られる小説家、スティーブン・キングが教える小説の書き方。実例付き。また、自身の半生や書くことの意味など、キング…

Arai Nami
3週間前
20

『かもめ食堂』群ようこ(2008)|読書感想文

本の紹介フィンランドの街の片隅にある、「かもめ食堂」。どうやら働いているのは日本人らしい。地元の人々は興味津々だけれどなかなか入って来ない。彼女はどうしてフィ…

Arai Nami
3週間前
15

『絶望名人カフカの人生論』カフカ 頭木弘樹(2014)|読書感想文

本の紹介『変身』や『城』で知られる文豪フランツ・カフカは、仕事や親、自分の身体など、ありとあらゆる事に対する絶望をメモや日記、手紙に書き記していました。読むと…

Arai Nami
3週間前
1

『警視庁アウトサイダー』加藤実秋(2021)|読書感想文

本の紹介ある思いを胸に警察に入った優秀な刑事が、マル暴から異動してきた少々荒っぽい刑事とコンビニを組むことになり、マル暴仕込みの捜査に振り回されながらも次々と…

Arai Nami
3週間前
4

『俺たちのBL論』サンキュータツオ、春日太一 (2016)|読書感想文

本の紹介BLとはなにかから、腐女子の生態、男が読むBL、さらには世界平和論まで、BLにどっぷりハマっている著者のサンキュータツオが、みなさんをBLの世界へいざないます…

Arai Nami
3週間前
6
『農ガール、農ライフ』垣谷美雨(2019)|読書感想文

『農ガール、農ライフ』垣谷美雨(2019)|読書感想文

久し振りの読書感想文です。皆さんは、農業に興味がありますか。私は、祖父母が農業をしていて、興味はあったのですが、飽き性なのでできる自信がありません。

【本の紹介】 家族も恋人も、住む家も仕事も、全て失った30代の女性が、一念発起して、農業に挑戦する物語です。様々な出会い、苦悩がありながらも彼女は絶対に諦めない。

就農するには農業大学校で研修を受けて、畑で野菜を作って売る。軽く調べたことはあった

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今日買った本

今日買った本

最近、ずっと本はネットで買っていたのですが、久し振りに本屋に行けたので、購入した本を書いておきます。

『深夜特急1 香港・マカオ』 沢木耕太郎

「〇〇文庫、夏の100冊」のような特集が出る時期になりましたね。学生のときは読書感想文を書くプレッシャーになっていましたが、今は、どの本を読もうかなと、とてもワクワクします。
この本は、新潮文庫の100冊ということで、平積みになって売っていました。高校

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香港旅行(2024年6月)⑤〈終〉|旅行記

香港旅行(2024年6月)⑤〈終〉|旅行記

香港の建物が高くて古いのは、地震がないからだそうです。地震の心配をしなくていいのはうらやましい。特に香港島側は、古い建物と新しいビルが混在していてカオス状態でした。

食事ホテルの近くにタイ料理屋しかなくて、9回中4回の食事が、まさかのタイ料理になってしまいました。
市内観光の飲茶ランチは、前半に出てきた餃子や焼売などはとても美味しかったのですが、後半に出てきた炒飯やビーフンが油味で、プーアル茶が

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香港旅行(2024年6月)④|旅行記

香港旅行(2024年6月)④|旅行記

この日の観光は、徒歩移動が多かったのでとても疲れました。香港は坂が多いです。ミッドレベル・エスカレーターなるものがあるのも納得です。

フォトジェニック街歩きツアーこちらは、現地ツアーです。ガイドさんと一緒にトラムに乗ったり、ローカルな雰囲気の場所を訪れたりといったものでした。確認不足で、前日の市内観光と一部訪問先が被っていましたが、説明内容が異なっていたので、結果オーライです。中環のウォールアー

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香港旅行(2024年6月)③観光編Ⅰ|旅行記

香港旅行(2024年6月)③観光編Ⅰ|旅行記

今、香港を訪れる人のほとんどは中国人だそうで、中国で買うよりもいいものが手に入るからと買い物をしていくのだそうです。日本人は、飛行機でも街中でもあまり見かけませんでした。

市内観光ツアーにもともとついていた市内観光に参加しました。香港に到着したのが夜だったので、やっと香港らしい風景を見ることが出来ました。九龍側と香港島側、主要な観光地を回ったはずなのですが、観光バスでの移動だったため自分が今どこ

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香港旅行(2024年6月)②|旅行記

香港旅行(2024年6月)②|旅行記

上の記事のつづきです。香港は暑かったです。さて、香港に着いたら、早速、食事や買い物にくり出しましょう!今回はその準備編です。

言語言語は、中国語(広東語)です。ビクトリアピークやショッピングモールなど一部では英語も使えます。英語の表記があっても、ビクトリアなんてイギリスの地名がついていても、主な言語は中国語です。もし、英語を使うことを期待して行ったらがっかりします。こっちが英語で喋ろうが、理解出

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香港旅行(6月・3泊4日)①|旅行記

香港旅行(6月・3泊4日)①|旅行記

お久しぶりです。週末、旅行で香港に行っていました。初の香港です。女一人旅です。これから行く方の参考になれば。よろしければお付き合いください。あくまで個人の感想なのであしからず。

ホテルと航空券の手配今回は、旅行会社のツアーで申し込みましたが、自分でやっても良かったかも。
ホテルは、清潔で広かったのですが、あまりサービスは良くなかったかも。夜遅くまで観光して、寝るためだけの場所なのであまり気にしな

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『骨を彩る』彩瀬まる(2017)|読書感想文 

『骨を彩る』彩瀬まる(2017)|読書感想文 

【本の紹介】 夢に出てきた有るはずの指のない亡き妻、元担任の葬式に来た人来なかった人、疎遠だった実父の墓参り、ゲーム友達、宗教2世のクラスメイト。ちょっとした謎とこれまでとこれからの人生。人生の機微を優しくつづった、連作短編集。

感想淡々と問題に立ち向かう強さ

主人公たちは、それぞれに問題を抱えているけれど、主人公たちは逃げようとはせず、ひどい言葉を投げかける相手は理解しようとすらします。問題

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noteを始めて1週間

noteを始めて1週間

いつも私の記事を読んでくださり、ありがとうございます。
noteを始めて約1週間がたちました。
今日は読書感想文はお休みにして、1週間たっての感想などをつらつらと書いていきたいと思います。

noteってすごい

私のような初心者の記事でもたくさんの方々に届いているようで、うれしいしとても不思議な感じがします。スキやコメントもうれしいです。いつの間にか自己紹介記事が100スキを超えていました。no

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『対談 美酒について 人はなぜ酒を語るか』吉行淳之介・開高健(1985)|読書感想文

『対談 美酒について 人はなぜ酒を語るか』吉行淳之介・開高健(1985)|読書感想文

【本の紹介】 25年来の知り合いという純文学作家で対談の名手の吉行淳之介と元寿屋(現:サントリー)社員で海外体験記も多く執筆してる作家の開高健が、酒について、女について、自身の戦争体験や共通の友人たちについて、芸術や海外の文化について大いに語り合います。

感想あの時の酒事情

対談では、こんなところでこんなお酒を飲んだ、あのお酒を飲むとこういう気分になる、あのお酒は年々味や飲み方が変わってきたな

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『山女日記』湊かなえ(2016) |読書感想文

『山女日記』湊かなえ(2016) |読書感想文

〈本の紹介〉 登山靴に一目惚れして、姉からの不意の誘いで、自分の原点に立ち返りたくて。様々なきっかけで女たちは山を目指す。同僚、恋人、結婚、仕事、様々な悩みを抱えた彼女たちが山頂で見たものとは。たくましく生きる山女たちの物語。

感想山に向かうきっかけ

山に向かうきっかけはなんでもいいらしい。ただし、山が好きなこと、遊び半分で向かわないことは大事かも知れない。登山は人生と同じで楽だけではなく、苦

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『書くことについて』スティーヴン・キング(2013)|読書感想文

『書くことについて』スティーヴン・キング(2013)|読書感想文

本の紹介『ミザリー』や『スタンド・バイ・ミー』で知られる小説家、スティーブン・キングが教える小説の書き方。実例付き。また、自身の半生や書くことの意味など、キングにとっての「書くこと」。

感想とても濃い内容

冒頭の「履歴書」の章では、書くことと切り離せなかったキングの半生が語られます。そこまで本の3分の1ほど。すでに1冊読み終えたような濃い内容でした。面白いので一気に読みましたが、疲れました。

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『かもめ食堂』群ようこ(2008)|読書感想文

『かもめ食堂』群ようこ(2008)|読書感想文


本の紹介フィンランドの街の片隅にある、「かもめ食堂」。どうやら働いているのは日本人らしい。地元の人々は興味津々だけれどなかなか入って来ない。彼女はどうしてフィンランドにやってきたのか、どうして食堂を始めたのか。たった1人で始めた食堂に日本かぶれのフィンランド人や地元のマダムなどたくさんの仲間が加わって、賑やかな食堂になっていく。映画原作。

感想フィンランドに行きたい

ムーミンやサンタクロース

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『絶望名人カフカの人生論』カフカ 頭木弘樹(2014)|読書感想文

『絶望名人カフカの人生論』カフカ 頭木弘樹(2014)|読書感想文


本の紹介『変身』や『城』で知られる文豪フランツ・カフカは、仕事や親、自分の身体など、ありとあらゆる事に対する絶望をメモや日記、手紙に書き記していました。読むとなぜか元気をもらえる絶望の名言を解説付きで。

感想思ったより絶望してた

コップが目の前で砕け散ったらどうしよう、なんてなかなか考えないと思いますが、カフカはそんな心配までしていました。とても神経質で読んでいるこちらが心配になります。カフ

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『警視庁アウトサイダー』加藤実秋(2021)|読書感想文

『警視庁アウトサイダー』加藤実秋(2021)|読書感想文


本の紹介ある思いを胸に警察に入った優秀な刑事が、マル暴から異動してきた少々荒っぽい刑事とコンビニを組むことになり、マル暴仕込みの捜査に振り回されながらも次々と事件を解決していく物語。やがて互いの秘密を知ったふたりは良いバディへとなっていく。
ドラマ原作本。

感想思ったよりも警察小説だった

普段警察小説を読まないので、階級や隠語がたくさん出来て慣れるまで手こずりました。「本庁組織犯罪対策部組織

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『俺たちのBL論』サンキュータツオ、春日太一 (2016)|読書感想文

『俺たちのBL論』サンキュータツオ、春日太一 (2016)|読書感想文


本の紹介BLとはなにかから、腐女子の生態、男が読むBL、さらには世界平和論まで、BLにどっぷりハマっている著者のサンキュータツオが、みなさんをBLの世界へいざないます。初心者もそうでない人も大歓迎。

感想鉛筆と消しゴムから物語が作れる

有段者になると物が二つあればキャラクター付をし、物語を想像できるようになるそうです。そんな高度なことをしているとは露知らず。私は、想像力が豊かな方ではないので

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