Arai Nami

ゆとり世代★ いろんなジャンルの本を読む。 書く練習中。

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マガジン

  • カナダワーホリの思い出

    私のカナダのトロントでの1年間のワーキングホリデーをざっくりまとめています。

  • 2024年6月の読書

    6月に読んだ本とその感想のまとめ

  • 香港旅行(2024年6月)まとめ

    香港旅行記全5回をまとめました。これから行く方の参考になれば。

記事一覧

『面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ』稲垣栄洋(2023)|読書感想文

【本の紹介】 夏の今の時期、庭に伸び放題で私達を悩ませる雑草ですが、よく見ると個性豊かで、生き延びるためそれぞれ異なる戦略をとっていることが分かります。もしかし…

Arai Nami
11日前
5

カナダワーホリの思い出④旅の終わり〈終〉

お久しぶりです。これが終わったら本の感想に戻ります。カナダワーホリは、貴重な体験ではあったけれど、時間がたってしまったので、結構思い出せないことがたくさん。ワー…

Arai Nami
12日前
3

カナダワーホリの思い出③トロントでできること

こんにちは。カナダといえば、2010年に冬季オリンピックが行われたバンクーバーや赤毛のアンのプリンスエドワード島が有名ですが、最大の都市はトロントで、首都はオタ…

Arai Nami
2週間前
2

カナダワーホリの思い出②最初の3ヶ月

こんにちは。カナダワーホリの思い出話第2弾です。 私は、約10年前に1年間、カナダのトロントでワーキングホリデーをしました。劇的なことが起こるわけでもない平凡な体験…

Arai Nami
2週間前
6

カナダワーホリの思い出①ワーホリとは?

こんばんは。今読んでいる本が長くて時間かかりそうなので、読書感想文はお休みして、思い出話でもしてみようかなと。先日、ワーホリことワーキングホリデーで日本人が苦戦…

Arai Nami
2週間前
9

『みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートがアートであるために』グレイソン・ペリー(2021)|読書感想文 

現代アートはお好きですか?アートを楽しむことができる場所は美術館だけでしょうか。様々なアーティストが、様々な形式でアート作品を発表していますが、価値のあるアート…

Arai Nami
3週間前
5

『農ガール、農ライフ』垣谷美雨(2019)|読書感想文

久し振りの読書感想文です。皆さんは、農業に興味がありますか。私は、祖父母が農業をしていて、興味はあったのですが、飽き性なのでできる自信がありません。 【本の紹介…

Arai Nami
3週間前
7

今日買った本

最近、ずっと本はネットで買っていたのですが、久し振りに本屋に行けたので、購入した本を書いておきます。 『深夜特急1 香港・マカオ』 沢木耕太郎 「〇〇文庫、夏の…

Arai Nami
3週間前
13

香港旅行(2024年6月)⑤まとめ〈終〉

香港の建物が高くて古いのは、地震がないからだそうです。地震の心配をしなくていいのはうらやましい。特に香港島側は、古い建物と新しいビルが混在していてカオス状態でし…

Arai Nami
4週間前
6

香港旅行(2024年6月)④観光Ⅱ

この日の観光は、徒歩移動が多かったのでとても疲れました。香港は坂が多いです。ミッドレベル・エスカレーターなるものがあるのも納得です。 フォトジェニック街歩きツア…

Arai Nami
4週間前
9

香港旅行(2024年6月)③観光

今、香港を訪れる人のほとんどは中国人だそうで、中国で買うよりもいいものが手に入るからと買い物をしていくのだそうです。日本人は、飛行機でも街中でもあまり見かけませ…

Arai Nami
1か月前
11

香港旅行(2024年6月)②香港に到着

上の記事のつづきです。香港は暑かったです。さて、香港に着いたら、早速、食事や買い物にくり出しましょう!今回はその準備編です。 言語言語は、中国語(広東語)です。…

Arai Nami
1か月前
8

香港旅行(2024年6月)①旅の準備

お久しぶりです。週末、旅行で香港に行っていました。初の香港です。女一人旅です。これから行く方の参考になれば。よろしければお付き合いください。あくまで個人の感想な…

Arai Nami
1か月前
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『骨を彩る』彩瀬まる(2017)|読書感想文 

【本の紹介】 夢に出てきた有るはずの指のない亡き妻、元担任の葬式に来た人来なかった人、疎遠だった実父の墓参り、ゲーム友達、宗教2世のクラスメイト。ちょっとした謎…

Arai Nami
1か月前
16

noteを始めて1週間

いつも私の記事を読んでくださり、ありがとうございます。 noteを始めて約1週間がたちました。 今日は読書感想文はお休みにして、1週間たっての感想などをつらつらと書いて…

Arai Nami
1か月前
8

『対談 美酒について 人はなぜ酒を語るか』吉行淳之介・開高健(1985)|読書感想文

【本の紹介】 25年来の知り合いという純文学作家で対談の名手の吉行淳之介と元寿屋(現:サントリー)社員で海外体験記も多く執筆してる作家の開高健が、酒について、女に…

Arai Nami
1か月前
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『面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ』稲垣栄洋(2023)|読書感想文

『面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ』稲垣栄洋(2023)|読書感想文

【本の紹介】 夏の今の時期、庭に伸び放題で私達を悩ませる雑草ですが、よく見ると個性豊かで、生き延びるためそれぞれ異なる戦略をとっていることが分かります。もしかしたら人間にも役に立つ知恵が隠されているかも。

感想お花畑の正体

春になると一斉に咲いて黄色の絨毯をつくる菜の花。私の近所では川岸に咲いていることがほとんどなので、てっきり、景観のためにわざわざ群生させているのかと思っていました。しかし、

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カナダワーホリの思い出④旅の終わり〈終〉

カナダワーホリの思い出④旅の終わり〈終〉

お久しぶりです。これが終わったら本の感想に戻ります。カナダワーホリは、貴重な体験ではあったけれど、時間がたってしまったので、結構思い出せないことがたくさん。ワーホリは、本当に十人十色の経験です。他の人はもっとうまくやっていると思いますがよかったら。

旅行

トロントでは、幸運にも少し貯金をすることが出来ました。そのお金で、キューバに行くことにしました。なぜキューバかというと、トロントからキューバ

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カナダワーホリの思い出③トロントでできること

カナダワーホリの思い出③トロントでできること

こんにちは。カナダといえば、2010年に冬季オリンピックが行われたバンクーバーや赤毛のアンのプリンスエドワード島が有名ですが、最大の都市はトロントで、首都はオタワです。私は、田舎者なので都会に憧れてトロントに行きました。

スポーツ観戦

トロントは街の中心にドームとアリーナがあって、一年を通してスポーツ観戦やコンサートを楽しむことが出来ます。トロントからはMLB(野球)にはブルージェイズ、NHL

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カナダワーホリの思い出②最初の3ヶ月

カナダワーホリの思い出②最初の3ヶ月

こんにちは。カナダワーホリの思い出話第2弾です。
私は、約10年前に1年間、カナダのトロントでワーキングホリデーをしました。劇的なことが起こるわけでもない平凡な体験記ですがよかったら。

ワーホリに行く前の予想

英語がペラペラというわけでもなく、性格もおとなしいので本当に海外で生活できるかとても不安で、最悪2〜3ヶ月、長くても半年くらいで日本に帰ってくるのではないかと思っていました。

語学学校

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カナダワーホリの思い出①ワーホリとは?

カナダワーホリの思い出①ワーホリとは?

こんばんは。今読んでいる本が長くて時間かかりそうなので、読書感想文はお休みして、思い出話でもしてみようかなと。先日、ワーホリことワーキングホリデーで日本人が苦戦しているというネット記事も出ていたので。

私は、約10年前にカナダのトロントで1年間ワーホリを経験しました。
少し古い話にはなってしまいますが、参考になれば。

そもそもワーキングホリデーってなに?簡単に言うと、若い人たち(基本的に30歳

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『みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートがアートであるために』グレイソン・ペリー(2021)|読書感想文 

『みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートがアートであるために』グレイソン・ペリー(2021)|読書感想文 

現代アートはお好きですか?アートを楽しむことができる場所は美術館だけでしょうか。様々なアーティストが、様々な形式でアート作品を発表していますが、価値のあるアートとは何でしょうか。アーティストとは、私たちが想像しているような人たちなのでしょうか。今回の本は、現役のアーティストがそんな疑問に答えてくれる本です。

感想作品が評価されるために

最初の章は、アート作品が人々にどのように受け入れられていく

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『農ガール、農ライフ』垣谷美雨(2019)|読書感想文

『農ガール、農ライフ』垣谷美雨(2019)|読書感想文

久し振りの読書感想文です。皆さんは、農業に興味がありますか。私は、祖父母が農業をしていて、興味はあったのですが、飽き性なのでできる自信がありません。

【本の紹介】 家族も恋人も、住む家も仕事も、全て失った30代の女性が、一念発起して、農業に挑戦する物語です。様々な出会い、苦悩がありながらも彼女は絶対に諦めない。

就農するには農業大学校で研修を受けて、畑で野菜を作って売る。軽く調べたことはあった

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今日買った本

今日買った本

最近、ずっと本はネットで買っていたのですが、久し振りに本屋に行けたので、購入した本を書いておきます。

『深夜特急1 香港・マカオ』 沢木耕太郎

「〇〇文庫、夏の100冊」のような特集が出る時期になりましたね。学生のときは読書感想文を書くプレッシャーになっていましたが、今は、どの本を読もうかなと、とてもワクワクします。
この本は、新潮文庫の100冊ということで、平積みになって売っていました。高校

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香港旅行(2024年6月)⑤まとめ〈終〉

香港旅行(2024年6月)⑤まとめ〈終〉

香港の建物が高くて古いのは、地震がないからだそうです。地震の心配をしなくていいのはうらやましい。特に香港島側は、古い建物と新しいビルが混在していてカオス状態でした。

食事ホテルの近くにタイ料理屋しかなくて、9回中4回の食事が、まさかのタイ料理になってしまいました。
市内観光の飲茶ランチは、前半に出てきた餃子や焼売などはとても美味しかったのですが、後半に出てきた炒飯やビーフンが油味で、プーアル茶が

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香港旅行(2024年6月)④観光Ⅱ

香港旅行(2024年6月)④観光Ⅱ

この日の観光は、徒歩移動が多かったのでとても疲れました。香港は坂が多いです。ミッドレベル・エスカレーターなるものがあるのも納得です。

フォトジェニック街歩きツアーこちらは、現地ツアーです。ガイドさんと一緒にトラムに乗ったり、ローカルな雰囲気の場所を訪れたりといったものでした。確認不足で、前日の市内観光と一部訪問先が被っていましたが、説明内容が異なっていたので、結果オーライです。中環のウォールアー

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香港旅行(2024年6月)③観光

香港旅行(2024年6月)③観光

今、香港を訪れる人のほとんどは中国人だそうで、中国で買うよりもいいものが手に入るからと買い物をしていくのだそうです。日本人は、飛行機でも街中でもあまり見かけませんでした。

市内観光ツアーにもともとついていた市内観光に参加しました。香港に到着したのが夜だったので、やっと香港らしい風景を見ることが出来ました。九龍側と香港島側、主要な観光地を回ったはずなのですが、観光バスでの移動だったため自分が今どこ

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香港旅行(2024年6月)②香港に到着

香港旅行(2024年6月)②香港に到着

上の記事のつづきです。香港は暑かったです。さて、香港に着いたら、早速、食事や買い物にくり出しましょう!今回はその準備編です。

言語言語は、中国語(広東語)です。ビクトリアピークやショッピングモールなど一部では英語も使えます。英語の表記があっても、ビクトリアなんてイギリスの地名がついていても、主な言語は中国語です。もし、英語を使うことを期待して行ったらがっかりします。こっちが英語で喋ろうが、理解出

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香港旅行(2024年6月)①旅の準備

香港旅行(2024年6月)①旅の準備

お久しぶりです。週末、旅行で香港に行っていました。初の香港です。女一人旅です。これから行く方の参考になれば。よろしければお付き合いください。あくまで個人の感想なのであしからず。

ホテルと航空券の手配今回は、旅行会社のツアーで申し込みましたが、自分でやっても良かったかも。
ホテルは、清潔で広かったのですが、あまりサービスは良くなかったかも。夜遅くまで観光して、寝るためだけの場所なのであまり気にしな

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『骨を彩る』彩瀬まる(2017)|読書感想文 

『骨を彩る』彩瀬まる(2017)|読書感想文 

【本の紹介】 夢に出てきた有るはずの指のない亡き妻、元担任の葬式に来た人来なかった人、疎遠だった実父の墓参り、ゲーム友達、宗教2世のクラスメイト。ちょっとした謎とこれまでとこれからの人生。人生の機微を優しくつづった、連作短編集。

感想淡々と問題に立ち向かう強さ

主人公たちは、それぞれに問題を抱えているけれど、主人公たちは逃げようとはせず、ひどい言葉を投げかける相手は理解しようとすらします。問題

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noteを始めて1週間

noteを始めて1週間

いつも私の記事を読んでくださり、ありがとうございます。
noteを始めて約1週間がたちました。
今日は読書感想文はお休みにして、1週間たっての感想などをつらつらと書いていきたいと思います。

noteってすごい

私のような初心者の記事でもたくさんの方々に届いているようで、うれしいしとても不思議な感じがします。スキやコメントもうれしいです。いつの間にか自己紹介記事が100スキを超えていました。no

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『対談 美酒について 人はなぜ酒を語るか』吉行淳之介・開高健(1985)|読書感想文

『対談 美酒について 人はなぜ酒を語るか』吉行淳之介・開高健(1985)|読書感想文

【本の紹介】 25年来の知り合いという純文学作家で対談の名手の吉行淳之介と元寿屋(現:サントリー)社員で海外体験記も多く執筆してる作家の開高健が、酒について、女について、自身の戦争体験や共通の友人たちについて、芸術や海外の文化について大いに語り合います。

感想あの時の酒事情

対談では、こんなところでこんなお酒を飲んだ、あのお酒を飲むとこういう気分になる、あのお酒は年々味や飲み方が変わってきたな

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