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自分のはなし

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自分の内側の話や、自分の友人の話。
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noteのはなし。

noteのはなし。



自分のnoteはひとまず
これで終わり。

載せていない昔の写真が本当にたくさんあるから
写真をまとめて載せるけれど。

自分にはもうこの人生に、新しい色を重ねていくだけの気力がない。
ちょうど絵の具を全て絞り出してしまったように。

綺麗な色だけ拾ってnoteに絵を描いたから
あとはもう淀んだ色しか自分のパレットには残っていない。

自分の人生のことを言葉にするのは
自己陶酔で自慰的で、み

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窓

いろんなものを送ってくれてありがとう

ごめんね
データフォルダの整理もできてなくて
画像を探せなかったので一部だけど
写真を撮り直すこともできなくて
物も言葉も、素敵な便箋や切手に梱包
手書きのいろんなもの
大事に保管していて、いろんなところに飾ってる。

着画はインスタにて

こちらの贈ったものや作った商品の
写真や着画をくださった方
ほんとに心からありがとう。
いろんな気持ちが報われます。

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砂丘のはなし。

砂丘のはなし。

2018年 秋

もしこの世ではない時空だったら
螢石の浮かぶ砂の星を旅したいね、と
そんな絵を描いて友人に贈ったことがある。

絵画鑑賞が多かったけれど、この日は砂丘の約束だった。

どのカフェで渡したんだったかな。京都土産のアンモナイトを贈ったんだよね。
こんな太古のものを、と随分おどろいてくれて、なんだか幼少期から石や化石に興味を持って親しんできた自分には反応が新鮮だった。

そのアンモナイ

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深海にある銀河のゆめ

深海にある銀河のゆめ

京都の友人が、夢を調合して薬を処方してくれた。

本当にすごくきれいで、光へ透かしてずっと眺めてたい。送ってくれた封筒を開けて驚いてしまった。こんなにきれいに作れるなんて、魔法使いかもしれない。

彼女と行った桜の花びらの舞う水族館の記憶がよみがえる。そのこともまたnoteに記録しておこう。

KISSxxxxの水族館の溺死しそうなカノンとかめのちゃんの話が好きだった。あの日きっとおなじ物語の中に

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Portrait II

Portrait II

eにポートレートを撮ってもらったのは2回で
基本的に撮る方ばかりだった自分には
本当に貴重な写真。純粋に嬉しかった。

1回目のはこの記事に

容姿やファッションの素敵な友人ばかりだったから
自分には全く自信がなくて
わかりやすく一緒にいた友人は褒められて
自分が貶められさえした事もある。
子供の頃から数えるなら、バカにされた事も何度もある。
わざわざ無料のSNSで小物は良いけど被写体が良くないか

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夜明けのティザーヌ。

夜明けのティザーヌ。



青いお茶を何度か頂いたことがある。

レモンを垂らすと色が変わったり
水で出すかお湯で出すかで色が変わる。
魔女の薬みたいな。

幼少時代にはすでに魔女の物語が好きで
図書室に置いてあった魔女の絵本や児童向けのシリーズを読んだ。

展開が辛くて途中でやめてしまったけれど、ハリーポッターも読んだし、だいすきなムーミン谷にも魔女が住んでいた。

前に記事にした木々さんの漫画の魔術使いシリーズは本

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最後のゴスのはなし。

最後のゴスのはなし。

黒羽の話についてはこちら

※お友達の写真は掲載を終了しました。

黒羽が結婚すると言った時は、正直すごく寂しかった。

ゴスを着始めた時にその世界の道案内をしてくれたのは黒羽だったし
共通する特殊な家庭環境もあった。

いつも黒羽の乗ってきた駅を通過すると思い出すのは
なぜかThe Gabriel Chelseaを着てる姿。未だに。

自分の見ることのできなかった世紀末のその深い世界を教えてくれ

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掛川城のはなし。

掛川城のはなし。

2016年の4月12日

オーストラリアから帰国中のakiさんが、近くまで遊びにきてくれた日。

この日は掛川へ。
掛川城は何度か行ったけれど、周りまで散策したことはなかったので、今回はakiさんと駅から徒歩でゆっくり見て回った。

地元の人間にはこの掛川城も珍しいものではなくても、改めて桜の時季に眺めると、やっぱり綺麗だなぁと思った。

掛川城で付近を見て回るチケットセットを纏めて買ったとき

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祖母のはなし。

祖母のはなし。

先日、高齢の祖母に会ってきた。
コロナ禍で予約を入れて短時間会うことしか出来ないため、スタッフさんの手を煩わせることもあり
あまり会いに行けずに時ばかり過ぎていた。

祖母ともいろいろあったけれど、それはどれも人並みの家庭のレベルのもので
孫である自分とは比較的、仲が良かった。

祖母が一時的に家にいた時期もあり
うちの家庭がそもそも限界家庭であるので
それは本当に殺伐とした時期ではあるけれど

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薔薇のひと。

薔薇のひと。

母親の友人の方が他界されたのは、真夏の雨の日だった。
ちょうど庭に羽黒蜻蛉の住んでいた頃で
葬儀が終わってからは見なくなった。

自分自身と母親との関係も含めて
あの人とのことも
いろんな事情があったし
複雑な思いもたくさんあるけど

母親が会いたいというので
そしてあの人も会いたいと言っていたので
療養施設に2回連れて行った。
こんな時世でなければ、もっと頻繁に行けたけど…

薔薇のような人だと

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空と海の君へ

空と海の君へ

SNSで知り合った紗文が、SNSをやめたのをきっかけに、誕生日にだけ手紙とプレゼントを贈り合うようになって、今年でたぶん八度目の夏。

あまりに素敵なものを贈ってくれるから、気後れしてしまったりもして

SNSでの付き合いがすごく長くて始めたってわけじゃなかったし、会ったこともないままだった。

ねえ誕生日だけ贈り物を贈るのは負担じゃない? 手紙だけでも…って伝えたけど
誕生日プレゼントを考えてい

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真冬の海で朝日をみた話。

真冬の海で朝日をみた話。

これは2018年12月19日の日記。
西の魔女友であるところのRが地元へ来てくれた時の話。

彼女との思い出話。

今はできなくなってしまったけれど、前は年に一度だけお互いの街へ会いに行っていた。

約束をするまえに、いつもあんなところへ一緒に行きたいねと話して、なら今度はそこにしようか。という流れで場所が決まり、日程が決まる。

Rとは長野まゆみや、プラやPIERROTみたいな世紀末バンドの話も

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2021年のはなし。

2021年のはなし。

今年も特に人生に大きな動きはなかったし、どこか出掛ける事もなかったけれど、スズリのデザインを購入して下さったり、ご着用画像を下さったりと、とても貴重で嬉しい事があった。

インスタの最初の投稿が4/4で、自分にしてはsnsで関わる方も増えて恵まれ、本当に有難い事だと思う。お心やお時間を割いて下さってありがとうございます。

noteで同じ趣味を見つけて下さった方との繋がりも本当に嬉しいです。

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原宿のはなし。

原宿のはなし。

少し間が空いたので、今日は黒羽とのゴス時代の話をまた。

読まなくてもいい関連過去記事

あの当時のこのジャンルの聖地というのはやはり原宿だったので、学生時代に黒羽に連れて行って貰った。

原宿ほどゴスやロリータなどを見る場所は無かったので、なんだか現実味がなくて、狭い路地にもバンド系のグッズが並んでいるのが、別の世界みたいだった。

橋へ行ったり竹下通りでいろんな店に立ち寄った。

好きなバンド

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