青木杏樹
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高田馬場で綱渡り作家のロックなトーク&サイン会がありました。
芳林堂書店高田馬場店さんのご厚意で、5月7日(日)に読者さんと交流ができるイベントを開いていただきました。
ご存じのとおり、青木杏樹は覆面作家です。経歴を明かしたり顔出しができない理由はたくさんあるのですが、1番の理由は、作品が主役であってほしいという考えからで、わたしは「作品の裏方」でありたいという思いからです。特にわたしの名前が表紙に掲載されるような長編小説の場合、担当編集者さんをはじめ
『純黒の執行者』完結巻。トークショー、サイン本など各フェア情報📘そして別れた編集者さんへ。
青木杏樹という作家が、「売れない作家」から、「ほんの少しだけ売れる作家」のきっかけとなった作品『純黒の執行者』の完結巻が4月25日に発売となります。
初動売り上げの悪さから、一度は打ち切りになった作品です。わたしは持っているシリーズがすべて打ち切りと言われ、仕事を失いました。
ところが読んでくださった皆さんの口コミでじわじわと広まり、本当にたくさんの方がお手に取ってくださって、発売して約1年で作家
ちいさな勇気。繋がる希望。高田馬場の書店さんに「看板」がつくまでの一年間
あれは2022年の1月24日のことでした。
たまたま大きな仕事が終わり、ひと段落して数日ぶりにTwitterを開きました。わたしは普段あまりTLを追えていないので(主に生存確認に使っているので投稿したらその前後ぐらいしか見ないのです)、うーん……たまにはTLをゆっくり見ようかなとスワイプしました。
「それ」はふと目に留まりました。
どなたかがRTされたツイートでした。
高田馬場駅ちかくにある、
4月21日に新刊『女王の番犬』(マイナビ出版ファン文庫)が発売されます
春ですね。昼間はぽかぽかあたたかくて夜は冷えます。寒暖差で体調をくずしやすいのでみなさんご自愛ください。
さて、4月21日にマイナビ出版ファン文庫さんから、中世風ファンタジー・ミステリー小説『女王の番犬』が発売されます。
懐かしい集英社コバルト文庫や講談社X文庫ホワイトハートをならべながら、「いつかこういうものを書きたい」というお話から始まり、まさか実現するとは夢にも思わず……この企画のためにご
名もなきアンサンブルがボイスドラマになります!
昨年、第19回北区内田康夫ミステリー文学賞・特別賞をいただきました「名もなきアンサンブル」が通算4回目の公演を迎えます。
舞台役者の光と闇を描いた今作。
さまざまな役者さんに演じていただき、演劇好きのわたしとしてはこれ以上ない喜びです。
そして今回はなんと、北区内田康夫ミステリー文学賞主催の北区さん協賛で、スタジオ収録・音声編集されて、ボイスドラマとして2022年3月以降に配信されることになり
文学賞受賞のお知らせ
皆様いつも応援いただきありがとうございます。
このたび『名もなきアンサンブル』で第19回北区内田康夫ミステリー文学賞審査員特別賞を受賞しました。
受賞のことば、ならびに受賞作は、下記URLからご覧ください。
https://j-nbooks.jp/sp/novel/original.php?oKey=113
舞台俳優の光と闇を描いた本作。
――死んでくれてありがとう。
堀内の台詞に込め
割れた貝殻で指輪をつくったあなたへ
あなたがいなくなってからの5年間は長くて短かったように思います。
わたしの恋人が亡くなったのは10月1日でした。警察官でした。夜勤明けで疲れていたのでしょう。お風呂で寝てしまい、そのまま沈んで帰らぬ人となりました。わたしはお葬式には参列せず、お通夜の末席で静かに冥福を祈るだけにとどめました。あの人の傍に行くことはどうしてもできなかったのです。
いま思えば、わたしたちは恋人と呼ぶにはすこし違う関
自分で攻略本を作り「エストポリス伝記」のソフトを5本所持していた話
ニーチェが残した言葉にこのようなものがあります。
「There is always some madness in love. But there is also always some reason in madness.」
恋愛の中にある狂気と理性。この言葉が好きな理由は「エストポリス伝記」が好きだからです。
わたしはレトロゲームが大好きで、幼い頃からずっといまも、一世代・二世代以上前の
わたしのあいした店長
わたしはすこし変わった家庭で生まれ育ちました。両親とは苗字が違います。そもそも結婚とは家同士が繋がるということですから、家の事情で子どもの境遇が変わることもあるでしょう。なので「生まれる前に既に決まっていた」そのルールに対してわたしは仕方がないことだと思っており、不平不満を抱いたことはないのです。けれど、両親とは戸籍上親子ではないので、その事実はすくなからずわたしの性格に影響していると感じています
もっとみるうまく生きられないかもしれない
わたしは18歳で上京しました。
手持ちの資金は、高校生のころにスーパーのレジでアルバイトをして貯めた80万円。それと養父母からの支援で20万円。合計100万円でした。
18歳で100万円も持っているなんてすごいな、これで学校の帰りに渋谷へ行って洋服を買ったり原宿でクレープを食べたりして遊べるとわたしは思っていました。
ところがアパートを借りると一気に30万円くらいなくなりました。敷金、礼金、
新人作家の青木杏樹です!
デビューして1年ちょっとの新人です。
『ヘルハウンド 犯罪者プロファイラー・犬飼秀樹』シリーズ(1〜2巻、スピンオフ発売中)
『フェイスゼロ とある殺人の行動心理記録』
などを出していただいております。(2020年6月現在)
Twitterもやっています。
読者さんと交流できるツール、素晴らしいですね。良い時代になりました。でも時々長文を書きたいこともあるのでnoteを登録してみました。