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4月21日に新刊『女王の番犬』(マイナビ出版ファン文庫)が発売されます

春ですね。昼間はぽかぽかあたたかくて夜は冷えます。寒暖差で体調をくずしやすいのでみなさんご自愛ください。

さて、4月21日にマイナビ出版ファン文庫さんから、中世風ファンタジー・ミステリー小説『女王の番犬』が発売されます。
懐かしい集英社コバルト文庫や講談社X文庫ホワイトハートをならべながら、「いつかこういうものを書きたい」というお話から始まり、まさか実現するとは夢にも思わず……この企画のためにご尽力いただきました編集さんならびに関係の皆様に深く御礼申し上げます。

「あの頃のファンタジー小説」を懐かしんでいただきたい気持ちと同時に、「あの頃のファンタジー小説」をご存じではない方にもぜひ読んでいただけたらと願いながら、とてもたのしく執筆させていただきました。皆さんが想像する「ファンタジー小説とは」を語るきっかけの一冊になればうれしく思います。



 <あらすじ>
中央オリヴィア王国の前女王暗殺の大罪人・ヴァイスは、処刑執行の直前にエリザベス二世に命を拾われ「女王の番犬」として、ブラッドフォードという名を与えられた。
それから五年後、戦乱が続いていた中央・東端・西部の三国はついに停戦条約を結ぶことになった。
しかし会談の日が迫ったある日、オリヴィア王国の君主の証である『エリザベスの鏡』が何者かに盗まれた。
ブラッドフォードは停戦条約締結の日までにエリザベスの鏡を取り戻すことができるのか――?

……舞台は三つの連なる国。
西のヴァルファーレン皇国、中央のオリヴィア王国、東のエルンスト諸侯同盟です。
主人公は東の国の奴隷兵士でしたが、とある事情で中央の女王を暗殺してしまいます。大罪人として投獄された彼を助けたのは、中央の新たな女王・エリザベス二世でした。彼女は主人公にブラッドフォードという名を与え、彼女のために剣を振るう「女王の番犬」となったのです。
それから五年後、長く戦争をしていた三つの連なる国は、ついに停戦条約を結ぶことになりました。ですがそれを前に、国の君主を証明する「君主の証」であるエリザベスの鏡が盗まれてしまったのです。ブラッドフォードは女王から密命を受けて旅立ちます。

ブラッドフォードとエリザベス二世との間に交わされた約束。
かつての同胞との絆に揺れる心。
君主の証が持つ、おおきな秘密……。
藤ヶ咲先生の美麗な表紙でお送りします。おたのしみください。

■応援書店さんのご案内■

・ときわ書房さん
書店さんのご厚意でサイン本販売をしていただくことになりました。
ご希望の方には「お名前」も入れさせていただきます。
(※為書き〆切は、4月25日です。ご注意ください)
また、KADOKAWA既刊『ヘルハウンド』シリーズ等のサインも僅少ですが、一緒にお求めいただけますので、詳細は下記URLをご確認ください。

https://b-p-s.co.jp/tokiwa_webshop/ec/html/products/detail/1542


・芳林堂書店高田馬場店さん(キャンペーンは終了しました)

また『女王の番犬』発売にあたり、芳林堂書店高田馬場店さんがキャンペーンを開催してくださることになりました。
※ご予約方法・期間等は下記URLをご覧ください。


■手書き色紙を飾ってくださっている・応援書店さん■
(敬称略、順不同)

芳林堂書店高田馬場店
紀伊國屋書店新宿本店
ときわ書房本店
文教堂溝ノ口本店
文教堂溝ノ口駅前店
うさぎや矢板店
山下書店大塚店
ブックステーションサカイ東寺町店
喜久屋書店高岡店

※色紙を撮影する際にはかならず書店員さんにご確認ください。
※書店さんからのお問い合わせ(色紙希望など)は、マイナビ出版ファン文庫担当までお問い合わせください。



(更新:2022年4月21日/応援書店さんは追加の可能性があります)


◆青木杏樹プロフィール

新潟県出身。犯罪心理学研究のかたわら執筆したサスペンスミステリー『ヘルハウンド 犯罪者プロファイラー・犬飼秀樹』(KADOKAWAメディアワークス文庫)でデビューし、同作はシリーズ化。「名もなきアンサンブル」で鋭い心理描写とリーダビリティが高く評価され、北区内田康夫ミステリー文学賞審査員特別賞を受賞。その他著作に『純黒の執行者』『フェイスゼロ とある殺人の行動心理記録』等がある。

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