- 運営しているクリエイター
#旅
赤ちゃん産んだら「坐月子(ズオ・ユエズ)」
「坐月子(zuò yuèzi ズオ・ユエズ)」という中国語をご存じだろうか。
日本語で言うと「産後の肥立ち」にあたるのだろうか。女性が出産後、1ヶ月にわたって身体を休めて養生する中華圏独特の「産後ケア」の伝統習慣だ。
私も実際に知らないので色々調べると、「これはダメ、あれもダメ」と1ヶ月間にわたって生活上の制約が加えられることが書かれていて、とにかく1ヶ月静かにしていなさい、というもののようだ
中国の「東北人」が、最も言われたくない言葉とは?
中国広し。気候も、食べ物も、言葉も、そして人の気質も、各地で大きく違う。
今日のテーマに入る前に、早速ちょっと脱線。とは言っても、もちろんテーマと関係あり。
私は関西出身だが、若い頃東京に出てきて衝撃的なことがあった。
それは、本当に人にお礼の気持ちを伝えたくて、「ありがとう!いやあ、本当にありがとう。助かった。本当ありがとうねー」と、何度も心をこめて「ありがとう」を連発して気持ちを表したつ
世界で5人に1人が視ている(?)ウクライナ報道とは
中国のウクライナ報道は・・・
前に中国でのウクライナ報道のテーマを取り上げてから、もう3週間あまり。
今では停戦交渉に注目が集まり状況も変わっているが、今の中国でのウクライナ報道はどうなっているのだろう。「世界の人口の20%近くを占める人たち」は、どういうウクライナの映像を見ているのだろうか。
そう、あくまでざっくりとした数字上の、”おおげさな例え”だが、こんなにたくさんの人が視るものは、どん
十数億人が詩人になる日 〜結構悩む!「中国語年賀メール」の文言〜
どうしよう、中国語年賀メール
まもなく「過年(グオニエン=年越し)」。
また今年も、悩む時がやって来た!世界中の中華系の人々が祝う旧暦の正月が、あと数時間後に迫っているのだ。
日本と同じように、年が変わる瞬間に、いや、その前から、そしてその後も、中国や台湾の知人からメールがどんどん届く。こちらも、もちろん送るのだが、これが、なんと書いていいやら悩みまくるのである。
みんな“詩人“で、びっくり
「親戚の呼称”計算機”」は夢の発明!?〜外国人を悩ませてきた”中国語での親戚の呼び方”
どんなに頑張っても、もう無理!? 複雑すぎる”親戚の呼称”中国語の勉強で、何回教えてもらっても、何度勉強しても、どうしてもどうしても覚えられなくて本当に困り果てているものがある。それは「親戚の呼び方」だ。あまりに複雑で私たち外国人学習者を苦しめ続けてきた。
今年も残すところあとわずか。今年の悩みは今年のうちに解決しよう。中国語学習での悩みは何だろうと考えたら、迷わず出たのがこの問題。もう何年もモ
【中国記憶note】おらが村の大問題、中央電視台なら解決してくれるはず!
北京で見た謎の行列の正体は?
もう10年ほど前の北京。国営テレビ中央電視台(CCTV)の本社前(当時)に、よく長蛇の列が出来ているのを見て不思議に思っていた。何の列だろう。一見して地方の農村から出てきたと思われる人たち。彼らが目指すのは、テレビ局脇の鉄格子がある窓口だ。
彼らはなんやらお金を払って、紙をもらっているように見えた。後日中国人の同僚に聞くと、彼らは地方から、自分の地域にある問題を改善
「語学だけじゃダメなんだよ」の裏にある陰湿さの正体は?
語学学習者を必要以上に嫌う人たち
noteでいつも貴重な中国情報を得させていただいている華村@中国さんの”「外国語ができてなんか意味あんの?」について考えたことの記録”を読んで、私も考えてしまった。
報道現場に長い間身を置いていたが、少し言い方や意味合いは違うものの、「語学だけできても仕方ないんだよ」という言葉を口にする人がとても多かったことを思い出したからだ。
ここでいう「語学だけ」というの
【中国記憶 note】ひらり!上海外灘に舞い降りた太極少女
子供の頃絵に描いた未来都市のような上海・浦東地区の摩天楼を背景に、颯爽と、しかしふんわりと舞い降りた天女は、小さな女の子だった。
1990年。中国と言えばまだ「自転車の大群と太極拳」のイメージだった時代に初めて訪れた上海・外灘。浦東地区にまだ高層ビルはなく、旧英国租界の前で中高年が、本当に太極拳をしていたのをこの目で確認して興奮したのを、鮮明に覚えている。
あれから30年。コロナ前に訪れた外灘
逆効果ちゃうかなあ? 中国のメディア戦略
「もっとうまくできんのかな・・・」
何か政治的な問題が起きた時の、中国のネット上で起きるいつもの動きについての素直な感想だ。なんか完全に当局は、“逆効果では?”と思われる動きを繰り返している気がするのだ。
女性テニス選手と前副首相のスキャンダル
中国の女子テニスの澎帥(Péng shuài ポン・シュワイ)選手が、張高麗(Zhāng Gāolì ヂャン・ガオリー)前副首相との不倫をネット上で
日本ニュース「やっとあった!」・・と思ったら!?
「日本ニュース無し」がデフォルトになりつつある?新華社
中国国営通信の新華社で、とにかく最近日本関連のニュースが見つからない。各国のメディアを見ていて、最近極端に新華社の日本ニュースが少なくなっていることに気づき書いたのが、4ヶ月近く前のこの記事↓。
「中国が主語」の国際ニュース & 米国の悪口オンパレード
毎日見ているが、日本関連、とにかくないのだ。
日本の総選挙にしたって、相当短い記事