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恋とか愛とか過去とか今

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恋愛のいろいろです
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#コラム

キッスからの入籍入籍入籍〜〜

キッスからの入籍入籍入籍〜〜

てことで入籍しました、正式に結婚。
正式って何、ということはさておき
紙を出したんです。紙切れ一枚で苗字も戸籍も変わる。
別にわたしに変わりはないけど、ちょっと新しい私にわくわくする。

わりとスルッと、ぬるっと、すんなり順調に結婚したな。いや、今までが色々ありすぎただけか?

(※ちなみに、入籍したその夜、ずっとnoteに書いていた元彼が夢に出て来て、更に次の日も出て来た。怖すぎる。わたしは何に

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元カレ完全成仏🌋シリーズ⑥【最終回】

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最終回です!!やっと!

▼続き

最後になるかも、と予感していた話し合いの日が来た。

家を出る前にふと、
帰ってきた頃の自分はもう彼と別れて1人なのかもしれない、と思った。

その時、彼の物が残った1人の部屋に帰ってくるのは辛すぎる、と思い、
まだ別れるかわからないのに、彼が使っていた枕やパジャマ、食器類などをとりあえずゴミ袋に詰めた。

もしかしたら別れてしまうかもしれない、

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元カレ完全成仏🌋シリーズ⑤

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続き▼

わたしの、しあわせ絶頂期の中の漠然とした不安は現実になった。

彼の2回目のアプリが発覚したのは、
わたしの27歳の誕生日祝いをしたすぐ後で、
これから明るい未来がありそう、とやっと感じられるようになった頃だった。

今まで隠し続けていたわたしの存在を、
転職を機に、仲のいい元会社の先輩たちに話してくれたり、一緒に住む家をネットで見てみたり、少ない時間を使って会いにきてく

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言葉で伝える大切さを教えてくれたのは

言葉で伝える大切さを教えてくれたのは

Xmasはいつだって、大好きな日で、
誕生日より、年末年始より、何よりも1番嬉しい時期だ。それは、 クリスマスにこれといったトラウマがないから、かもしれない。

今年も、12月に入ると既に浮き足立って、
部屋にツリーのタペストリーを飾り、クリスマス当日の予定を早々に彼と決めた。

街に出ると、ツリーのオーナメントを見たり、踊るサンタを見たり、街路樹が点灯したり、目が忙しくて、心が浮き足立って、幸せ

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ぜんぶその人で満たすなんてムリだけど

ぜんぶその人で満たすなんてムリだけど

一年ほど前から半年間くらい、会っていた人がいた。
最近、その人の家の近くを、仕事で通ることが立て続けにあった。

『夜勤だから今家にいるのかな..』と思いながら、昼間なのに停められている、黒のSUVを横目で見ていた。

わたしはあの時期、のめり込まないように気をつけながら、彼と適度に会っていた。
自分ルールで、相手の家には無闇に行かない、ということを決めていた。
だから、その期間家に行ったのはたっ

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どうしても手放せないから、そのままで今の幸せと前を向く

どうしても手放せないから、そのままで今の幸せと前を向く

思い出は、取捨選択して持っていたい。

でも、忘れたいものほど鮮明に記憶していて、全然過去においていけずに、ずっっと荷物になっている。

他の人たちの思い出は、どんどん過去に置いていけるのに、なんできみのことは、思い出として一個も減らないままなのか。
なんで、そのままの重量で、ずっと持っておいてしまうんだろう。

少しずつ減らして、自然に過去に置いていくことが出来ない。
ずっと中の重さは変わらず、

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あの夜があったから、これからも

あの夜があったから、これからも

そういう貴重な夜を、そういう忘れたくない瞬間を、どれだけ持っているかで、人は、強くなれたりする。

何事にも代え難い夜や、かけてもらった言葉や、包まれているような視線や、ほほえみかけられたその顔や、感じた体温の暖かさや、あの時見た景色を。

その一瞬や、絶対に忘れたくないと思えた夜を、いくつ持っているだろう。
それは、絶対にその後の自分を助けてくれるし、もしかすると最後の砦になるかもしれない。

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ラブレター

ラブレター



最近、考えていたことがあった。

付き合ってから相手に、「好き」「かわいい・かっこいい」だけじゃなく、「愛情」を注げるようになるのって、いつ頃からだっけ?

「好かれてる」じゃなく「愛されてる」って感じられるようになるのは、いつ頃からだっただろう?

恋人になるまでのその人との関係値によって、遅い早いはあるし、一緒に体験してきた事柄によっても変わる。

けれど、考えている中で、なんとなくこれが

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安っぽい固いシーツやダサいカーテンの柄に守られていた

安っぽい固いシーツやダサいカーテンの柄に守られていた

ラブホテルのあのカサカサしている
シーツや布団の感触を思いだす。
いかにも、
「ここは快適な睡眠をとるための場所ではない」と言われているような、あの安っぽい質感。

昔の恋人とはそういう風に始まって
付き合うまでの期間、結構お互いが適当で、相手がいたけど後々別れて、だけど付き合えなくて、みたいな複雑なスタートだった。

何度も行ったホテルの、あのシーツに包まれて寝ていた夜。今思い出しても記憶がぼん

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この先も、あの記憶を越えられないまま

この先も、あの記憶を越えられないまま

又吉さん原作の映画、『劇場』を観ると、そう言った気持ちが溢れ出過ぎて、嗚咽してしまう。
ぽろぽろ泣くのではなく、音にすると「うわーん」という感じで、子どもに戻ったみたいな泣き方をしてしまう。
映画館にも観に行ったし、アマプラでも何度も観た(もう計15回くらいは観てる)

この人のまとめる、映画予告的なクオリティが凄くて、映像と音楽と実際のセリフが、めちゃくちゃ上手くまとめられている。
良すぎるので

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しあわせの蓋の裏に付いてる悲しみを舐めて安心する

しあわせの蓋の裏に付いてる悲しみを舐めて安心する

ここ数年ずっと続いていた感情で、

「とはいえ後ろめたい」「とはいえ不安」「とはいえ苦しい」みたいな状態があるのだけど、今なんとなくそれが穏やかになっている。
さらには、この「とはいえ」の状態からくる心の不安定さを紛らわすための〝おくすりみたいな存在作り〟からも解放されている。

頭に付いている「とはいえ」という謎の接続詞(?)は、どの時点から続いているのかと考えると、かれこれもう5年くらい前から

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きみにいいことがあるようにって祈れたら愛?

きみにいいことがあるようにって祈れたら愛?

愛って。 深くて底なし。
重くて、温かくて、柔らかい。

とっても厄介で、でもしあわせ。

大人になってから、〝概念〟について考える時間が増えた。愛とか、優しさとか、強さとか、寂しさとか。そういったものについて、考えたり言葉にしたりする時間が、意外とすき。

愛は、すきな異性にだけじゃなくて、友達にも、家族も、飼っているペットにも、育てている植物にも、なんにだって注ぐことができて、その感情を抱くこ

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どうかわたしのいる日常に慣れないで、と願いながら

どうかわたしのいる日常に慣れないで、と願いながら

元々彼との思い出がどうとか、別れたとか浮気されたとか色々言ってネタにしてきましたが、実はこの3ヶ月くらい定期的に会っていた男の子がいて、私もじんわり好きになっていって、最近付き合うことになった。今回は大丈夫な気がする(前も言ってた気がする)

今まで、裏切られたり、雑に扱われたり、付き合ってから相手がだんだん変わってしまったりと傷ついたことが多かったから、もう泣くような悲しいことは起きないでほし

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宝物のおもいでを全部あげる

宝物のおもいでを全部あげる

まだ全然、夢を見てうなされたり、SNSを見たり、共通の知り合いに会ったら元気にしているかをそれとなく聞いたり、誕生日にライン返しをしたほうがいいか悩んだり、してしまう。

一人暮らしをしているわたしの家の周りには、一緒に行った飲食店がひしめき合っていて、いつも一緒に行っていたスーパーで今も毎日買い物をして、たまにふたりで通っていたモーニングが美味しいコーヒー屋さんに、今はひとりで行っている。

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