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”スキ“を付けさせていただいたクリエイターさん達の投稿の中から是非とも多くの方々に読んで欲しい、共有したいと思った投稿のまとめ。 (ご迷惑な場合は連絡をいただければ出来るだけ早く…
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2019年11月の記事一覧

なぜデモに暴力がともなうのか、その原因と意義|周庭

なぜデモに暴力がともなうのか、その原因と意義|周庭

香港の社会運動家・周庭(アグネス・チョウ)さんの連載『御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記』。流血の事態が続く香港の民主化デモ。警察の暴力的な対応のみならず、親中国派による襲撃も相次ぎ、混乱は増す一方のようです。なぜ民主派は武器を手に取るのか。11月24日に行われた区議会議員選挙の結果と合わせて、香港の「今」を報告します。(翻訳:伯川星矢)

周庭 御宅女生的政治日常――

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「時代が作った天才クシシュトフ・コメダ」 ポーランドのジャズ・コンポーザーの話

「時代が作った天才クシシュトフ・コメダ」 ポーランドのジャズ・コンポーザーの話

どんな芸術も、社会や政治のあり方と完全に無縁ではいられないのは今や自明のことですが、それと同じくらい大事なのは「どんな人たちがいて、どんなつながりが生まれていくか」という出会いの運命だと思います。

今年日本との国交樹立100年のアニヴァーサリーイヤーを迎えた中欧の文化大国ポーランドには、「現代のショパン」とでも言えそうな偉大なジャズ作曲家がいます。

1969年に亡くなったクシシュトフ・コメダ

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Base Ball Bearを追えば次に流行る音楽ジャンル分かる説

Base Ball Bearを追えば次に流行る音楽ジャンル分かる説

10年代の音楽シーンを考える記事を「Hello,CULTURE」に掲載した。

この記事を書いて改めて考えると、10年代の音楽シーンをスゴク大雑把に纏めると「4つ打ちダンスロック→EDM(打ち込み・エレクトロ)→ブラックミュージック→シティポップ」という流れだったことが分かる。

そして以前から僕が考えていた事がこの記事のタイトルである「Base Ball Bearを追えば次に流行る音楽ジャンル分

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いつも小瓶をポケットに入れて

いつも小瓶をポケットに入れて

 25年も前の話になる。人口8000人のバレンシアの片田舎で、私の外国人嫁としての苦難は予告なしにスタートした。

 標準の日本語しか知らない外国人が、いきなり東北弁や沖縄弁でしか存在しない世界に飛び込んだ時を想像してほしい。大学や語学スクールで勉強したのは文法中心の標準スペイン語のみ。公的機関での標準語としてのスペイン語はもちろん存在しても、村での共通語はあくまでもバレンシアの地方言語。

 パ

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大林宣彦監督と同じ時代を生きている光栄。 映画『転校生』

大林宣彦監督と同じ時代を生きている光栄。 映画『転校生』

人生で観てきた映画の中で、自分的に「オールタイムベスト」なものを少しずつ紹介していきたいと思います。

「もしかして、入れ替わってる!?」

大ヒット映画『君の名は。』(言わずと知れた新海誠監督)のこのキーワードをいろんなところで見るたびに、ムズムズする。

『転校生』を忘れないでくれよ。
同じ「入れ替わり」を描いた名作として、この映画を若い人ももっと知ってくれよ。

誰かにそう伝えたくなって、ム

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ありがとう夢が叶ったよ!

ありがとう夢が叶ったよ!

これが空なんだね。
みんな小さくなるんだね。
ちょっと羽音がウルサイけど、
夢が叶ったよ!

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「他人の意見や考えを知るのが気持ち悪い」という感覚について

「他人の意見や考えを知るのが気持ち悪い」という感覚について

最近はネット上が真面目な議論、とりわけポリティカル・コレクトネスとかジェンダー関連の話題で噴き上がることが多い。知り合いの何人かも、そこかしこが「意見」で溢れる傾向を気味悪がったり、嫌な時代になったというふうに嘆いたりしていて、同じようにストレスや負担に感じている人は少なくないのではないかと思う。

実際にはこういう「意見」とか「議論」がネット上を真っ黒に塗りつぶしているわけではないのだが、こうい

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フィンランドで、男女混合・全裸サウナ。  そこは世界一「幸せ」な人たちが「孤独」を寄せあう場所だった。

フィンランドで、男女混合・全裸サウナ。  そこは世界一「幸せ」な人たちが「孤独」を寄せあう場所だった。

見知らぬ男性と“全裸”でサウナに入ることになるとは思わなかった。

フィンランドの首都・ヘルシンキにある「カウリランサウナ」でのことだ。

1週間の休暇をもらって、フィンランド・サウナ旅に出かけた4日目。
本場のサウナの作法に慣れてきたところに、男女混合・全裸という新しい衝撃がふってきた。

「水着は、誰も着ませんよ。ここではね」

おろおろする私を見かねて、声をかけてくれる地元客とおぼしき女性。

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