おおがきなこ(漫画家)
心が疲れてしまったので、ぜーんぶほっぽり投げて、夏休みをとりました。そしたら妊娠して、コロナ禍で赤ちゃんが産まれました。2021年10月28日発売『コロナ禍妊娠日記』ではもっとたくさん、産前産後の体験を描き下ろしてます。肝心の出産時の話は、書籍でしか読めないよー。
発売中の『いとしのオカメ』『いとしのギー』『今日のてんちょと。』予約受付中の『エミ34歳、休職させていただきます。』に関する情報や、トークイベント等のお知らせです。作品を通して、たくさんの人と出逢えますように!
個性的な3匹の犬と作者の、犬愛にあふれた感涙エッセイ漫画。書籍化した、オカメとのお別れを優しく描いた『いとしのオカメ』元野良犬とのふれあいを描いた『いとしのギー』に続き、新入り王気質のマルが加わった、ささやかな日々の物語。
エッセイ・コミックエッセイです。過去、心の風邪で引きこもりだった作者が、社会にふんわりと飛び出して、漫画家になりました。ただいま36歳。いろいろあってもボチボチと、「やさしさのおきばしょ」をこしらえましょう。
こはぜ珈琲の「てんちょ」の元へやって来る、悩みを抱えた大人女子のオムニバス。「優しい気持ちを取り戻せる」と話題になって書籍にもなった、新感覚の癒し系漫画。小さな事でささくれだった心が、てんちょに会うと、ホッとひと息まぁるくなる。
初めまして。漫画家&イラストレーターのおおがきなこと申します。おおが/きなこです。 エッセイ漫画(夫婦の暮らし・妊娠生活・保護犬漫画・心身の癒しを考える漫画etc...)と挿絵を中心にお仕事をしています。 ・・・noteで♡が多かった記事・・・・・・noteのマガジン一覧・・・noteでは、夏休み日記(夫婦の暮らし・途中から妊娠生活を描いたシリーズ)↓ 家族にむかえた保護犬との暮らしを描いた「いとしの」シリーズ(書籍化)。↓ エッセイ漫画ではなく、創作漫画の「今日のて
お久しぶりです。おおがきなこです。 お仕事以外でペンをにぎらなくなって、1年。育休を理由にしてたけれど本当はちがうんです。SNSでエッセイを描きたくなくなったんです。 3日前に私のお父さんが永眠しました。 余命を知ったのは、出産後間もなくでした。 私がそれからすぐに取り掛かったのは、お父さんが死んでしまう準備です。ペンを捨てると決めたのも、準備のひとつでした。 この先は、本当に私のことを応援して下さっている方にしか聞かれたくない話なので、ここから有料設定にしちゃーう。
↑の続きです。 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ 『コロナ禍妊娠日記』発売にあたって、note編集部さんが紹介記事を書いて下さいました!ありがとうございます!
新刊について予約日前から「半分以上描き下ろし」と言っていたのですが、数えてみたらSNS掲載より描き下ろしの方が5ページ少なかったです。 Amazonレビューで指摘して下さった方がいて、気付きました。ありがとうございます。嘘をついてしまって本当にごめんなさい...。確認不足のまま焦って宣伝してしまった私が悪かった...。 すでに購入してしまった方に申し訳ないです。次からきちんと確かめて、そういう情報は出すようにします。猛反省...嘘言って本当にごめんなさい。 おひとりおひ
・・・・・ ・・・・・ 新刊『コロナ禍妊娠日記』描き下ろし満載です。Amazon・楽天・e-book・ヨドバシ・書店等で発売中!電子もあります。ぜひぜひ読んで下さいね。 ・・・・・ 「どうしよう、ムリだよ」が「大丈夫」になるまで。 緊急事態宣言中に妊娠・出産した、夫婦の葛藤と支え合いの記録。 Twitter、Instagram、noteで共感の嵐! 「妊娠より、もうコロナの方が身近だった」「多分私、産むときもひとりなんだ」 「4度目の緊急事態宣言、聞き慣れ
はーー緊張する。いよいよ本日、発売日です。 お近くの書店になかったら、Amazon・楽天・e-book・ヨドバシ等でご注文を!電子版もあります! 描き下ろし満載です。ぜひぜひぜひ読んで下さいね。 ・・・・・ 「どうしよう、ムリだよ」が「大丈夫」になるまで。 緊急事態宣言中に妊娠・出産した、夫婦の葛藤と支え合いの記録。 Twitter、Instagram、noteで共感の嵐! 「妊娠より、もうコロナの方が身近だった」「多分私、産むときもひとりなんだ」 「4
・・・・ ・・・・ ・・・・ ・・・・ つづく。 ・・・・ 新刊にはここにない描き下ろしがどっさりと載ってます。
30分の立ち会い(コロナ禍で制限があったんです)を終え夫は帰り、まだ助産師さん達が忙しく片付けをする分娩室で、リンダと2人きりになった。 クリーム色の帽子をかぶせられ、私の胸にピットリのっているリンダ。 (このあたりの話は新刊「コロナ禍妊娠日記」に描いたのでとばして) そのまま抱いていたかったけど、急にクラクラと気が遠のいてきたので、「落としそうです」と告げた。助産師さんに抱かれて、リンダは他の部屋へと移される。 私はそのまま気を失うみたいに寝た。 ..... 病
お昼が近づいてきた。 「おおがさん、赤ちゃんおりてきてます。頭がもうそこに見えますよ」 膣に手をズボッと入れながら、助産師さんが笑顔で言う。私はまだ半分寝ていた。なんだかもう何も怖くなかったし、何も寂しくなかった。 この子を1人で頑張らせるのは、もうやめる。私はちゃんとこの子を応援する。ちゃんとこの子を待つ。ちゃんと一緒にいる。腹をくくるっていうのは、もうあなたを無視しないよって事なのかもしれない。 「これから分娩室に移ります。その前にイキむ練習をしておきましょう」
あんなに深い眠りは初めてだというくらいに、よく眠った。 夜中もたびたび助産師さんがきて、膣に手を入れたり血圧を測ったりされたけれど、ほぼ眠りの中にいたのであまり憶えていない。寝たまま膣をグリグリされた時もあったと思う。 (昔、保健室のベッドで熟睡した気分に似てる。周りの音や人の声がうっすら聞こえて、自分は夢の入り口で、とても気持ちよくて、半分孤独) 時々意識が戻ると、家で待つ夫と犬のことを必ず考えた。会いたかった。 次に会う時は、立ち会いの時だ。もう2人きりじゃない。
夕食の後、すぐに化粧を落とし歯を磨いた。なんとなくスッピンで産みたかったし、多分これから準備に入るのだろう。サッパリしていたい。 洗面所の大きな鏡にうつる自分を写真に撮った。最後の、大きなお腹。なら横を向いてお腹の山が目立つようにすればいいのに、正面から撮っていた。失敗してる。 そうだトイレにも行っとこうと便座に座ったけど、なぜか膣に力を入れても尿が出てきてくれない。詰まっちゃってる感じ。 もっともっと!とふんばったら、さっき先生に入れてもらったバルーン(子宮口を開く道
これを描いた次の日に陣痛が来て、その次の日に子どもが産まれました。 今これを読んで思う事は…やっぱりここで言うんじゃなくて、漫画にしますね。
やめないやめない。だって、やめなくていいんだから。
妊娠中に描いていた絵日記、noteにも遡ってアップしていきますね。 新刊には、ここでは読めない話を多く描き下ろしてます。発売をお楽しみに! ・・・・・・・・・・・ ↓おおがきなこの人気漫画。心が疲れて働けない、全ての大人へ。 ↓7話まで試し読みができます。5話が大人気。
ギー大好き。 あ、新刊【コロナ禍妊娠日記】10月28日発売です!お楽しみに! ・・・・・・・・・ ↓描き下ろしのたくさん入った書籍版(電子版も)です。温かくて、とってもいい本になりました。お家時間にぜひお迎えください。 ↓オカメとギーの可愛い特設サイト ↓おおがきなこ最新刊。心が疲れて働けなくなってしまいそうな、全ての大人へ。 ↓7話まで試し読みができます。5話が大人気。
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