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私の詰めアマ旅行記

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旅行記✈️💞ほとんどが親友Nと行っています。トラブルは半年後には笑い話になってるよね…🥺と言いながら、1時間後には笑っています。 イタリア🇮🇹→アブダビ🇦🇪/オーストラリア🇦🇺/ドバイ🇦🇪…
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#行った国行ってみたい国

イランの何もない土地で、タクシー運転手とミカンを食べた話

イランの何もない土地で、タクシー運転手とミカンを食べた話

11月5日の深夜2:00、私たちはイランのイスファハーンの空港に到着した。

日本から13時間かけてトルコへ行き、丸一日イスタンブールの観光をしたのち、3時間半のフライトでようやく辿り着いた。

まだイランに着いて何もしていないと言うのに、寝足りなさと時差と機内食を食べることでの胃の休まらなさで身体はヘトヘトだった。

入国審査はスムーズに通り、スーツケースを待つ。

どうしたらそんな大荷物になる

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ターキッシュエアライン利用者限定のトランジットがアツすぎる

ターキッシュエアライン利用者限定のトランジットがアツすぎる

2022年11月頭、中東のイランに向かって出発した。

ずっと行ってみたかった謎多きイラン。
楽しみすぎる!

今回イランまでの道のりは、あえてトルコで乗り継ぐルートを選んだ。

おそらくドバイ乗り継ぎが最も早くてメジャーっぽいのだけど、行ったことのあるドバイよりもトルコを通る方が魅力的に感じた。

行きは18時間、帰りは20時間という長めのトランジット。この時間をどうやって使うが肝になる。

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おもしろ可愛いウズベキスタンの人々

おもしろ可愛いウズベキスタンの人々

ちょうど1年前にウズベキスタンに行った。

親日国だとは聞いていたけど、ウズベキスタンの人々は私が今まで行った国の中でも軍を抜くレベルでフレンドリーだったと思うし、なんだか面白くて親切な人が多かった。

旅の中で出会った、愛しいウズベキスタン人達の話をしたい。

・やたらと写真を一緒に撮りたがってくれる皆さん

旅行先で仲良くなって、「また会おうね、記念に写真撮ろ〜!」の流れはわかるのだが、ウズベ

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ぎりぎりメルボルンに置き去りにされずに済んだ話

ぎりぎりメルボルンに置き去りにされずに済んだ話

オーストラリア旅行に行った。

拠点はシドニーだけど、メルボルンには日帰りで行くことにした。

10ヶ月間メルボルンに留学していたNに案内してもらいながら、図書館にうっとりしたり、自分の親友がここにいたなんて不思議だなあと思ったり、マンチカンに懐かれたり、海を眺めたり、日帰りでも充分なほど街中を歩き回った。

(メルボルンの図書館。オーストラリア旅行で1番気に入った場所)

(メルボルンの海。海岸

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上海乗り継ぎが難易度高過ぎな話

上海乗り継ぎが難易度高過ぎな話

私たちがパリへ向かう為に取った航空チケットは中国乗り継ぎのものだった。
上海空港で乗り継ぐのだが、中国東方航空の便からエールフランスに乗り換える為、一度チェックインし直さなければならないというもの。
乗り継ぎ時間は2時間半。
旅慣れている方ならわかると思うが、かなりハードである。

中国に降り立つのは初めてだったが、どのサイトを見ても上海空港の乗り継ぎは難易度が高いだとか、中国東方航空の評判の悪さ

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イタリアから帰れなくてアラブに行った話(アラブ編②)

イタリアから帰れなくてアラブに行った話(アラブ編②)

「これだけあればモスクまで行ってくれるだろ…?」な金額のアラブ通貨ディルハムを握りしめて私たちはタクシー乗り場に向かった。

外に出た瞬間、何人かの運転手がウチのに乗ってけよと寄ってきた。(海外あるある)
1人の運転手に「これしか持ってないんだけどモスクまで行ける?」とお金を見せると、あっさり「OK」とタクシーに乗せてくれた。

窓から外の景色を見ているのはとても不思議な気分だった。初めての海外旅

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イタリアから帰れなくてアラブに行った話(アラブ編①)

イタリアから帰れなくてアラブに行った話(アラブ編①)

アラブ首長国連邦に行く予定などなかったのに、たどり着いてしまった。アブダビに。

自分の人生で中東に降り立つことなんてないと思っていたし、トランジットとは言えアラブにいることがまだ信じられない。

アブダビの時間で朝の6時に到着。飛行機が出発するのは22時なので、結構長いトランジットである。

まず空港に着いた瞬間に驚いたのは一瞬でWi-Fiが繋がったことだ。ローマの空港のWi-Fiは言っちゃ悪い

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イタリアから帰れなくてアラブに行った話(後編)

イタリアから帰れなくてアラブに行った話(後編)

中編はこちら。

エディハド航空のチェックインカウンターでは、何度予約したと言っても突き返されてしまった。

どうしたらいい。
予約完了のメールは届いているけど、引き落とし完了のメールは届いていない。
それはこの不安定な空港のWi-Fiのせいだと思っていたけど、どうやら本当に引き落とされていないようだ。何故だ…

「飛行機に乗り遅れた女の子たち」に女性のスタッフは困った眼差しを向けてくる。すると「

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愛しきパリの激安ホテル

愛しきパリの激安ホテル

パリでは5泊で1人16000円のホテルに泊まった。
パルマンティエ駅という地下鉄の駅からわずか250メートルの立地で、決して不便ではない。

現地に住んでいるフランス人の友達に1泊3000円のホテルに泊まっていると言ったらちょっと引いてから「それ大丈夫なの?」と言われた。

冷蔵庫、ドライヤー、電気ケトルは無いらしいが、安ければそんなもんだろう。最低シャワーとトイレとベッドさえあれば大丈夫。

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ウズベキスタン通貨が難し過ぎる話

ウズベキスタン通貨が難し過ぎる話

私「再来月5連休とれることになったよ」
N「まじ?旅行行っちゃう?どこ行く!?」
私「えー!そういえば先週世界ふしぎ発見でウズベキスタンやってて凄かった!」
N「ウズベキスタン?!行ってみたかったんだよね!行こ!」

旅行に関してはウルトラフッ軽女2人組なのでウズベキスタンに行くことが一瞬で決まった。

ウズベキスタンに関しての知識は私が世界ふしぎ発見で得た、スーパーインフレ中なことと、建築物が超

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ちょっとした雪でドバイへの飛行機が大幅遅延した話

ちょっとした雪でドバイへの飛行機が大幅遅延した話

1月末。一年で1番雪の降る時期。
東京でも年に1度くらいは雪が降るが、まあだいたいこのくらいの時期である。

私たちは22時発のドバイへに向かう飛行機に乗り込んだ。まさにそのシーズンで、外の雨は雪に変わりつつあった。なんて事のない、普通の雪だった。

初めてのエミレーツ航空。席が広い。窓がオシャレ。機体がデカい。画面もデカい。映画いっぱい。きれい。
すでに大興奮だった。

ドバイについてもいないの

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ベルサイユ宮殿のトイレで起きたカオスな話

ベルサイユ宮殿のトイレで起きたカオスな話

史上最強の10連休のゴールデンウィークにパリ旅行に挑んだ私たちが一番最初に向かったのはベルサイユ宮殿だった。

Nと2人の海外旅行はこれで4カ国目で、せっかちで無理な予定を詰め込むクセがあった私達は多少成長し、少しずつ余裕を持って旅行が出来る様になっていた。

臨機応変が得意で不機嫌になったりせず、何時間でも喋っていられる私たち2人にとっては余裕だったが、ぶっちゃけ思っていた50倍くらいベルサイユ

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フランスのバスツアーで知らない夫婦が置いてけぼりにされた話②

フランスのバスツアーで知らない夫婦が置いてけぼりにされた話②

ポン・レヴェック(2回目)に向かう間、鈴木さんは私たちに事情を話し始めた。

2号車のガイドが人数を数え間違えたらしく、出発してから2人足りないことに気づいた。夫婦を1組先程の村に置いてきたとのこと。
なんで俺らが探しにいかなきゃいけないんだと怒るバスの運転手をなだめながら逆走しているということ。

最初こそ驚いたけれど、バスに乗せられてるだけの私たちは特にすることもないのでただ流れる景色と馬と牛

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フランスのバスツアーで知らない夫婦が置いてけぼりにされた話①

フランスのバスツアーで知らない夫婦が置いてけぼりにされた話①

いつだって海外旅行はワクワクの連続。
そのワクワクの中には、見たことない景色を見たり、ずっと行ってみたかった場所に行ったり、あるいは日本では簡単にできることが何かとうまくいかないスリルなど、色々な要素がある。
だけど、やっぱり1番は人ではないか。
その国独特の文化や考え方で育つ、異国の人間はやっぱりおもしろい。
ホテルマン、タクシー運転手、海外で出会う現地の人はいつだってワクワク要素を持っている。

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