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滋味飯のすゝめ

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2021年3月の記事一覧

マグロ血合いの佃煮は旨味と栄養の塊。

マグロ血合いの佃煮は旨味と栄養の塊。

何度も言っているがマグロの血合いが好きだ。
美味くて安くて栄養がある。

といっても良い所だけでは無く
傷みやすい、処理が面倒、癖が強い……などの弱点はある。
だからあんまし売ってないし、安価なのだろう。

血合いは鮮度の良い内に処理して、臭みを弱くするか活かす調理をすると美味しくなる。

我が家では血合いは竜田揚げにするのが定番だ。
醤油、酒、生姜、ニンニクで漬けて、片栗粉を衣にして揚げる。

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春のオススメ。
焼いた新じゃが、ラディッシュ、粒マスタード、アンチョビ、ルッコラを混ぜたシンプルなサラダ。


アンチョビ2:マスタード1が美味い。
余裕があればラディッシュに軽く塩してから和えると良い。


素材の個性を活かした春らしい味。
ラディッシュの葉を混ぜても美味い。

甘くてほろ苦い春味。ぷるぷる豚軟骨とホクホク新じゃが塩煮~菜の花添え~

甘くてほろ苦い春味。ぷるぷる豚軟骨とホクホク新じゃが塩煮~菜の花添え~

そろそろ四月、食卓はすっかり春色に染まってきた。
山菜や筍、ホタルイカなどはちょっと特別な存在なので食べるときは気合いをいれて食べる。
が、今日はもっと身近な春の常食、新じゃがと菜の花だ。

冬は大根や白菜や葱を食べまくるように、春は新玉葱や新じゃが、菜の花、スナップエンドウ、などを食べる。
あくまで日常の食事。イツメンって奴だ。

今回の出汁は昆布、鰹節、それに豚軟骨。
沖縄的な味。ソーキだ。

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サヤの出汁で味重視の豆ごはん。

サヤの出汁で味重視の豆ごはん。

豆ごはん。
筍ごはんと共に
春の炊き込みご飯を引っ張る大御所。

豆ごはんは、塩、昆布、酒をベースにする炊き込みごはんだ。
この系統は他にも、栗、芋、銀杏、枝豆、ムカゴ、などなども仲間だ。

これらの共通点は、甘味がある事と、淡い味ということ。
醤油やみりんを入れ甘辛くすると素材の仄かな甘味や香りが負けてしまうので、塩と昆布と酒くらいにするのが良い。

ムカゴと銀杏のご飯も好き。

ただ、豆ごはん

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ゆで鶏の肉じゃない方の話。

ゆで鶏の肉じゃない方の話。

高タンパク低脂肪。
サラダチキンの流行もあり、鶏胸肉はすっかり人気者だ。

ちょっと前までは鶏肉と言えばもも肉だったのに、最近は胸肉の注目度がグングン伸びている。

なにを隠そう、我が家でもちょっと前までは鶏胸肉を使うことはほとんど無かったのだ。
といっても、我が家の場合は流行りに乗ってでは無く、家族の健康の為に食べる事が増えたのだ。

家庭での胸肉の食べ方はもも肉ほど幅広くない。
脂やコクは弱い

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ちょっと変わった副菜を50品。

ちょっと変わった副菜を50品。

前回はいわゆる‘‘普通の副菜‘‘をたっぷり書いた。
実際に我が家の食卓はそういう普通の料理が大半を占めている。

普段のシンプル料理50品note

けど、時には定番以外も食べたい。
そうやって色々な味に挑戦してきた。
失敗も成功もかなりの数ある。
そんな中で気に入っている美味しいのをまとめました。

あんまし他の家では作らないだろう
ちょっと変わった料理達です。
食卓に変化をつけたい方は是非とも

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普段のシンプルな副菜達を50品ほど。

普段のシンプルな副菜達を50品ほど。

副菜に悩んだらバーーーッてスクロールして参考になったら嬉しいな。
書いてる本人が一番使うと思うけど。

料理人だからって普段から手の込んだ料理をしているわけでは無い。
むしろシンプルにザッと作った料理の方がよく食べる。
手間や時間もだけど、そういう味が好きなのだ。

今回はなんというか、わざわざnoteに書いてこなかった料理達です。
簡単すぎるけど献立に悩んだら便利かも。

我が家の晩ご飯は一汁二

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