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ホテル暮らしのすゝめ

19
ホテル暮らしにまつわるあれこれを書いています。何卒。
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記事一覧

ホテル暮らしのすゝめ#19

ホテル暮らしのすゝめ#19

福岡にいる。
博多である。

こう書くとなんだか頻繁に
来ているような気もする。
まあ実際そうなのだろう。
まず福岡は大都市である。
バンドという興行をしてまわっている以上
大きな街ははずせない。
致し方なし
といったところだろう。

今回は
事故渋滞などもあり
東京からおおよそ14時間半かかった。
なかなか痺れた。
だが、ともあれ
無事に着けたのだ
疲弊こそしているが
無事に着けたことに感謝しな

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ホテル暮らしのすゝめ#18

ホテル暮らしのすゝめ#18


私は富山へ到着した。

ツアーファイナルを終えたのも束の間、
またすぐに別のツアーで
出てきたのだ。
もう少し休みたかったな
などと思いもするが
そこは仕方がない。
これは一応仕事であり
日常は続くものだ。

というわけで
ルームキーを貰い
部屋へと向かう。
ガチャリとドアを開け
中を確認する。
なるほど、今日は狭めだな。
ベッドの塩梅はまあまあか。
窓は開くな、よし。

色々と確かめたところ

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ホテル暮らしのすゝめ#17

ホテル暮らしのすゝめ#17

先日、仙台に行った。
もちろんツアーでライブをしに行ったのだが
その日はとても寒かった。

風がとても強く
雪もパラついていて
機材の搬入をしながらも
冷たい風に晒されてて
手や顔が赤くなってしまったほどだ。
いやはや、寒かった。

仙台といえば
いろいろと美味しいものがある。
有名なところで言えば
牛タンやセリ鍋、
麻婆焼きそばなどだろうか。
かく言う私も好きなものは多い。
仙台で食べる牛タンな

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ホテル暮らしのすゝめ#16

ホテル暮らしのすゝめ#16

デイオフ。
今日はツアーにおけるオフ日だ。
ライブをした土地から
次の地へと移動をして
明日に向けて備える、
いわゆる移動日というものだ。

オフ日というものは
実に可能性に満ちている。
どこかに出掛けてもいいし
何かを食べに、お酒を飲みに
出てもいいだろう。
好きなことに時間を割ける
数少ないチャンスと言っても過言ではない。

というわけで
ホテル暮らしのすゝめ
其の十六、
"オフ日の過ごし方"

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ホテル暮らしのすゝめ#15

ホテル暮らしのすゝめ#15

今年もツアー生活がはじまった。
となると
必然的に多くなるのが
このホテル暮らし。
いやはや、はじまったんだなぁ。

まずは京都へ行き2泊。
そして松山へとやってきた。
数週間ぶりのホテル。
いろんなことを確かめながら
過ごしてゆく。

久しぶりなこともあるが
やはりホテルの部屋ごとの塩梅もある。
ベッドの硬さや
お風呂の広さ、
窓の空き具合など
確認しつつ、

ホテル暮らしのすゝめ
其の十五
"

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ホテル暮らしのすゝめ#14

ホテル暮らしのすゝめ#14

あと数日で2023年が終わる。
他でも書いているが
あっという間だったように感じる。

子供のころはあんなに
夏休みが長く感じてたのに
今となっては
1年があっという間に溶けてゆく。
これはどうやら代謝が関係しているらしい。
詳しくはわからないけど、
そんな理由から
午前と午後でも体感が違うらしい。
へぇ。そうなんですね。

と、いうわけで
今年最後のホテル暮らしとなる
宮城県は石巻にやってきた。

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ホテル暮らしのすゝめ#13

ホテル暮らしのすゝめ#13

年末ですね。
ライブもやる事も
まだまだありますが、
今年も残すところ後数週間です。

いやはや、
早かったなー。
歳のせいかどんどん
1年が短くなってゆく。
まいったね、これは。

ホテル暮らしも
ど年末の一本を残すのみとなり
そこまではありません。
が、そんな状況の中、
今日も元気にやっていきたいと思います!

ホテル暮らしのすゝめ
其の十三
"赤は情熱の赤"編です。
よろしくお願いします。

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ホテル暮らしのすゝめ#12

ホテル暮らしのすゝめ#12

12月。
December。
師走。

もう年の瀬である。
やはり師走というものは
例年忙しい。
やる事は山のようにあるし
仕事も多く
出突っ張りだ。

そういえば
ちゃんとした個人的な
忘年会とか
全然やってないなぁ。
のんびりと忘年会でも
したいものである。

というわけで
ホテル暮らしのすゝめ
其の十二
"遊び心を忘れた大人たちへ"編
よろしくお願いします。

ツアーやライブが多くなると

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ホテル暮らしのすゝめ#11

ホテル暮らしのすゝめ#11

一週間のツアーを終え
帰路についている。

今回は宮古に始まり
船に乗って札幌へ行き
その後また船に乗って弘前へ行き、
となかなかの大移動だった。

しかしいろいろあったな…。
行く先々でいろんな人に会い
おもしろかったが、
昨日に関して言えば
機材のトラブルがあり散々だった。
日々の手入れはやはり大事だな
と反省するばかりだ。

そんなわけで
帰路の安堵に包まれた
穏やかな車内からお送りする

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ホテル暮らしのすゝめ#10

ホテル暮らしのすゝめ#10

札幌での公演を終え
我々は港へと向かった。
早朝5時の船へと乗り込むためだ。

大量の機材と物販を
車に詰め込み
ツアーを回っているため
これは仕方がないことだ。
電車や飛行機は使えない。

ゆっくりと港へ向かい
途中で食事を済ませ
コンビニで買い出しなどを
したところで港に着いたのは
午前2時過ぎ。
まだまだ時間はある。

しかし気力も体力も尽きてしまっていたので
人気のない待合室のベンチを
1

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ホテル暮らしのすゝめ#9

ホテル暮らしのすゝめ#9

いやー、めっきり寒いですね。
日によって違うのがまたしんどい。
寒暖差があるとやられがちですよね。
どっちかにして欲しいものだ
とも思うけど、毎日寒いのは
それはそれで堪えます。

それに乾燥。
乾燥すると喉や鼻に
影響が出ることが多いです。
ホテルの部屋はなんだか妙に
乾燥してるなと感じます。

濡れものを干したり
加湿器を借りたりもしますが
やはりそれでは追いつかないことが多いです。
いやはや

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ホテル暮らしのすゝめ#8

ホテル暮らしのすゝめ#8

"…それではその答えでよろしいですね?
ファイナルアンサー…?"

夜走りをした。
夜走りとは、仕事を終えて夜のうちに
次の目的地へと移動してしまうことだ。

目的地に着いたのは深夜3時過ぎ。
仕方がないのでコンビニに行き
風呂に入り軽く晩酌をして眠った。

バスタオル枕を使うと
バスタオルを通常使い出来ないので
フェイスタオルにて全身を拭う事になる。
もうタオルはびしょびしょだ。
なのでハンガー

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ホテル暮らしのすゝめ#7

ホテル暮らしのすゝめ#7

"アジャラカモクレン、テケレッツのパ!"

昔から、
流行り廃りなんて事を言いますが、
これは何も人間ばかりじゃなく神仏にもありまして……

と落語、死神の枕を講じてみたところで

ホテル暮らしのすゝめ
其の七
"枕詞に意味などない"編でございます。
よろしくお願いします。

最近、この冒頭やオチ
テーマの名付け方なんかで
頭を悩ます場面が多くありました。

そりゃ文章としては
色々と仕掛けがあっ

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ホテル暮らしのすゝめ#6

ホテル暮らしのすゝめ#6

"屁のつっぱりは、いらんですよ!"

私は今福岡に来ている。
全国を転々としながら
九州までやってきたのだ。

ソロも含め、
今年は何だか福岡に来ることが
多かったように感じる。
食べ物の多彩さや美味しさ
街の空気や人々など
好きな街のひとつである。

そんなわけで今日は
ここ福岡からお送り致します。
ホテル暮らしのすゝめ、其の六
"早いの、美味いの、安いの"編です。
よろしくお願いします。

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