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ホテル暮らしのすゝめ#11

十年一昔なんてよく言いますが、
二十年は二昔なんですかね?
…てか二昔ってなんですか?w

安野幽汰妄言集より

一週間のツアーを終え
帰路についている。

今回は宮古に始まり
船に乗って札幌へ行き
その後また船に乗って弘前へ行き、
となかなかの大移動だった。

しかしいろいろあったな…。
行く先々でいろんな人に会い
おもしろかったが、
昨日に関して言えば
機材のトラブルがあり散々だった。
日々の手入れはやはり大事だな
と反省するばかりだ。

そんなわけで
帰路の安堵に包まれた
穏やかな車内からお送りする
ホテル暮らしのすゝめ
其の十一
"長年の相棒"
編です。
よろしくお願いします。

ホテル暮らしをする上で
欠かせないものといえば
やはりスーツケースでしょう。

日々の衣類日用品
買ったお土産充電機器
私の場合は
食べるための装備品つっぱり棒など
人それぞれに
様々なものを詰め込み
運びます。

バックパックなどでは
重さがなかなか大変なので
タイヤがついていて転がせるというのも
スーツケースの良い点と言えるでしょう。

様々なものも詰め込んだスーツケース
言わば"動く自室"を転がし
旅をします。

行く先々のホテルの部屋に
スーツケースを広げ
少しずつ自分の落ち着ける
空間を作ってゆく
ホテル暮らしの醍醐味ですね。

というわけで
私の相棒はこちらです。

RIMOWAです。

今日は何というか
すゝめというよりかは
思い出話ですねw

これは私が自分の意思で
初めて行った海外旅行の際に
買ったものです。
あれは確か私が24歳の頃でした。

家族に連れられ
何度か海外には行ったことがあるものの
1人で海外に行くというのは
なんだかとても緊張感があったと記憶しています。結果向こうに友人もいたので一人旅というわけではなかったのですが、
まあドキドキしてました。

選んだ先はロンドン
なんでロンドンだったかはあまり覚えてないですが、とにかくその空気に触れたかった。
あとは楽器ですね。
その辺を買いたかったんだと思います。

にしてもだ。
とにかく私はスーツケースを持っていない。
海外旅行といえばスーツケースは必須だろう。
そう思い、買いたかったのですが
当時はどこでスーツケースが売っているかも
わからずに、なんとなく街をうろうろしていました。

別な用事でたまたま入った東急ハンズ
ここで私はリモワのスーツケースに出会いました。
おお、なんだかわからんが
なんかかっこいいな。
やはりはじめはアルミのものに惹かれたのですが
値段を見て即諦めましたw
この金額で旅行に行けてしまうではないか、と。

ただその当時、新作として
売り出されていた私のスーツケースは
値段としてはまあ少し安い。
そして軽くて丈夫だ、と
店員さんは教えてくれました。

でもなぁ、それでも高いよなぁ。
と思ったのですが
まあいくつも買うものでもないだろう
と決心をして購入を決めました。

初めてのロンドン旅行は
架空旅行記のように、簡単な下着類だけをスーツケースに詰め、スカスカの状態で行きました。
案の定、帰りには機材や書籍や洋服でパンパンだったのですが、とにかく行きと帰りの長時間フライトがきつかったですね。
前評判とは違って食べ物も美味しかったし
まあ楽しかった。
ロンドンではデジカメで撮った写真を元に
夜な夜なそれを絵に描いていました。
なんでそんなことしてたのかは謎ですがw
ロンドンでのホテル暮らし
そんな日々でした。

それから約20年
ずっと使い続けている。
共に様々な国に行ったし
ツアーでもずっと使っている。
文字通り、長年の相棒だ。

一度持ち手が壊れて
修理してもらったが、
不具合はその一度きりで
本当に軽くて丈夫で頼もしい。

やはり良い物というのは
それなりに値がはるが
これだけ長く使えれば
とっくに元なんて取っているだろう。
なんたって20年だ。
実に素晴らしいではないか。
これからもお願いしますよー!
リモワ氏ー!

というわけで
本当にただの思い出話となったw
ホテル暮らしのすゝめ
其の十一
"長年の相棒"

総括と致しましては
親しき中にも礼儀あり!手入れは怠るべからず!
こちらでよろしくお願いします。

家に帰ったら綺麗に拭いたりして
労ってやろうと思います。
…とか言って
なんで私は機材の手入れを怠ったのか…
あああああ!
と猛省を体現しながら
今日はこの辺にしとこうと思います。

それでは
ホテル暮らしのすゝめ、其の十二にて
またお会いしましょう。

ありがとうございました。

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