ホテル暮らしのすゝめ#8
"…それではその答えでよろしいですね？
ファイナルアンサー…？"
夜走りをした。
夜走りとは、仕事を終えて夜のうちに
次の目的地へと移動してしまうことだ。
目的地に着いたのは深夜3時過ぎ。
仕方がないのでコンビニに行き
風呂に入り軽く晩酌をして眠った。
バスタオル枕を使うと
バスタオルを通常使い出来ないので
フェイスタオルにて全身を拭う事になる。
もうタオルはびしょびしょだ。
なのでハンガーに吊るし干す。
保湿効果もあるだろうから
まあ良しとしよう。
乾燥が気になる季節に入っている。
というわけで
ホテル暮らしのすゝめ
其の八
"勝ちも負けもないんです！"編です。
よろしくお願いします。
そんな感じで移動してくると
やはりしっかり眠っても
どこか疲れている。
いつも通りくらいの睡眠時間は確保出来ていても
なんだか体が怠く感じる。
そうなると、食事。
何か栄養の摂れるものでも
食べたいなぁと思う。
夜はいつも通り何かしら作って
晩酌をする。これは確定事項だ。
なのでお昼ご飯。これに関しては
何となく外食や、コンビニやスーパーの弁当。
そんなものになってしまうことが多い。
簡単に済ませたいのだ。
しかし今日は栄養をしっかりと摂りたい。
栄養と便利さや手軽さを天秤にかけ
コーヒーを飲みながら思案する。
さて、どうしたもんか。
いや、今日は栄養だ。
やはり食べることは大事なのだ。
栄養の方へと天秤は傾き
カンカーン！とゴングが鳴り響く。
勝者！栄養選手！
携帯を手に取りスーパーを探す。
ホテルに着くと大体まずベッドの塩梅を確認し
その後に携帯でスーパーを調べる。
ルーティーンのようなものだ。
マップアプリというのはとても優秀で
どのマップアプリでも大体同じようだとは思うが
スーパーと検索すると
今いる場所の近くのスーパーの候補を
いくつか教えてくれる。
これには本当にいつもお世話になっている。
マップを頼りにスーパーへ向かい
夜の分も兼ねて買い出しをしてきた。
まあ夜はいつも通りだ。
以前にもお伝えしたが、大体鍋物中心だ。
そして昼飯。
何となく鶏肉が食べたいなぁと思ったので
これまた鍋にして食べようと思った。
使う食材はこんな感じだ。
鶏もも肉とキャベツとキノコ。
これらを生姜とダシダで煮込み
最後に厚揚げを入れて
米で食べようという算段だ。
まずはトラベルクッカーに水を入れ
生姜、ダシダを入れる。
そこにシメジと鶏もも肉を入れ煮込む。
キャベツとエノキは火の通りが早いので
後から入れる。シメジも火の通りは早いが
何となくキノコの出汁を楽しみたいと思い
先に入れた次第である。
非常にいい匂いです！
とりあえず灰汁は一旦無視しましてw
この上からエノキ、キャベツ、入りそうな厚揚げを入れていきます。
蓋をして暫く待ちます。
晩酌の場合はお酒を飲んで待つので全然いいのですが、昼飯となるとそうはいかないので
ただただわくわくして待ちます。
わくわく。
蓋の隙間から湯気がシューッと立ってきたので
開けてみます。果たして…。
おお！美味しそうだ！
早速箸で肉や野菜を取り分け
食べてみます。
ふむふむ、美味い！
素材の味が強めだが、むしろそれが嬉しい。
なんだか栄養をダイレクトに
摂れている気分だ。
なんとなく合うかな？と思い
黒胡椒を足してみるとこれまた美味い！
面倒がらずに手間暇かけてよかったな。
そんなことを思いながら
野菜を中心に食べ、
残りのキャベツと厚揚げを入れ
再度煮込んでゆく。
2ターン目を食べ始めると
さっきよりも味が濃厚になっている。
やはり鍋物は煮込み時間が大事ですね。
さらに美味しくなっている。
スープも良い味で疲れた体に染み渡るようだ。
鍋をおかずにご飯、と思い
米を用意していたのだが
なんだかバクバクと鍋だけ食べてしまったので
〆として米を入れ雑炊にすることにした。
米を入れ煮込み、最後に卵を落として
完成である。
想像通り最高に美味い。
一瞬でペロリと食べ切り
ご馳走様でした。
本当に元気になってく気がしています。
やはり食事はとても大事ですね！
取捨選択というものは
いつでも、どこにでもある。
例えばキャベツ。
千切りのキャベツを買うのは楽だが
恐らくは保存料などが入っている。
だがキャベツを同様に千切りにするのは
とっても手間がかかるし難しい。
このように様々な状況下において
常に何かが心の天秤にかけられる。
どちらを取るべきか。
しかしその答えは
その時々の状況に応じてでいいのだと思う。
疲れていたら便利さを取ればいいし
その逆、今回の私のような選択でも勿論いい。
正解などはないのだ。
ホテル暮らしは特に
家と違う分、意外と小さな負荷がかかっていたりする。なのでやはり自分が良いと思う方へ、
こっちが楽だ、こっちが楽しそうだ
こっちの方がリラックス出来そうだ
と、選択すべきだ。
そこにはどちらが良いはない。
どちらでもいいのだ。
勝ちも負けもない。
それでいいのだ。
というわけで
ホテル暮らしのすゝめ
其の八
"勝ちも負けもないんです！"編
総括と致しましては
"とにかく楽しめ！手間暇がかかるのならば、それも楽しめ！"
こちらでお願いします。
何をしてもいい。
何もしなくてもいい。
とにかく寛げる環境を目指して
なんでも楽しんでいきたいものです。
作ったり食べたり書いたりしていたら
すっかり晩御飯の支度の時間になってしまいましたがwそれもまた良し。
買い出しはもう済んでいるので
ゆっくり風呂にでも入ろうかと思います。
それでは、
ホテル暮らしのすゝめ、其の九にて
またお会いしましょう！
ありがとうございました。
幽
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