ホテル暮らしのすゝめ#9
"一匹のアメーバでさえ、見方によれば太陽系の数百倍も複雑である。"
コンラート・ローレンツ
いやー、めっきり寒いですね。
日によって違うのがまたしんどい。
寒暖差があるとやられがちですよね。
どっちかにして欲しいものだ
とも思うけど、毎日寒いのは
それはそれで堪えます。
それに乾燥。
乾燥すると喉や鼻に
影響が出ることが多いです。
ホテルの部屋はなんだか妙に
乾燥してるなと感じます。
濡れものを干したり
加湿器を借りたりもしますが
やはりそれでは追いつかないことが多いです。
いやはや。
困ったもんだ。
ということで
ホテル暮らしのすゝめ
其の九
"見方を変えてみよう！"編でございます。
よろしくお願いします。
先日書いたすゝめ其の八。
昼に鍋を拵えて食べた話です。
まあ美味しく頂いたわけなのですが、
夜もいつもの辛ラ鍋を食べようと思ってました。
でもやはり昼に鍋を食べてしまった手前
何となく鍋の気分ではなくなってしまいました。
まあそりゃそうですよね。
給食がカレーで家帰ってもカレーだった日は
なんだか憂鬱だった記憶があります。
いや、そんなことないかw
あれは何だか嬉しかったなw
そんなわけで、ですよ。
今回はすゝめと言うよりかは
可能性についての話をしたい。
果たして一体
何の可能性なのか…
そう。
それはトラベルクッカーの可能性についてです。
以前にも紹介した通り、
こちらステンレス製なもので
やはり焼き物というよりかは
鍋や煮込むもの
そういったものに向いています。
向いていると思います。
では、何が可能性なのかと。
鍋なんて毎日のように食べていて
いつも通りではないか。
手間暇かけたところで
鍋は鍋でしかないだろう。
そう、勿論鍋は美味しいし
意外と飽きがこない。
今回は特例だとしてw
まあ日々、鍋で充分なのです。
でもやはり、そこは
何か可能性を探りたいではないか？
と過ごす日々の中で
見つけたんです。
私の使っているトラベルクッカー、
転倒防止などの為、電熱器のまわりに縁があります。この縁がネックになっていて、付属の鍋かそれと同等のサイズのものしか乗らないのです。
これがまあ小さい。
なので半ば諦めながら日々を過ごしていたのですが、ある日我らが100均にて見つけたんです。極小フライパン！キャンプブームグッジョブです。CBGJ。とはいえ本当オモチャみたいなサイズなので、これは大丈夫なのかな？しっかり焼けるのかな？と若干の不安はありました。
そんな気持ちで試してみると
全然大丈夫。普通に焼ける。
温度センサーが働いて
途中で止まってしまったりはするものの
これは可能性しか感じないぞ！
と、いうわけで可能性です。
いつも通りに辛ラーメン鍋の具材は
買ってあります。
まあ純粋に今日はそれらを炒めて
晩酌しようではないか。
さあ、やるぞ！
まずば昼間の鍋で残った厚揚げを焼きます。
カリカリに焼いた厚揚げに生姜醤油。
美味いですよねぇ！
いい感じに焼けた厚揚げをザクっと切り分け
生姜醤油にて食べる。美味い。
次はどうしようか？
豚肉、キムチ、昼の残りのキノコがある。
これはあれしかないだろう。
豚キムチだ。
極小パックの豚肉の半分とシメジ
こちらを炒め火が入ってきたらキムチ。
そこに醤油少しと胡麻油。
あとなんとなくMSGを入れ炒める。
実にいい匂いだ。
もう普通にめちゃ美味い。
やはり焼きには焼きの良さがあるな！ふむ。
フライパンが小さい為
便宜上少しづつ何回かにわけて作る必要がある。
手間ではあるが、なんというか
コース料理のような趣がある。
これはこれでなかなか良い。
残った具材で豚キムチpart2に取り掛かる。
次はエノキである。
いやはや、なかなかいいですね。
目の前で作りながら食べていく。
台所と食卓の往復となると大変だと思うが
これはホテル飯の醍醐味とも言えるだろう。
満腹である。
本当にいつもとは違った満足感がある。
オモチャのような小さなフライパンではあるが
なんと可能性に満ち溢れていることか。
勿論小ささ故に出来ることは限られるだろうが
色々と熟考し可能性を探っていく必要がありそうだ。実に楽しみである。
物事は、見方を変えれば
違うように見えることがある。
同じ具材を使ったとしても
方法が違えば結果は全然変わってくる。
これはいろんな事にも言えそうだが
とにかく頭を柔らかくして挑めば
良い結果が生まれやすい気がする。
なんか嫌だなぁ、と感じる事でも
全力で楽しもうと思うと
なんか良いとこ見つかったりしますよね。
しないこともあるけどw
というわけで
ホテル暮らしのすゝめ
其の九
"見方を変えてみよう！"編。
総括と致しましては
"どんなことでも可能性に満ち溢れている！諦めたらそこで試合終了ですよ！"
こちらでよろしくお願いします。
またかよ…ってところではありますが
世代なもんで、大目に見てくださいw
退屈に思える単調な日々も
見方を変えれば
楽しい毎日になる可能性を秘めています。
そう思うとなんだか
気持ちがフッと軽くなるような
気がしてきますね。
それでは
ホテル暮らしのすゝめ、其の十にて
またお会いしましょう。
ありがとうございました。
幽
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